江戸川大学睡眠研究所(千葉県流山市)の研究者が執筆・編集した『心理学と睡眠:「睡眠研究」へのいざない』が、12月9日(金)に金子書房から出版された。心理学の研究者を対象とした睡眠研究に関する内容で、心理学者が研究に睡眠を取り入れ、新しい研究を進めるための一冊。睡眠を認知心理学、臨床心理学、健康心理学、発達心理学、社会心理学、研究法などの切り口から迫った睡眠研究とその成果を豊富に解説している。主に研究者を対象とした専門書ではあるが、幅広く睡眠に関心のある人の役に立つ内容となっている。予定価格3,190円(本体2,900円+税)。
江戸川大学睡眠研究所では、より良い睡眠に関する研究をすすめ、その研究の成果を一般へ還元することをもって、社会に貢献することを目指している。
2020年4月は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行に伴い、自治体からの外出自粛の要請や学校の臨時休業措置といった対策が行われていた状況の中で、「(新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策に伴う)外出自粛中によい睡眠を確保するための5つのヒント」を作成。研究所の公式ウェブサイトで公開。また2020年10月には、科学的に裏付けられた睡眠についての正しい知識を高校生や保護者、教育関係者に伝えるために『毎日しっかり眠って成績を伸ばす 合格睡眠(学研プラス)』を出版した。
新刊『心理学と睡眠:「睡眠研究」へのいざない』では、睡眠の乱れに起因する認知機能の変化や心理的支援の場における睡眠問題、睡眠とこころの健康との関連、乳児期から高齢者まで各期の睡眠習慣と睡眠問題、睡眠と文化など、誰もが経験する睡眠について心理学分野からの研究成果を紹介。心理学の研究者を対象とした専門書ではあるが、睡眠に関心のある人なら誰にでも役立つ内容となっている。
◆心理学と睡眠:「睡眠研究」へのいざない
【著 者】 江戸川大学睡眠研究所 編
【出版年月日】 2022年/12月9日
【判型・ページ数】 A5・276ページ
【予定価格】 3,190円(本体2,900円+税)
【目 次】
・第1章 認知心理学と睡眠
・第2章 臨床心理学と睡眠
・第3章 健康心理学と睡眠
・第4章 発達心理学と睡眠
・第5章 社会心理学と睡眠
・第6章 研究法
【URL】
https://www.kanekoshobo.co.jp/book/b610715.html
【江戸川大学睡眠研究所】
・所長: 福田一彦(社会学部人間心理学科 教授)
・公式ウェブサイト:
https://www.edogawa-u.ac.jp/facility/sleep/
(参考:江戸川大学公式サイト内)
・江戸川大学睡眠研究所が編集・執筆した『心理学と睡眠:「睡眠研究」へのいざない』が出版
https://www.edogawa-u.ac.jp/news/20221206_2.html
(関連記事)
・江戸川大学睡眠研究所が「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策に伴う外出自粛中によい睡眠を確保するための5つのヒント」を公開(2020.04.10)
https://www.u-presscenter.jp/article/post-43501.html
・江戸川大学睡眠研究所が編集・執筆した『毎日しっかり眠って成績を伸ばす 合格睡眠』が発売 -- 学習コンディションを整え、合格に近づくための一冊(2020.10.16)
https://www.u-presscenter.jp/article/post-44552.html
▼本件に関する問い合わせ先
江戸川大学総務部広報課
住所:千葉県流山市駒木474
TEL:04-7152-9980
FAX:04-7153-5904
メール:kouhou@edogawa-u.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター
https://www.u-presscenter.jp/