京都水族館(所在地:京都市下京区、館長:松本 克彦)は、このたび、3羽のケープペンギンの赤ちゃんが誕生しましたのでお知らせします。
京都水族館で飼育している「ケープペンギン」は、毎年10月から翌年3月ごろにかけて繁殖の時期を迎えます。2022年10月20日(木)に「はち(八条通り)
※1」の産卵を確認、産卵から35日目の11月24日(木)に嘴打ち
※2(はしうち)が確認され、11月26日(土)に無事に孵化しました。続けて「はち」の二卵目の赤ちゃんが11月30日(水)に、「しちじょう(七条通り)」の赤ちゃんが12月4日(日)にそれぞれ孵化し、合計3羽の赤ちゃんが誕生しました。現在、2羽の赤ちゃんは「ペンギンエリア」の巣箱の中で暮らしており、両親からごはんをもらうようすや、お腹の下から顔を出しているようすが確認できています。もう1羽の赤ちゃんは、人工育雛の必要性があると判断し、約90日の巣立ちまでの期間、飼育スタッフが親代わりとなり、バックヤードで雛を育てます。今後3羽は、成長に応じて自力でごはんを食べる練習や遊泳の練習を重ね、来年4月頃のプールデビューを目指します。
赤ちゃんの成長については、SNSで配信するほか、「ペンギンエリア」に設置の巣箱でも子育てのようすをご覧いただけます。赤ちゃんの時だけしか見ることができない、ふわふわの綿羽に包まれたペンギンの赤ちゃんが成長していく姿を、ぜひ一緒に見守ってください。
※1 カッコ内はペンギンの名前の由来となった京都の通りの名前。
※2 卵から雛がかえる前に、雛が卵の殻を内側からくちばしでつつく行為のこと。
■ケープペンギンの赤ちゃんについて
産卵日:2022年10月20日(木)
孵化日:2022年11月26日(土)
体重:590グラム(孵化後16日時点)
両親:母親「はち(八条通り)」
父親「ぶっこう(仏光寺通り)」
産卵日:2022年10月23日(日)
孵化日:2022年11月30日(水)
体重:432グラム(孵化後11日時点)
両親:母親「はち(八条通り)」
父親「ぶっこう(仏光寺通り)」
産卵日:2022年10月26日(木)
孵化日:2022年12月4日(日)
体重:366グラム(孵化後9日時点)
両親:母親「しちじょう(七条通り)」
父親「まる(丸太町通り)」