14.取引先が免税事業者のままであるとしても、約8割は1年以上取引を継続する意向
「Q14.取引先が免税事業者のままであるとしても(課税事業者への変更せずとも)どれほどの期間、取引を継続する意向がありますか。」(n=242)と質問したところ、「1年間は取引を継続する」が13.6%、「2~3年間は取引を継続する」が38.0%、「3~4年間は取引を継続する」が13.2%、「4~5年間は取引を継続する」が5.4%、「5年後以降も取引を継続する」が9.1%という回答となりました。
■当社担当役員のエンドースメント
「今回の調査では、インボイス制度施行1年前のタイミングで、Peppol対応予定の企業は全体の4分の1、同時に約3割が適格請求書発行事業者の登録申請に向けて動いていることがわかりました。また、実際に2023年10月以降の経理業務運用シミュレーションや試算を行っている企業は6割にのぼることから、過半数の企業が施行に向け具体的に動いていることが明らかになりました。これらの実態から、これからの1年は中長期的なシステム再構築を念頭にした最適なサービス運用の検討フェーズに入ることが予想され、プロジェクトオーナーである財務経理部門と情報システム部門やDX関連部門間の部門横断の業務プロセスの再設計が注目されていくでしょう。当社では、約80名以上(2022年6月時点の実績)の文書情報管理士や法対応専門部隊とともに、お客様の次なる課題に寄り添う体制で対応してまいります」
ウイングアーク1st株式会社 執行役員 Business Document事業部長 満岡 明弘
■「invoiceAgent 電子取引」について
invoiceAgent 電子取引は、取引帳票の送受信から管理まで、すべて一括で行えるクラウド型の電子取引ソリューションです。自社に最適な帳票フォーマットはそのままに、電子帳簿保存法やインボイス制度への対応を実現。帳票を通じた企業間の取引を加速させます。
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■調査概要
・調査名:インボイス制度に向けた企業間取引の電子化に関する対策調査
・調査対象: 100億円以上の売上の企業に所属する請求書関連業務に携わる会社員
・有効回答数:509名(建設業101名、金融保険業100名、小売業104名、製造業104名、情報業100名)※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません
・調査期間:2022年8月19日~8月23日
・調査機関:自社調査 (調査委託先:株式会社IDEATECH)
・調査方法:オンラインアンケート
・企画:ウイングアーク1st