オリィ研究所とバイオジェン・ジャパン 分身ロボットカフェ「期間限定地域キャラバンカフェ」にて 特別支援学校生徒向けの遠隔就労体験プログラムを実施 ~重度肢体障がいをもつ子供たちのキャリア教育に一石~


※写真は昨年実施のもの

分身ロボット「OriHime」(オリヒメ)の開発・提供を手掛ける株式会社オリィ研究所(本社:東京都中央区、代表取締役:吉藤健太朗 以下、オリィ研究所)と、神経科学領域における医薬品開発のパイオニアであるバイオジェン・ジャパン株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:ニコラス・R・ジョーンズ 以下、バイオジェン・ジャパン)は、難病や重度障がいなどで外出困難な方が分身ロボットを操作して接客を行う「分身ロボットカフェDAWN ver.β(ドーン バージョンベータ)」の期間限定地域キャラバン店において、重度肢体障がいを持つ生徒達のための「遠隔就労体験プログラム」を実施することを決めました。

 障がいを持つ生徒のための特別な配慮を行う専門の教育施設として特別支援学校がありますが、肢体障がいを持つ卒業生の進路は他の障害を持つ卒業生と比べても福祉施設への入所や通所する割合が非常に高く、就職や進学といった道を選択するケースが非常に低いことが問題となっています。
(下記の表参照)

令和2年(2020年3月)の特別支援学校卒業後の進路
文部科学省「学校基本調査」より

 オリィ研究所ではこうした状況を打破すべく、昨年度、重度肢体不自由の生徒向けにOriHimeを使った遠隔就労体験の受け入れを東京・日本橋の「分身ロボットカフェ」にて実験的に行いました。これにより、生徒自身に限らずそのご家族、教育現場の先生までもが本人の具体的なキャリアイメージについて考えるきっかけとなったため、バイオジェン・ジャパンの支援を受け、引き続き今年度もプログラムの実施を決めました。(写真は昨年実施時のもの)



 本年度のプログラム実施については、すでに東京・日本橋の分身ロボットカフェで働いている「先輩パイロット」と、今回初めて遠隔就労体験にチャレンジする特別支援学校の生徒がチームになって研修を積み、11月12日から地元福岡で開催される「分身ロボットカフェ in 福岡」でのデビューを目指します。(具体的な研修のイメージは下記参照)

 今回キャラバンカフェが開催される福岡県と北海道では、いずれも昨年度に日本橋の分身ロボットカフェへの特別支援学校生徒の遠隔就労体験受入れプログラムを実施しており、2年目となる今年度はバイオジェン・ジャパンの支援を受けて2エリア合計で約20人の生徒の受け入れを予定しています。

 バイオジェン・ジャパンは2年連続で「分身ロボットカフェプロジェクト」に特別協賛企業として名を連ねており、加えて今年度はこの特別支援学校の遠隔就労体験プログラムの取り組みへの初参画を決めました。

「分身ロボットカフェ期間限定地域キャラバン店」開催決定リリースに関してはこちら
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000049.000019066.html [prtimes.jp]


【参考】OriHimeを活用した遠隔就労体験の仕組み




【株式会社オリィ研究所について】
「人類の孤独をリレーションテックで解決する」をミッションとし、遠隔操作でありながら「その場にいる存在感」を共有できる分身ロボット「OriHime(オリヒメ)」を中心としたロボットの製造、および分身ロボットを活用した就労支援サービス「AVATAR GUILD(アバターギルド)」の提供を行なっています。

他プロダクトとしては、テレワークでの肉体的社会参加を可能にする分身ロボット「OriHime-D(オリヒメディー)」、重度障害があっても目や指先などの僅かな動きだけでコミュニケーションを可能にする意志伝達装置「OriHime eye+Switch(オリヒメアイプラススイッチ)」など。
株式会社オリィ研究所 公式HP https://orylab.com/

※「OriHime」「分身ロボットカフェ」は株式会社オリィ研究所の登録商標です。

【バイオジェンについて】
神経科学領域のパイオニアであるバイオジェンは、最先端の医学と科学を通じて、重篤な神経学的疾患、神経変性疾患の革新的な治療法の発見および開発を行い、その成果を世界中の患者さんに提供しています。1978年にチャールズ・ワイスマン、ハインツ・シェイラー、ケネス・マレー、ノーベル賞受賞者であるウォルター・ギルバートとフィリップ・シャープにより設立されたバイオジェンは、世界で歴史のあるバイオテクノロジー企業のひとつです。バイオジェンは多発性硬化症の領域をリードする製品ポートフォリオを持ち、脊髄性筋萎縮症の最初の治療薬を製品化し、アルツハイマー病の病理に作用する最初で唯一の治療薬を提供しています。また、生物製剤の高い技術力を活かしてバイオシミラーの製品化を行い、業界内で最も多様な神経科学領域のパイプラインに注力し、進展させており、アンメットニーズが高い疾患領域の患者さんの治療水準に変化をもたらしています。

2020年、バイオジェンは、気候、健康、公平さが深く相互に関連する課題に対して、20年間に2億5000万ドルを投資する大規模な取組みを開始しました。Healthy Climate, Healthy Lives ™は、ビジネス全体で化石燃料の使用をゼロにし、著名な研究機関とのコラボレーションを構築して科学研究を進展させ、人類の健康を改善し、発展途上のコミュニティをサポートすることを目的としています。
バイオジェンに関する情報については、https://www.biogen.com/
およびSNS媒体Twitter(https://twitter.com/biogen),
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バイオジェン・ジャパンは、米国バイオジェンの日本法人です。世界で有数の歴史のある独立系バイオテクノロジー企業の日本法人として、日本では2000年より事業を展開しています。「神経科学の不可能を、可能に。」をビジョンに掲げ、日本の患者さんにも革新的な医薬品やより良い治療環境を提供すべく活動を展開しています。
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本件に関するお問合わせ先
バイオジェン・ジャパン株式会社
広報・CSR本部 
本部長 三井 貴子
Email:Japan-PA@biogen.com
携帯:070-1501-4315  TEL:03-3275-1745

株式会社オリィ研究所
問い合わせ先:pr@orylab.com
広報担当:濱口敬子

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この企業の情報

組織名
バイオジェン・ジャパン株式会社
ホームページ
https://www.biogen.co.jp/
代表者
ニコラス ジョーンズ
資本金
15,000 万円
上場
非上場
所在地
〒103-0027 東京都中央区日本橋一丁目4番1号日本橋一丁目三井ビルディング14階
連絡先
03-3275-1900

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