SAS Curiosity Cup 学生データサイエンスコンペティションを開催 幅広いアナリティクスアプリケーションを表彰

データ準備と分析、プレゼンテーションで卓越性が評価された高等教育チームが受賞

AIとアナリティクスのリーディング・カンパニーである米国SAS Institute Inc.(以下、SAS)は、グローバルなデータサイエンス(https://www.sas.com/ja_jp/insights/analytics/data-science.html)コンペティション「2023 SAS Curiosity Cup」を主催しました。

ホテルのレビュー、ルーマニアの森林破壊、糖尿病に共通するものは何でしょうか?これらはいずれも、「2023 SAS Curiosity Cup」で受賞したチームのプロジェクトテーマです。次世代のアナリティクス専門家のデータスキルを競う本コンテストでは、参加者がそれぞれの好奇心が刺激されたトピックスに関するデータの調査、分析および学習を行いました。

今回、様々な異なるトピックスが取り上げられたことは、アナリティクスが現実に幅広い分野で応用されていることの現れだと言えます。世界中の学生チームがSAS®のソフトウェアを利用して、公衆衛生から旅行、スポーツに至るまで、様々なテーマについて調査を行いました。今回のコンテストには、16カ国から70以上の学生チームが参加し、データ準備、データ分析(https://www.sas.com/ja_jp/insights/analytics/big-data-analytics.html)、データプレゼンテーションの3つのカテゴリーで業界の専門家による審査が行われました。

SAS グローバルアカデミックプログラム担当ディレクター、ユーゲン・カセロフスキー(Jürgen Kaselowsky)は、次のように述べています。「私たちは若い世代の参加者たちがどのような分析テーマを選ぶのかを大いに楽しみにしていましたが、その期待は裏切られませんでした。データは、新たな進歩や応用によって、産業やキャリアに力を与えています。2023年のコンテストに参加した皆さんを大いに誇りに思うと同時に、皆さんが今後も、データの持つ無限の可能性を追求し続けることを、期待しています」

Curiosity Cupの参加者は、SAS®Viya®for Learners(https://www.sas.com/ja_jp/software/viya-for-learners.html)やSAS OnDemand for Academics(https://www.sas.com/ja_jp/software/on-demand-for-academics.html)などの無料のSASソフトウェア、または所属する大学がライセンスを有するSAS ソフトウェアを使用することができました。Viya for LearnersとSAS OnDemand for Academics は、SASの高等教育機関の学生向けグローバルプログラムであるSAS Skill Builder for Studentsを通じて、利用できるようになっています。このプログラムは学生が24時間365日利用でき、分析スキルを身につけたり、企業が求める価値の高い認定資格を取得することができ、さまざまな方法で将来の就職につながる道を見つけることができます。

各カテゴリーの受賞チームは、SAS Curiosity Cup(https://www.sas.com/en_us/offers/21q4/curiosity-cup.html)のページで紹介されています。
  • データ準備 - University of Technology and Applied Sciences(オマーン)のData Voyagersチーム:旅行者の好みと体験の解明(TripAdvisorのホテルレビューの分析)
  • データ分析 - バベシュ・ボーヤイ大学(ルーマニア)のT(h)ree Sentinel チーム:ルーマニア国内における森林破壊検知のための衛星画像分類
  • データプレゼンテーション - メリーランド大学グローバルキャンパス(UMGC、米国)のShazam! チーム:SAS Viyaを用いた糖尿病予測分類モデルの比較
UMGCの学生、シバ・デブコタ(Shiva Devkota) とゼイン・リュウ(Zane Liu)の両名が指導教官とともに論文を発表しました。

今回の受賞について、UMGCからの発表(https://www.umgc.edu/news/archives/2023/4/modeling-that-predicts-diabetes-is-a-winner-for-umgc-data-analyt)の中で、デブコタ氏は、次のように述べています。「SAS Curiosity Cupコンペティションでの受賞は、私にとって公私両面で非常に大きな成果だと言えます。この結果は、SASプログラミングとデータ分析における私の努力、スキル、知識を裏打ちしてくれ、この分野で大きな貢献を果たすことができることを示してくれたと言えます」

リュウ氏 は、今回のコンペティションでの結果は、UMGCチームのスキルを反映したものだとして、次のように述べています。「SAS Curiosity Cupにおける私たちの成績は、自分たちが学んだものが教室の外でも適用できることをと証明しました」

今回の参加チームはいずれも、学生2~4名と指導教官1名の構成になっていました。各チームはそれぞれSASのラーニングソフトウェア、データおよびコンペティションのための分析的問いを自由に選択します。書類審査の後、最終選考に残った10チームは、アナリティクスの関係者をオーディエンスとして想定した、データ分析を説明するビデオプレゼンテーションを提出しました。審査員は、データ準備、分析、プレゼンテーション、構成、ビジュアルの使い方、および主題に関する知識に基づいて採点しました。受賞チームには、SAS Academy for Data Scienceへの12カ月間の無料アクセスと、コンペティションの受賞者であることを示すSASのデジタルバッジが贈られました。

次世代のアナリティクスの専門家を育てるSAS Academic Programs(https://www.sas.com/ja_jp/learn/academic-programs/students.html)とSAS Skill Builder for Studentsの詳細は、ウェブサイトを覧ください。2024年のコンペティションの詳細については、今年秋ごろに発表される予定です。

*2023年6月14日に米国SAS Institute Inc.より発表されたプレスリリースの抄訳です。
https://www.sas.com/en_us/news/press-releases/2023/june/curiosity-cup-student-analytics-2023.html
本原稿はSAS本社プレスリリースの原稿を抄訳したものです。本記事の正式言語は英語であり、その内容および解釈については英語を優先します。

SASについて
SASは、アナリティクスのリーディング・カンパニーです。SASは、革新的なソフトウェアとサービスを通じて、世界中の顧客に対し、データをインテリジェンスに変換するためのパワーとインスピレーションを届けています。SASは「The Power to Know®(知る力)」をお届けします。

*SASとその他の製品は米国とその他の国における米国SAS Institute Inc.の商標または登録商標です。その他の会社名ならびに製品名は、各社の商標または登録商標です。

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この企業の情報

組織名
SAS Institute Japan株式会社
ホームページ
http://www.sas.com/jp
代表者
手島 主税
資本金
10,000 万円
上場
非上場
所在地
〒106-6111 東京都港区六本木6-10-1六本木ヒルズ森タワー 11F
連絡先
03-6434-3000

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