エコラボの調査で水の保全に対する期待の高さが明らかに

※本資料は、エコラボ米国本社が2023年3月21日(現地時間)に発表した記事を翻訳したものです。英語原文と翻訳の内容・解釈が異なる場合には原文が優先します。



水、衛生、感染予防のソリューションとサービスを提供する世界的サステナビリティリーダーのエコラボが実施したグローバル調査による新たなデータから、水の利用や保全における企業の役割に対する消費者の高い期待値が明らかとなりました。

「水、サステナビリティ、気候変動に関する調査」は世界8カ国、数千人の消費者を対象に行われ、次のことが明らかになりました。
  • 74%の消費者が、企業は水の保全を最優先または必須とすべきであると考えている
  • 企業が節水のために適切な行動を取っていると考えている消費者はわずか25%
  • 消費者の60%以上が、自分または家族が飲料水の入手に苦労したことがあると回答
エコラボの会長兼CEOであるChristophe Beckは、ニューヨークの国連本部で開催された歴史的な国連水会議において、「消費者は、ウォーター・スチュワードシップを優先課題としていない企業のトップは十分な仕事をしていないというメッセージを明確に送っています。生命に不可欠な資源を保護するためのエコラボのこの1年の活動は、持続可能性とビジネスの成長目標を同時に推進することが可能であることを示しています」と述べました。

毎年3月22日の「世界水の日」は、水と衛生の問題を提起する日です。2023年のテーマは「変化の加速」で、国連の持続可能な開発目標6に向けた継続的な進展を促しています。この機会に、エコラボは1年間の変化と進捗における当社のリーダーとしての役割を強調しました。

エコラボの『Year in Water』のハイライトは以下の通りです。
  • 2022年、エコラボはお客さまへの支援を通じて、7億3,000万人以上の人々の飲料水需要に相当する2,150億ガロン以上の水を節約しました。2030年までに毎年3,000億ガロンの節水を目指しており、これは10億人分の年間飲料水需要に相当します。
  • DuPont、Gap、Reckitt、Starbucks、米国国際開発金融公社と共にWaterEquityのGlobal Access Fund IVに約1億4千万ドルの投資を行い、水不足地域の最大500万人の水利用、衛生を改善する支援を行いました。
  • エネルギー危機、気候変動、水不足がもたらす影響の激化に企業が対応できるよう、「Ecolab Water for Climate」プログラムを開始しました。企業全体の水の削減、再利用、リサイクルといった水戦略を支援する監査、コンサルティング、エンジニアリング、高度な化学物質、デジタル技術を含む包括的なソリューションの提供により、これらの課題に対処することを目的としています。
  • Siemensと提携し、ECOLAB3Dを利用したClimate Intelligenceを発表しました。顧客が水とエネルギーのシステムにおけるさまざまなシナリオを仮想的にモデル化し、水と電力の節約を支援しながら温室効果ガス排出量削減機会の特定を可能とします。
  • Water Flow Intelligence、Water Quality Intelligence、OMNIなどのECOLAB3Dを搭載したソリューションを含むコネクテッド・ケミストリーや技術から得られたデータ分析を専門とする遠隔情報施設の国際ネットワークEcolab Global Intelligence Centerを立ち上げました。
  • 中国、メキシコ、ブラジル、米国のエコラボ製造施設において、新たにAlliance for Water Stewardship(AWS)認証を取得し、エコラボのAWS認証取得施設は合計8カ所になりました。この認証は、地域社会がより水回復力の高い未来を実現するために、オペレーションの効率化、廃水の削減、水リスクの軽減に貢献するプログラムを認定するものです。
  • 国連CEO Water Mandateの共同議長を務め、Water Resilience Coalitionの創立メンバー7社のうちの1社として、世界の水ストレスという長期的な危機を企業課題のトップに押し上げることを支援しました。
  • Corporate Knightsの「世界で最も持続可能な100社」、CDPおよびDow Jones Sustainability IndicesやAs You Sowのネットゼロ評価など、サステナビリティ、気候変動、水のリーダーシップに対して社会的評価を得ています。
  • 事業活動における水の価値を理解し、企業の水に関する目標を達成するために行動を起こそうとするあらゆる企業に対してSmart Water Navigatorを引き続き無償で提供しました。
水の力によって変化を加速させることは、世界中の人々、地球、そしてビジネスの健全性を向上させるというエコラボのパーパス(存在意義)の核となるものです。エコラボは、スマートな水の使用に関する専門知識を共有し、お客さまの業務における水の削減、再利用、リサイクルを支援します。水の有効利用をサポートするだけでなく、より持続可能な未来を実現するために、お客さまのより効率的なエネルギー使用、廃棄物の削減、温室効果ガス排出の削減を支援します。

変化する環境の中で世界の最も複雑な問題を解決するために、お客さまと共に取り組むエコラボの事例についてはウェブサイトをご覧ください。https://www.ecolab.com/expertise-and-innovation/people-planet-business-health

(本資料の英語原文:“Ecolab Survey Reveals High Expectations for Water Conservation” https://www.ecolab.com/media-center/news/2023/03/ecolab-survey-reveals-high-expectations-for-water-conservation



エコラボについて
エコラボは、水、衛生、感染予防のソリューションとサービスを提供する世界的サステナビリティリーダーです。数百万に及ぶお客さまの信頼されるパートナーとして、人々と大切な資源を守ります。1世紀にわたるイノベーションを基盤に、年間140億ドルの売上高、47,000人以上の従業員を有し、世界170カ国で事業を展開しています。エコラボは、科学に基づく包括的ソリューション、データ活用によるインサイト、世界レベルのサービスの提供を通じて、食品安全の促進、清潔で安全な環境の維持、水・エネルギー使用の最適化を実現します。エコラボの革新的なソリューションは、食品、ヘルスケア、ライフサイエンス、ホスピタリティ、産業分野におけるお客さまのオペレーション効率とサステナビリティを改善します。詳しくは www.ecolab.com をご覧ください。

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この企業の情報

組織名
エコラボ合同会社
ホームページ
https://www.ecolab.com/
代表者
下元 紳志
資本金
28,450 万円
上場
非上場
所在地
〒104-6137 東京都中央区晴海1-8-11晴海トリトンスクエアY棟
連絡先
03-4236-6700

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