京都水族館(所在地:京都市下京区、館長:松本 克彦)は、2022年11月12日(土)、13日(日)、19日(土)、20日(日)の4日間、京都の伝統工芸品である「和蝋燭(わろうそく)」の絵付け体験や「京こま」の制作体験ができるワークショップを開催しますのでお知らせします。
本イベントは、京都の伝統産業活性化の支援などを行う「公益財団法人 京都伝統産業交流センター」(所在地:京都市左京区、代表理事:田中 雅一)とタイアップし、子どもたちが京都の伝統文化に触れ、魅力を体感いただくことで、伝統文化を未来につなげていきたいとの思いから企画しました。
11月12日(土)、13日(日)に開催する、「和蝋燭(わろうそく)」の絵付け体験では、アクリル絵の具を用い、ろうそくの長さを生かして京都水族館を代表するオオサンショウウオやクラゲなどのいきものを描きます。また、11月19日(土)、20日(日)に開催する「京こま」の制作体験では、棒に平紐を巻き重ねて、アザラシやペンギンの形のこまを制作します。どちらのワークショップも専門の職人による丁寧な説明付きで、お子さまでもオリジナルの伝統工芸品を制作することができます。
京都の伝統文化を体験する特別なワークショップをぜひ、お楽しみください。
ワークショップ「和蝋燭」の絵付け体験と「京こま」の制作体験
料金:無料
※別途入場料金が必要です。
場所:2階交流プラザ ワークショップコーナー
定員:各回10名
対象:5歳~15歳
参加方法:施設公式ウェブサイト内応募ページより事前申し込み
※1回のお申し込みでお子さま2名までご応募いただけます。
※応募多数の場合は抽選となります。当選いただいた方にはメールでご連絡します。
※定員割れの場合は当日先着募集で参加が可能です。
共催:公益財団法人 京都伝統産業交流センター
公益財団法人 京都伝統産業交流センター
長きにわたり伝統文化を支え、ものづくりと雇用を支えてきた京都の伝統産業を活性化させていくため、伝統産業の従事者や行政との連携のもと、未来の担い手・使い手の育成、伝統産業製品の生活回帰・定着の促進、作り手が行う伝統産業活性化の支援など、さまざまな普及、啓発活動を行っています。
公式ウェブサイト:
https://fpkti.or.jp/
1. 「和蝋燭」の絵付け体験
和蝋燭とは、蝋の原料に櫨(はぜ)の実から採取した木蝋などの植物性油脂を使用し、芯にはイグサや和紙を使用して作られたろうそくです。「有限会社中村ローソク」(所在地:京都市伏見区、代表:田川 広一)とタイアップし、職人から絵付け方法を教わりながら、ろうそくにオオサンショウウオやクラゲなどを描いていただきます。燭台に挿して部屋に飾ったり、火を灯して炎のゆらぎで心落ち着かせたりと、和蝋燭の魅力をお楽しみいただけます。
開催日時:2022年11月12日(土)、11月13日(日)
①午後2時~、②午後3時~、③午後4時~、④午後5時~
※各回40分程度
応募期間:2022年10月18日(火)~10月25日(火)
当選発表:2022年10月27日(木)
京都 伏見 京蝋燭 有限会社中村ローソク
明治20年(1887)創業し、以降125年以上もの間、和・京蝋燭を作り続けています。
和蝋燭は、石油系物質を原料としない自然素材で作られます。原料の一種である櫨(はぜ)の実の減少への取り組みとして、櫨(はぜ)を栽培するプロジェクトへの参加や、香り付きのおしゃれな和・京蝋燭を開発、和・京蝋燭体験教室の実施など、和蝋燭の製造・販売だけでなく、京都の伝統工芸品である和蝋燭を次世代へつなぐ活動も積極的に行っています。
公式ウェブサイト:
https://www.kyorousoku.jp/
2. 「京こま」の制作体験
「京こま」とは、木綿の平紐を竹の芯に巻き重ねて作られた京都ならではのこまです。「京こま匠 雀休」(所在地:京都市中京区、代表:中村 佳之)とタイアップし、京こま作りを体験いただきます。アザラシまたはペンギンの「京こま」のデザインからお好きなこまを選び、職人の説明を聞きながら、棒に紐を巻きつけ、パーツを組み合わせて完成させます。水族館ならではのオリジナルデザインの伝統工芸品制作をお楽しみください。
開催日時:2022年11月19日(土)、11月20日(日)
①午後2時~、②午後3時15分~、③午後4時30分~
※各回50分程度
応募期間:2022年10月28日(金)~11月9日(水)
当選発表:2022年11月10日(木)
京こま匠 雀休
竹の芯に織生地を巻き重ねて作られた、京都の伝統工芸品である京こまの伝統を受け継ぐ工房。創業以来、ひとつひとつ手作業で京こまを作っています。
京こま作りの体験教室なども随時開催しています。
オンラインストアURL:
https://www.shinise.ne.jp/jakkyu