「世界メンタルヘルスデー2022」の対談イベントを配信しました~どんな立場の人でも、誰のこころも同じように不調になる。そんな時、あなたならどうしますか?~

「世界メンタルヘルスデー2022」の対談イベントを配信しました
~どんな立場の人でも、誰のこころも同じように不調になる。そんな時、あなたならどうしますか?~




 メンタルヘルスに関連するものは、「分かりにくい」「実感しづらい」等、伝える側、受け取る側双方に「言葉にすることの難しさ」があるのではないでしょうか。
 こころの不調は体の不調を同じように誰にでもやってくる。そんな時、「自分のこころの声」をキャッチして、早く手当てをすることが大切だと、出演者の皆さんの経験談を交えながら、ご自身の言葉で語っていただきました。
 このイベントは、視聴者の皆さんに「今の自分と自分の周りの人のこころの健康」について、考える一歩になってほしいと願い開催したものです。
 まずは、動画をご覧いただき、自分事である「メンタルヘルス」について、考えてみませんか?



 厚生労働省では、10月10日の「世界メンタルヘルスデー(※1)」にあわせて、ピアサポーター(※2)やメンタルヘルスの専門家、日本を代表するアスリート等による、メンタルヘルスに関連した対談イベントの動画を配信しました。

 田中ウルヴェ氏、廣瀬俊朗氏、萩野公介氏、大山加奈氏といったアスリート等による対談と、ピアサポーター等による対談の2部構成でお届けしています。
 対談動画は、以下の世界メンタルヘルスデー特設サイトからご覧いただけます。
 なお、特設サイトでは、対談動画の他にも、メンタルヘルスに関連するイベントのご紹介や、関係団体、スポーツ関係の皆さんからいただいたメッセージも掲載しており、充実したコンテンツが揃っていますので、是非ご覧ください。

※1)毎年 10 月 10 日の「世界メンタルヘルスデー」は、メンタルヘルスの問題に関する世間の意識や関心を高めて、偏見を無くし、正しい知識を普及することを目的として定められた国際デーです。
※2)ピアサポートとは、一般に同じ課題や環境を体験する人がその体験から来る感情を共有することで、専門職による支援では得がたい安心感や自己肯定感を得られることです。






■第1部 アスリート×専門家による対談

・テーマ:アスリートと考える、メンタルヘルスについて


 強い体と、強いメンタルを持っていると、イメージしがちな「スポーツ選手」。個人競技やチーム競技、エースやキャプテンなど色々なバックグラウンドを抱えながら、世界の大舞台で大きな期待を背負って活躍されてきた皆さんに、こころが「しんどかった」こと、誰かに「支えてもらったこと」、メンタルヘルスの不調の中で「見えたこと」を語っていただきました。そして、なぜ自分の経験を話そうと思ったのか、そのプロセスについても教えていただきました。
 「自分を自分と認めること」や、「今日も頑張った!」と自分を褒めてあげることは、簡単そうで意外とできないこと。そして、「自分が幸せな状態」であるために必要なことは何かを考えることが大切ということが、この対談に詰まっています。
 どんな立場の人でも、同じ人間で、アスリートだけが特別ではないし、誰のこころも体と同じように不調になる。そんな時、あなたならどうしますか?
 45分間の対談動画ですが、その時間はあっという間です。そして、視聴後には自然と自分のこころの声に耳を傾けているはずです。

・出演者:

田中ウルヴェ 京 氏  ※司会進行
スポーツ心理学者(博士)/ 五輪メダリスト / メンタルトレーニング上級指導士 / 慶應義塾大学特任准教授

廣瀬 俊朗 氏
株式会社HiRAKU 代表取締役 / 元ラグビー日本代表キャプテン

萩野 公介 氏
競泳金メダリスト

大山 加奈 氏
元バレーボール日本代表

小塩 靖崇 氏
国立精神・神経医療研究センター 精神保健研究所 地域精神保健・法制度研究部 研究員


第1部対談 出演者

・動画
本編:https://www.youtube.com/watch?v=uNF074pOJ2I
ダイジェスト版:https://youtu.be/VHC73VKXDGo


■第2部 ピアサポーター×専門家による対談

・テーマ:精神疾患について正しく知り、向き合うこと

 少しずつ「メンタルヘルス」という言葉は知られてきましたが、まだどこか、「メンタルの不調」を他人事と思っていませんか?第2部では現在ピアサポーターとして活動し、自身の経験を、今困っている人の道しるべとなっている皆さんが登壇。また、専門職として、実際に地域で精神疾患を抱える方の支援をしてきた精神保健福祉士の方にもお話しいただきました。
 こころの不調は誰にでもやって来る。実際にメンタルの不調と付き合っていく中で、人によって様々ではあるものの、「どのような症状」があって、「どんなことに困って」、何が「回復」につながっていったのか、この対談で語っていただきました。
 精神疾患があるから「できない」のではないか、と周りの人が思っているけれど、病気を理由に諦める必要はない、と力強く語ってくださった姿に、とても元気がもらえる対談となっています。そして、全ての人が「メンタルヘルス」についての知識を正しく得ること、こころの不調は自分事として捉えることが大切であるというメッセージがつまった対談です。

・出演者

藤井 千代 氏  ※司会進行
国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所地域精神保健・法制度研究部 部長

櫻田 なつみ 氏
一般社団法人日本メンタルヘルスピアサポート専門員研修機構 理事
株式会社MARS 精神障がい者ピアサポート専門員 (ピアサポーター)


内布 智之 氏
一般社団法人 日本メンタルヘルスピアサポート専門員研修機構 理事
精神障がい者ピアサポート専門員 (ピアサポーター)


吉野 智 氏
PwCコンサルティング合同会社 精神保健福祉士



第2部対談 出演者

・動画
本編: https://www.youtube.com/watch?v=arRhbaygKfg
ダイジェスト版:https://youtu.be/6ie9zd9OITE
■参考
・世界メンタルヘルスデー2022 特設サイト
https://www.mhlw.go.jp/kokoro/mental_health_day/
・世界メンタルヘルスデー2022 イベント詳細
https://www.mhlw.go.jp/kokoro/mental_health_day/mhdj.html



イベントポスター






【第1部対談の様子】


【第2部対談の様子】
 


本件に関するお問合わせ先
社会・援護局 障害保健福祉部
精神・障害保健課
課長補佐 田中 裕記(内線3107)
渋谷 彩夏(内線3108)
代表電話:03(5253)1111

この企業の関連リリース

この企業の情報

組織名
厚生労働省 広報室
ホームページ
https://www.mhlw.go.jp/index.html
代表者
福岡 資麿
資本金
0 万円
上場
非上場
所在地
〒100-8916 東京都千代田区霞が関1丁目2-2中央合同庁舎第5号館
連絡先
03-5253-1111

検索

人気の記事

カテゴリ

アクセスランキング

  • 週間
  • 月間
  • 機能と特徴
  • Twitter
  • デジタルPR研究所