昭和女子大学(東京都世田谷区/理事長・総長:坂東眞理子)は、創立100周年事業の集大成として正門をリニューアルしました。設計は卒業生で、ドバイ国際博覧会日本館や2025年大阪万博パビリオンを担当するなど国内外で活躍している建築家永山祐子氏が手掛けました。校章の桜をイメージさせる白いレースのような繊細な構造の門扉が弧を描いて開閉する意匠が特徴です。訪れる人をキャンパス内へ優しく迎え、道路側は“ポケットパーク”として利用できます。
【デザインコンセプト】
弧を描くことで年代、国籍問わず訪れる人を温かく迎え入れつつ、''ポケットパーク''にとどまることもできる。植栽が四季折々に表情を変え、「世の光となろう」という大学のミッションのように光が包み込む。門で中と外を隔てるのではなく、世の中と大学内の世界を「つなげる」ための正門です。
【永山祐子氏 略歴】
1998年 昭和女子大学生活科学部生活美学科(現:環境デザイン学部環境デザイン学科)卒。青木淳建築計画事務所勤務後、2002年 永山祐子建築設計を設立。横尾忠則美術館「豊島横尾館」でJIA新人賞、「女神の森セントラルガーデン」でJCD Design Award銀賞、東京建築賞優秀賞など受賞多数。2020年 ドバイ国際博覧会日本館、2025年 日本国際博覧会(大阪・関西万博)パナソニックパビリオン「ノモの国」を担当。本学学生ホールも永山氏による。
【永山氏のコメント】
「在学中の課題で『学生会館を正門に作り、秘密の花園のようなイメージのある女子大学だが、中でみんなが元気いっぱいに活動していることを社会に向けて発信する』提案をしたことがあります。社会と大学をつなげるための門として、その思いを今、形にすることができてうれしく思います」
▼本件に関する問い合わせ先
昭和女子大学 広報部
TEL:03-3411-6597
メール:kouhou@swu.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター
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