※本資料は、エコラボ米国本社が2023年5月30日(現地時間)に発表した記事を翻訳したものです。英語原文と翻訳の内容・解釈が異なる場合には原文が優先します。
水、衛生、感染予防のソリューションとサービスを提供する世界的サステナビリティリーダーのエコラボは、「2022年度コーポレート・サステナビリティ・レポート」を発表しました。本レポートでは、人々と地球そしてビジネスの健全性を守るためのエコラボのコミットメントを示すとともに、「100%ポジティブな未来を築く」というビジョンに基づく2030年のインパクト目標に向けた進捗を共有しています。
エコラボの会長兼CEOであるChristophe Beckは、「エコラボは毎年、具体的な結果を出すことに焦点を当て続けてきました。本レポートは、私たちがいかに目標を達成し、100%ポジティブな未来を築くという野心に向けて大きな一歩を踏み出しているかを改めて示すものです」と述べています。エコラボは1世紀にわたり、グローバルで正の遺産を築いてきました。本レポートに詳述されている成功事例は、エコラボがいかに今日までその使命が引き継いできたかを示しています。
2022年、当社とお客さまとのパートナーシップを通じて達成した主な成果は以下の通りです。
- 7億5,800万人の飲料水需要に相当する2,190億ガロンの水を節約
- 14億人に安全な食品を提供
- 570億人の手を清潔にする
- 360万トンの温室効果ガス排出量を削減
お客さまとの取り組みによる成果に加え、エコラボの事業活動においても水資源への影響の改善、二酸化炭素排出量の削減、DE&I(多様性・公平性・受容性)へのコミットメント、安全と配慮の企業文化醸成を継続しています。
エコラボの2022年の成果は、2030年のインパクト目標の達成に近づくものです。2030年までにエコラボは、10億人の飲料水需要を満たすのに十分な水を節約し、温室効果ガス排出量を600万トン削減し、20億人に高品質で安全な食品を提供し、170万人の感染予防に貢献することを目指しています。
2030年のインパクト目標を達成することで、エコラボは水と炭素への影響を実質プラスにすることができます。水とエネルギーの使用を削減するエコラボのソリューションとサービスにより、お客さまとの協力を通じて、2030年までに以下を実現することを期待しています。
- エコラボの拠点および一次サプライヤーが使用する水を継続的に最小限にするとともに、お客さまの拠点でより多くの節水を支援することで、水に対するプラスの影響を急速に拡大する
- エコラボのバリューチェーン全体で発生する排出量よりも多くの排出量をお客さまの拠点で削減することで、気候変動に対するプラスの影響を達成する