株式会社リクルートホールディングス(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 兼 CEO:峰岸真澄)が運営するギャラリー「ガーディアン・ガーデン(
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■『WEB GALLERY 総集編 PHOTOGRAPHY 2011-2014』概要
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2011年よりスタートした『WEB GALLERY』は、これまでガーディアン・ガーデンと関わりのある作家の作品を毎月一人ずつご紹介してきました。今回は過去にご紹介した作品を総集編として一挙にご覧いただけます。見逃していた作品、あらためてじっくり見たい作品をこの機会にどうぞお楽しみください。
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■16名の写真家の作品を一挙公開
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阪本勇「昼光ジャズ」2011年6月15日~7月14日公開
ウクライナ製カメラ「キエフ60」の6×6で対象に真正面から向き合って撮影した作品。写真を撮るという行為の積み重ねによって前を向いて歩いていきたいと語る作家の、写真への想いが強く込められています。
吉田和生「Hi-vision」2011年9月1日~9月30日公開
星空や雪、寺の伽藍などにカメラを向けています。フラッシュの閃光で白く飛んで一体何なのか判別がつかないイメージ。光に溢れ、抽象化されたその光景は、次元を超えて、事物の存在について問いかけているようでもあります。
天野祐子「Honu」2011年11月1日~11月30日公開
鳥は鳥でも野生の鳥と飼われていた鳥との違いは何か……。「見る」ということは一体どういうことなのか? その本質に向き合おうと試みた作品。「何これ?」と疑問に感じた事柄について自問自答しながら被写体と向き合います。
藤井昌美「ききみみ」2012年1月1日~1月31日公開
いわゆる“失敗した写真”を作品として見つめ直そうと試みた作品。現像の際に傷付いてしまったり、フイルム装填時に感光してしまった失敗写真と、ストレートに撮影したスナップや意図的に多重露光を重ねた写真を織り交ぜて再構成しています。
ボン靖二「そっぽ向く」2012年3月1日~3月31日公開
写真やPCで描いたイラストレーションが混在し、何だろうこれは? と、見る側の想像力がかき立てられる画像が次々と現れます。組み合わせや切り取り方で、思いも寄らない形や表現が生まれては消えていく作品。
山崎伸康「ユキサキ」2012年5月1日~5月31日公開
日常の何気ない風景や動植物を撮影した、やさしい包容力を感じさせるスナップ作品。写真の力を信じ、写真で社会に漂う閉塞感に光を見出したいという想いで制作されました。
飯塚修太「STILL PICTURE」2012年9月1日~9月30日公開
日常の光景や物を撮影し、これまで見たことのない新しいイメージ作りにチャレンジした作品。撮影したイメージやウェブ上で見つけた画像を混ぜたり、ディスプレイに映し出した写真を複写するなど、様々なアプローチによって制作されています。
中井菜央「『またね』なんて、なかった。」2012年11月1日~11月30日公開
被写体でもあった一人の友人の死をきっかけに、写真に残すことの意味を考え直し、同世代の女性たちのポートレイトを撮影することを通して、生と死を見つめ続けた作品。
下西進「I'm under the sky」2013年1月1日~1月31日公開
「都市」をテーマに、撮影の常識にとらわれない自由な発想と、綿密な準備を経て生まれたユニークな作品。ヘリウム風船に搭載したカメラで上空から地上の様子を俯瞰撮影しています。
奥山美由紀「残像」2013年3月1日~3月31日公開
暗闇の中に浮かぶ窓灯りや、終演後のサーカスのテント、子供の頃に見てしまう怖い夢などの断片的な記憶を、写真で表現した作品。新たに撮影した現実の風景写真と、自ら制作した模型による風景写真とを組み合わせて展開しています。
佐藤航嗣「えんの外」2013年5月1日~5月31日公開
幼い頃、明かりのもれるスーパーの前で母を待つ自分を、誰ひとり気にも留めない。まわりの世界からはみ出したような感覚と、幻のような記憶の連なり、その感情をいまあらためて俯瞰することで紡ぎ出された新作。
山下隆博「感覚のコラージュと編集」2013年6月1日~6月30日公開
1984年インド、ボーパールで起きた、世界最悪の化学工場事故を追った作品。僅かに生き残った人々のポートレイトとスラムの生活。昨日の事のように事故の体験が語られ、依然その爪痕が深く残る現地を山下が訪れます。
古川泰子「details of light」2013年10月1日~10月31日公開
古川はこの約10年間、一人の少女にレンズを向けています。すぐに消えてしまいそうなおぼろげな光と共に、時間の流れの中で変化して行く少女の佇まいや風景が丁寧に撮影された新作。季節や場所を少女と共に旅をするかのような作品。
広川智基「目には見えない大事な感覚」2013年12月2日~12月31日公開
東京を中心とした都市部の夜の風景に加え、“雨に濡れる樹”、“秋田の雪景色”の2つのシリーズを交えながら新たに再構成した作品。東京で生まれ育った広川が、何かを取り戻すかのように被写体とゆっくり対話し、撮影しています。
池崎一世「彼らの時間」2014年2月3日~2月28日公開
蚕を家で飼育する事になった池崎とその子供たちを追った作品。絹糸本来の価値を求めず、ただ飼われるだけの蚕の在り方に疑問を抱きつつも、いつしか家族を巻き込んで目の前の蚕の世話に追われていく生活の様子が写し出されます。
林孝輔「山と庭」2014年4月1日~4月30日公開
旅の途中の空いた時間にパノラマサイズで撮るうち、もともと好きだった伊藤若冲の絵画など日本の伝統的な美しさを意識し始め、掛け軸のようなパノラマサイズの写真にのめり込みます。ステレオタイプの日本的な美しさを探し歩いた新シリーズ。
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■ギャラリーについて
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リクルートホールディングスは、メセナ活動の一環として、東京銀座に「クリエイションギャラリーG8」と「ガーディアン・ガーデン」の2つのギャラリーを運営しています。
「クリエイションギャラリーG8」は、グラフィックデザインに焦点を当てたデザインギャラリー。「デザインとコミュニケーション」をテーマに、国内外を代表する作家から、先鋭的な送り手の作品をご紹介しています。
展覧会ごとに「クリエイティブサロン」というトークショーを開催するなど、作品だけでなく送り手の発想や行動の背景・過程を分かりやすくお伝えできるスペースを目指しています。
1985年に「G7ギャラリー」としてオープンして以来、広告・グラフィックデザイン・アートを通じて、来場者の方々に「コミュニケーション」の原点を考える場として親しんでいただいております。
また、「ガーディアン・ガーデン」は若手クリエイターに表現する「機会」と「場所」を提供することを目的に1990年にオープン。
グラフィック、写真を中心としたコンペティション・ギャラリーとして、公募展を中心に活動を展開しています。
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