日本板硝子株式会社(本社:東京都港区、代表執行役社長兼CEO:細沼 宗浩、以下「NSG」)はガラスメーカーとしては初めてSustainable Procurement Pledge (サステナブル調達協定、以下「SPP」*)のチャンピオンズ・リーグに加盟しましたので、お知らせいたします。
SPPは、世界各地の調達・購買業務の活動をより改善していくことを目指し、業種や地域を超えてサステナブル(持続可能)なサプライチェーンを推進する国際的な非営利団体であり、現在12,000人以上のメンバーが参加しています。SPPは構成メンバーに対して各種ツール、情報や交流の場を提供し、調達活動にサステナビリティの視点を織り込む活動を支援しています。SPPのチャンピオンズ・リーグの構成メンバーは、SPP全体の方針策定を助け、この組織に参加する調達リーダーやそれぞれが属する調達部門内において、サステナブル調達活動への参画と推進を支援します。
「様々な業種にわたる調達・購買責任者が参加するチャンピオンズ・リーグに加わり、グローバルサプライチェーンにおけるサステナビリティの未来に向けた活動を共同で推進できることをうれしく思います。このグループに参加することで、好事例やリサーチ、ベンチマークといった情報へのアクセスや専門家とのネットワーク形成につながり、サステナブルなサプライチェーンに向けたNSGグループの戦略策定にも寄与します。この取り組みは、気候変動に対応し、より良い世界を築くというNSGのコミットメントをさらに強化します。」(NSGグループ・最高購買責任者John Wilgarコメント)
NSGグループは、2030年までに温室効果ガス排出量を2018年比で30%削減する目標を設定し、科学的根拠に基づいたCO2排出量削減目標にコミットしています。この目標には、NSGグループのサプライチェーンにおけるスコープ3の温室効果ガス排出量も含まれています。
NSGグループは、世界各地の15,000社を超えるサプライヤーから原料や資材、サービスを調達しており、サプライヤーと共にこの目標の達成に向けて努力しています。
このコミットメントをさらに強化するため、当社グループでは、サプライヤーと協力してサステナブルなサプライチェーンを構築するための、新しいサステナブル・サプライチェーン憲章を準備しています。
NSGグループは、今後も持続可能な社会の実現に向けた取り組みを推進していきます。
以 上
<参考>
*SPP:Sustainable Procurement Pledge
https://spp.earth/about-spp/spp-champions/(英語)
NSGグループ(日本板硝子株式会社およびそのグループ会社)について
NSGグループは、建築および自動車用ガラスとクリエイティブ・テクノロジー分野で事業を展開する世界最大のガラスメーカーのひとつです。
建築用ガラス事業は、各種建築用ガラス、太陽電池パネル用ガラス等を製造・販売しています。
自動車用ガラス事業は、新車用(OE)ガラスや補修用(AGR)ガラスの分野で事業を展開しています。
クリエイティブ・テクノロジー事業の主要製品は、プリンターやスキャナーに用いられるレンズや、タイミングベルトの補強材であるグラスコードやガラスフレークを中心とする特殊ガラス繊維、およびファインガラスです。
NSGグループのサステナビリティ活動指針について
NSGグループは、2019年に取得したSBT認証を2021年に見直し、2030年までのCO2の排出削減目標を2018年対比30%に引き上げた上で、2050年までのカーボンニュートラル達成にコミットし、この実現を目指しています。この新たな目標は、2022年5月にSBTiに認定されており、将来のカーボンニュートラルの達成に向けた、サステナブルな社会の実現に向け様々な活動を推進しています。
サステナビリティ活動の取り組みについて:
https://www.nsg.co.jp/ja-jp/sustainability