アース製薬株式会社(本社:東京都千代田区、社長:川端克宜、以下 「アース製薬」)は、経済産業省と日本健康会議が共同で選ぶ「健康経営優良法人2023~ホワイト500~」に認定されました。当社の認定は3年連続となります。
当社は2019年に「アース健康宣言」を制定以降、従業員の健康維持・増進の促進、柔軟な働き方をあと押しする人事制度の拡充、定期健康診断の受診促進、各種予防接種の実施や助成などを行っています。
2021年10月に、これまでの「健康経営推進チーム」から、健康経営に取り組む上で従業員だけでなくその家族の健康促進を組織的に行う体制に変更し、上席執行役員を委員長とする全社横断の組織「従業員と家族の健康を推進する委員会」を発足しました。2022年の具体的な取り組みとして、人事制度の改定や、健康経営に対する従業員への浸透強化を目的としたセミナーの実施や情報発信などを行いました。同年10月には、ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョンや健康支援、働き方改革の推進を明確化するために、人財マネジメント部内に「ウェルビーイング推進課」を新設しました。従業員が心身・社会的に健康な状態を継続し、輝いて働き続けることができるよう推進しています。
さらに、当社のノウハウを生かし、アースグループや重要なパートナーであるサプライヤーと、ワクチン接種やセミナー実施の取り組み支援も行っています。
今後も、アースグループや取引先との連携強化など、従業員とその家族の健康保持・増進に向けた取り組みを行い、職場環境づくりに努めてまいります。
【健康経営優良法人とは】
健康経営優良法人認定制度は、特に優良な健康経営を実践している大企業や中小企業などを顕彰する制度であり、2016年に経済産業省が創設しました。大規模法人部門の上位500社には、認定の証として「ホワイト500」の冠が付加されます。
【2022年取り組み一例】
・ファミリー・ライフサポート休暇(特別休暇)を導入、4月には要件を拡充
1月より、ファミリー・ライフサポート休暇(特別休暇)を導入しています。全社員を対象に、従業員一人につき年間5日間を上限に取得が可能です。会社が認める疾病による治療時や、小学生未満の子どもの看護、介護、従業員や配偶者の妊娠に関わることなどの事由で取得ができます。さらに4月には、不妊治療や更年期障害の治療での医療機関受診、月経関連の不調時などにも利用できるよう要件を拡充しました。
・特定保健指導を就業時間として認定
特定保健指導とは、生活習慣病の発症リスクが高い40歳以上の方に対して、保健師や管理栄養士などの専門スタッフが生活習慣を見直すサポートをすることです。当社では、特定保健指導の参加率が低いため、従業員が活用しやすい環境づくりを目的に、6月より特定保健指導も就業時間として認定し、勤務中に面談・指導を受けることができます。
・新たに、がんや花粉症対策などのオンラインセミナーや衛生講話も開催
ストレッチやアイケア、女性の健康セミナー、禁煙セミナー・禁煙チャレンジプログラムなどのオンラインセミナーに加え、新たに、産業保健師による「がん予防セミナー(2023年1月実施)」「花粉症対策セミナー
(2023年2月実施)」、ワーク・ライフ・バランスや睡眠についての「衛生講話」の動画配信なども開始し、継続的に実施しています。
・健康経営のノウハウ提供や共同実施により、アースグループやサプライヤーへの取り組み支援
アースグループや重要なパートナーであるサプライヤーとともに、健康経営の取り組みを実施しています。
インフルエンザワクチン接種では、アースグループ・サプライヤーへも案内し、接種機会の環境整備を行いました。また、オフィスワーク・在宅勤務での「座り過ぎによる健康リスク」に着目し、従業員の健康施策にお役立ていただけるよう、当社で毎年開催しているオフィスでもできる「ストレッチセミナー」の動画をサプライヤーに提供しています。 その動画を活用し、各社で「ストレッチセミナー」を開催いただいています。
【アース健康宣言について】
当社は、従業員の健康管理を重要な経営課題と捉え、健康経営を具体的に推進するために2019年10月に「アース健康宣言」を制定し、従業員とその家族の心身の健康増進に取り組んでいます。
*アース健康宣言はHPよりご覧ください。
HP:
https://corp.earth.jp/jp/sustainability/materiality-human-capital/health/index.html