成城大学(東京都世田谷区/学長:杉本 義行)では、4月3日(月)から4月7日(金)の5日間、新入生(1455人)向けの「時間割相談会」が行われ、例年実施している個別相談に加え、今年度は初めて“ピアサポーター”によるセミナーが開催されました。個別相談は5日間(4月3日(月)~4月7日(金))行われました。セミナーは延べ1003人、個別相談は延べ626人の新入生が参加しました。なお、個別相談にはピアサポーターに加えて、一般学生も先輩として新入生の悩みに応えました。
成城大学では、学生同士が助け合い・学びあう「サポーター制度」を充実させています。「ピアサポーター」は、自身が習得したスキルを活かして、時間割の組み方やレポートの書き方など、大学生活の中心となる「学習」に関する困りごとを学生の立場でサポートする、2017年に発足した学生団体です。
ピアサポーターのメンバーは、事前に学外講師や学内教員によるコーチングやファシリテーションの研修を受け、約40名の学生が所属しています。''教える''のではなく、''共に考え、共に成長する''というスタンスで、相談者からの悩みに応えます。
時間割相談会が開催された5日間のうち2日間(4月3日(月)、4日(火))、ピアサポーターによる〈セミナー〉「先輩に聞く!時間割の組み方の基本のキ」を開催しました。新入生の履修の悩みを解決するために実施されたこのセミナーでは、『履修の手引』の見方、時間割の組み方、授業の実施方法、履修可能な単位数、履修登録の注意点まで、ピアサポーター自身の経験も踏まえながら新入生に解説しました。
今回の「時間割相談会」は、ピアサポーターにとっても研修で身につけた知識を活かす場となり、上級生と下級生の『学び合い』促進にもつながっています。
◆成城大学のサポーター制度について
成城大学では、「ピアサポーター」「国際交流サポーター」「キャリアサポーター」「ライブラリーサポーター」「バリアフリーサポーター」の5団体が活動中。中でもピアサポーターは独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)による、学生支援に関する先進的な取り組みを行う大学への実地調査(令和3年度)の対象校となり、他大学等への参考事例として紹介されました。「自学自習」を旨とする成城大学の自由な校風が学生たちの自主性を成長させています。
日本学生支援機構の調査報告についてはこちら
https://www.seijo.ac.jp/news/jtmo420000013hxs.html
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成城学園企画広報部 企画広報課
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