県では、様々な文化・芸術を対象に、県民の皆様が日常的に文化・芸術に触れ、楽しんでいただけるような取組を進めています。
今回は、世代を越えて楽しんでいただける新たな領域の文化・芸術分野として、近年関心が高まっている“デジタルアート”に焦点をあて、下記のとおり、同時期に県内4会場で『チームラボと佐賀巡る!巡り巡って巡る展』を開催します。
この展覧会は、芸術性の高いデジタルアート作品を数多く制作し、国内外で高い評価を受けているウルトラテクノロジスト集団“チームラボ”の作品を一堂に集めた展覧会で、このような大規模なものは国内初となります。
また、鑑賞機会が少ないデジタルアート作品を身近な場所で、より多くの方々に触れていただけるよう、同時期に同じ「デジタルアート」をテーマとして、4会場それぞれに異なる作品を展示する初めての試みです。
全ての展覧会場を観覧された方には素敵な特典もご用意しております。
是非、この機会に、新たな領域の文化・芸術分野であるデジタルアート作品に触れてみてください。
記
1 開催期間
平成26年2月28日(金曜日)~3月22日(土曜日)
2 開催場所
(1) 県立美術館3・4号展示室(佐賀市城内一丁目15-23)
(2) 県立九州陶磁文化館企画展示室(西松浦郡有田町戸杓乙3100-1)
(3) 県立名護屋城博物館企画展示室(唐津市鎮西町名護屋1931-3)
(4) 県立宇宙科学館ガイダンス室(武雄市武雄町永島16351)
3 開館時間
(1) 県立美術館 9時30分~18時00分
(2) 県立九州陶磁文化館 9時00分~17時00分
(3) 県立名護屋城博物館 9時00分~17時00分
(4) 県立宇宙科学館 9時15分~17時15分(土・日・祝日は18時00分まで)
4 休館日
全会場とも月曜日
5 実施主体
・主催:佐賀県
・共催:読売新聞社、FBS福岡放送、RKB毎日放送、STSサガテレビ、佐賀新聞社
・特別協力:ソニー株式会社
・企画協力:チームラボ
6 観覧料
(1) <一般>
大人 500円(※展覧会場1館の観覧料金となります。)
(2) <一般(全館共通)>
大人 1200円(※展覧会場全て観覧できます。)
※いずれも、高校生以下及び障害者の方は無料となります。
7 展示内容
10作品程度の展示を予定(詳しくは、近日中に公表予定です。)
【参考】
■チームラボとは
プログラマ・エンジニア、数学者、建築家、WEBデザイナー、グラフィックデザイナー、CGアニメーター、絵師、編集者など、様々な分野の専門家で構成された、デザイン、アート等を融合させた領域で創作活動を行っているウルトラテクノロジスト集団。
伊藤若冲の名画をモチーフにしてデジタル化し、プログラムで動きを加えることで新しい世界を表現する作品や、観覧者が絵に触れることで絵が変化するインタラクティブなアート作品など、斬新、且つ誰もが親しみやすい作品を創作している。
■主な活動実績
2008年 フランス国立装飾美術館で開催された「感性kansei Japan Design Exhibition」展に、日仏交流150周年事業の一環として制作した映像作品「花と屍」を出展
2011年 「百年海図巻」等の作品が、文化庁メディア芸術祭審査員推薦作品に選出
2011年 カイカイキキギャラリー台北で『生きる』展開催
2012年 欧州最大のバーチャルリアリティ博覧会「Laval Virtual 2012」で、「世界はこんなにもやさしく、うつくしい」が建築・芸術・文化賞を受賞
2012年 台湾国立美術館で、外国人で初となる展覧会「We are the Future」を開催
2013年 「堂島リバービエンナーレ 2013 “Little Water”」にて、「憑依する滝」を出展
2013年~ 「シンガポールビエンナーレ2013」にて、「秩序がなくともピースは成り立つ」を展示(2013年10月26日~2014年2月16日)。シンガポール最大の新聞THE STRAITES TIMESの一面を飾る。
■関連サイト
チームラボ
http://www.team-lab.net/