報道関係各位
2014年1月17日
タタ コンサルタンシー サービシズジャパン株式会社
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第3四半期も勢いを維持、安定した業績を達成
売上高:前年度比17%増の34億 4,000万ドル
純利益:前年度比31.7%増の8億5,800万ドル
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インド国外での売上高はドルベースで前四半期比3.8%増
2014会計年度の雇用目標数を5万人からさらに5万5,000人に拡大
第3四半期の財務ハイライト
- 営業利益:前年同期比27.3%増の10億2,300万ドル
第3四半期の業務ハイライト
- 新規採用総数:14,663人
- 総従業員数:290,713人
- 稼働率(トレイニーを除く): 84.3%
- 5,000万ドルを超える新規クライアントが2社増加、2,000万ドルを超える新規クライアントは4社増加
2014年1月16日、インド・ムンバイ発-ITサービス、コンサルティングおよびビジネスソリューション企業のタタコンサルタンシー サービシズ(本社:インド・ムンバイ、以下「TCS」)は、2013年12月31日を末日とする2013年度第3四半期の連結決算を発表しました。
TCSの代表取締役社長兼CEO(最高経営責任者)N.チャンドラセカランは第3四半期の業績について、次のように述べています。「TCSのサービスに対する好調な国際的需要と規律ある業務運営により、TCSは事業の勢いを維持し、受注量と成果納入のいずれについても確固とした成長を達成することができました。市場でのプレゼンスとサービス・ポートフォリオの多様化が、季節的要因による落ち込みとインド市場での需要低下の克服に寄与しました。」
さらに今後について次のようにコメントしています。「お客様との商談からの感触を踏まえ、2014年にはお客様の事業計画が比較的安定した環境において実行されるため、2014年はTCSにとって2013年よりも好調な年になると確信しています。デジタル技術が企業のさまざまな分野の活動に急速な変化をもたらしていますが、TCSはその継続的な投資を通じてお客様の業務刷新を支援することのできるポジションを獲得しています。」
TCSのCFO(最高財務責任者)ラジェシュ・ゴピナサンは、「規律ある事業運営を進め、また顧客対応に関するイニシアティブへの投資を世界中で継続した結果、利益率を維持することができました。また運転資本を効率的に管理した結果、現金生成も大幅に拡大することができました」と述べています。
第3四半期の成長に関してはライフサイエンスとヘルスケア、製造、メディア、旅行とホスピタリティ、および通信をはじめとする分野が牽引役となりました。各市場とサービス分野における幅広いプレゼンスにより、いくつかの市場での季節的な落ち込みを克服することができました。地域ごとに見ると、欧州では同市場への投資継続により成長を主導し、また北米と英国も成長しました。新興市場では中南米、アジア太平洋地域、および中東・アフリカ地域が好調でした。インドでの事業は不安定な景気の影響を受け前四半期から低下しました。サービス分野の中では、ビジネスプロセス・サービス、エンタープライズ・ソリューションズ、グローバル・コンサルティングが好調でした。
第3四半期の主な契約案件:
- 世界的な大手銀行から、支払いおよび売掛金管理機能のためのADMサービスを受注しました。
- 北米の大手食料雑貨小売企業から、すべてのアプリケーション開発、パッケージ導入、およびデジタルサービスのための戦略的ITパートナーに選ばれました。
- 欧州の大手医薬品企業から、グローバル・デリバリーを活用した医薬安全サービスの提供を目的とする、多年度、数百万ドル規模の契約を獲得しました。
- 北米の大手通信事業会社から、ネットワーク・インテリジェンスと一体化されたすべての主要モバイルプラットフォームにわたり、一連のモバイルアプリケーション開発のための包括的モバイルアプリケーション・ライフサイクル・サービスを提供する多年度契約を獲得しました。
- 世界的な輸送コングロマリットから、グループ企業各社を対象とした世界的な業務運営のため、リモート・インフラストラクチャ・マネージド・サービスを提供するプロジェクトを獲得しました。
- 情報サービス産業のリーダー企業から、ERP変革ロードマップを加速し、大規模なアプリケーションポートフォリオを対象としたサービス変革業務を獲得しました。
- 北米の大手産業向け製造企業から、財務と会計のバックオフィス業務変革プロジェクトを受注しました。
デジタルサービス及びソリューションでの主な契約案件:
- 世界的な大手ハイテク企業のため、CRMソフトウェア製品のモバイルインターフェイスを開発しました。
- 北米の航空会社から、カスタマー・エンゲージメントの強化することを目的とした一般消費者向けモバイルアプリケーション開発しました。
- アジア太平洋地域のある保険会社のため、請求処理を迅速化するモバイルアプリケーションと関連するミドルウェアを開発しました。
- 欧州のペイメントサービス・プロバイダーのため、営業チームの販売プロセスを簡素化するタブレット用アプリケーションを開発しました。
- 世界的なTVおよび映画制作企業向けに、デジタルによるマーケティングキャンペーンをトラッキングおよび管理するためのマルチプラットフォームのモバイルアプリケーションを開発しました。
- 世界的な医薬品メーカーの企業ユーザー向けに複数のモバイルアプリケーションを開発しました。
- 欧州の大手小売企業のため、人事管理用のマルチプラットフォームのモバイルアプリケーションを開発しました。
- アジア太平洋地域の航空会社のため、経営陣が使用するマルチプラットフォームのワークフローアプリケーションを開発しました。
- 北米の大手保険会社から、自社のオンラインチャンネルでのデジタルエクスペリエンス変革を目的とした多年度契約を獲得しました。
- 世界的な銀行および金融サービス企業のデジタルマーケティング・プラットフォームを再構築しました。
- 欧州の大手証券取引所の新しい取引プラットフォームを対象とし、近代的なユーザーエクスペリエンスを開発しました。
- 英国の生命保険会社から、オンラインチャンネル変革業務を受注しました。
- 北米の製造企業のため、カスタマーエクスペリエンスの改善を目的としてデジタルチャンネルの変革を行いました。
- 北米の大手銀行のため、エンタープライズ・リスクマネジメントとコンプライアンス・ビッグデータ・ウェアハウスを構築しました。
- 北米の航空宇宙分野の大手製造会社のため、ビッグデータ・インフラストラクチャの管理を行いました。
- 北米の大手銀行および金融サービス会社のため、リスクマネジメントを目的としたビッグデータ・アーキテクチャのコンポーネントを構築しました。
- 米国の金融サービス企業のため、メインフレームによるレガシーシステムをビッグデータ・システムに移行しました。
- 北米の小売企業のため、ビッグデータ・インフラストラクチャとデータアーカイブ・ソリューションを構築しました。
- 欧州のテレマティクスおよび通信企業のため、資産管理を目的としたビッグデータ・システムに関する戦略的コンサルティングサービスを提供しました。
- 英国の大手小売企業のため、小売業務に使用するビッグデータを基盤としたアプリケーションを構築しました。
イノベーションと知的財産:
2013年12月31日現在、TCSは今当四半期に申請した94件を含めて1,535件の特許を申請中で、これまでに102件の特許を取得しています。
人材関連:
TCSは事業拡大をサポートするため、引き続き人材を雇用しました。採用した人数は14,663人(純増加人数5,463人)で、連結ベースの総数は290,713人となりました。稼働率(トレイニーを除く)は、84.3%で、トレイニーを入れて77.5%でした。離職率(LTM)は従来と変わらずBPSを含めて10.9%になりました。ITでの離職率は10.3%で、一方BPSの離職率は13.4%に低下しました。
グローバル人事部門最高責任者のアジョイ・ムカージーは次のように述べています。「事業の拡大をサポートするため、今会計年度の雇用目標数をさらに5,000名増員して55,000名としました。稼働率改善への取り組みが実を結び、トレイニーを含めた稼働率は77.5%に改善し、またトレイニーを除いた場合には84%を超えました。」
受賞と認定:
ビジネスリーダーシップ:
- BT 500ランキングにおいて、2年連続でインドの「最も価値ある企業」に選ばれる
- 「Fabulous 50」Award 2013を受賞 — Forbes Asiaより
- コーポレートエンゲージメントについて欧州で複数の賞を受賞(スポーツ業界でのベストパートナーとして2つの「Gold」を、ブランド認知度向上の分野では「Best Program」を、またコミュニティ・インボルブメントの分野においては「Bronze」を獲得)
- APOnlineが「Financial Inclusion & Payment Systems」 (FIPS) 2013を受賞
- 中国ではITサービスとアウトソーシング企業の上位2社のひとつに選ばれる
- 「Best Employer in China 2013」にランクイン
- TCSオランダが「The Most Innovative Sourcing Vendor 2013」としてTOMMIE Awardを受賞
- 3件の政府機関向けISUプロジェクトが「CSI Nihilent Award of Recognition 2013」を受賞
- TCS-Legal and General (L&G)が「NOA IT Outsourcing project of the year」を受賞
*この資料は2014年1月16日(現地時間)にインド ムンバイにて発表された
プレスリリースの抄訳です。発表内容の詳細は原文をご覧下さい。
【原文URL】
http://www.tcs.com/SiteCollectionDocuments/Investors/Presentations/TCS_PressRelease_IFRS_USD_Q3_14.pdf
タタ コンサルタンシー サービシズ(TCS)について
タタ コンサルタンシー サービシズは、世界の企業を顧客として他の企業では匹敵することのできない確実さをもって真の結果を提供する、ITサービス、コンサルティング、およびビジネスソリューション企業です。TCSはコンサルティングを基盤とし、IT、BPO、インフラストラクチャ、エンジニアリング、およびアシュアランスサービスを総合的に提供しています。これらは卓越したソフトウェア開発の基準として認識されている、TCS独自のグローバル・ネットワーク・デリバリー・モデル(Global Network Delivery Model(TM))を通じ、ITとITによって可能になるサービスを総合的に提供しています。TCSはインド最大の工業コングロマリット(複合企業体)であるタタグループに属し、290,000人を超える最高のトレーニングを受けた人材を世界44か国に展開しています。2012年3月31日を末日とする会計年度の売上高は116億米ドルに達し、またインドの国立証券取引所とボンベイ証券取引所に上場しています。TCSの詳細についてはwww.tcs.comをご覧ください。
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