2023年8月、古川聡宇宙飛行士はスペースX社クルードラゴン7号機に搭乗し、国際宇宙ステーション(ISS)での長期滞在を行います。大妻女子大学家政学部食物学科・小清水孝子教授、小林実夏教授、清原康介准教授は、古川聡宇宙飛行士の長期滞在ミッションにおいて、健康管理運用業務のうち栄養管理業務に参加しています。
小清水教授、小林教授、清原准教授が携わるのは、古川宇宙飛行士の国際宇宙ステーション(ISS)滞在中の栄養サポート。
ISSでの長期滞在中は、微小重力、閉鎖空間(ジャンボジェット機内程度)、宇宙放射線をあびやすい、24時間リズムの乱れ(ISSは90分毎に地球を周回するため)など、地上と異なる環境で生活することにより、骨量減少や体内リズムが乱れるなど人体への影響が生じるリスクがあります。そのため、ISSから定期的に送られてくる古川宇宙飛行士の食事の情報を分析して評価を行います。
また、ISSから送られてくる日本人宇宙飛行士の食事データを分析するためのツールは、清原准教授が開発しました。
大妻女子大学は、2021年4月~2024年3月までの期間、有人宇宙システム株式会社(JAMSS)が国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)から受注した契約業務「国際宇宙ステーション(ISS)に滞在する日本人宇宙飛行士の健康管理運用業務」のうち、栄養管理業務に参加しています。
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