ネットワンシステムズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:竹下 隆史)は、9月14日より、データ&AIカンパニー Databricks Inc.(本社:米国カリフォルニア州サンフランシスコ、CEO:アリ・ゴディシ)がグローバルに展開するマーケットプレイス「Databricks Marketplace※」にて、日本国内のローンチ・データパートナーとして参加し、当社イノベーションセンターで取得した様々な実データの提供を開始します。Databricks Marketplaceでのテータ提供を通じて、ネットワークインフラ視点から見えてくるデータ活用の普及・支援に取り組んでまいります。
■背景
当社は今年5月に、新たなイノベーション創出の場として「イノベーションセンター netone valley」を開設しました。本施設内には、データ取得・可視化ツールが導入されており、建物内で生まれる様々なデータの取得・活用に取り組んでいます。
「イノベーションを実現する機会提供」というDatabricks Marketplace開設の目的が、当社のイノベーションセンターの存在意義に合致し、この度データパートナーとして参加しました。
■提供データと今後の展望
Databricks Marketplaceで提供するデータは、当社のイノベーションセンター内のCO2、温度、湿度、空気品質、人感といった、当社のイノベーションセンター施設内のセンサー機器から取得した実際のデータです。また、データ提供だけでなく、ダッシュボードと分析例のノートブックも提供することで、データ利用者様の分析・活用を支援します。
今後の展望として、ネットワークインフラに強みを持つ当社ならではの、センサーネットワークの仕組み・ノウハウについてもお客様にご提案してまいります。
※Databricks Marketplaceとは
データセットやノートブック、ダッシュボード、MLモデルなどのデータ製品を交換するためのオープンなマーケットプレイスです。「Delta Sharing」規格を利用しており、利用者はDatabricksのプラットフォーム上でなくてもデータ製品にアクセスすることができます。また、データプロバイダーはお客様にベンダーロックインを強いることなく、対応可能な市場を広げることができます。
■ データブリックス・ジャパン株式会社 代表取締役社長 笹 俊文 様 コメント
当社のDatabricks Marketplaceにおいて、ネットワンシステムズ社と新たに協働できることを嬉しく思います。このパートナーシップにより、オープンで横断的なデータ共有のエコシステムがさらに広がり、同社のイノベーションセンターにおけるセンサーネットワークから提供されるデータも含め、多様なデータを柔軟に活用できる場が拡充されます。当社は今後も、様々な企業との連携により、データとAIの民主化を推進していきます。
Databricks Inc.について
Databricks Inc.は、「データ統合」「データ分析」「BI/AI活用」 の全てを行える、SaaS型の統合データ分析基盤「レイクハウス・プラットフォーム」を提供するデータ&AI企業です。米国カリフォルニア州サンフランシスコに本社を置き、Comcast、Condé Nastなど、「Fortune 500」の50%以上の企業を含む、世界で10,000以上の組織が、データブリックスを活用し、データ&AIプロジェクトに取り組んでいます。
ネットワンシステムズ株式会社について
ネットワンシステムズ株式会社は、優れた技術力と価値を見極める能力を持ち合わせるICTの目利き集団として、その利活用を通じ、社会価値と経済価値を創出するサービスを提供することで持続可能な社会への貢献に取り組む企業です。常に世界の最先端技術動向を見極め、その組み合わせを検証して具現化するとともに、自社内で実践することで利活用ノウハウも併せてお届けしています。
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