昭和女子大学(学長:小原奈津子/東京都世田谷区)では、海外提携大学と2大学で学位を取得する「ダブル・ディグリー・プログラム」を実施しています。従来は国際学部が対象でしたが、2022年秋学期から、州立テンプル大学ジャパンキャンパス(TUJ)とのダブル・ディグリー・プログラムの対象が、グローバルビジネス学部ビジネスデザイン学科に広がります。
「ダブル・ディグリー・プログラム」は昭和女子大学で3年、海外の提携大学で2年、計5年間学び、2つの大学の学位を取得します。2014年度から上海交通大学(中国)との間で始まり、これまでに中国、韓国、アメリカの大学で国際学部生64人がプログラムを修了しました(詳細下表)。新たに、ビジネスデザイン学科生2人がTUJプログラムに参加、2つの学位取得を目指します。
TUJの授業はすべて英語で行われるため、「IELTS6.0以上、TOEFLiBT79点以上、GPA2.7以上」という英語力と成績の基準をクリアすることが求められます。ビジネスデザイン学科では1年次から経済学やマーケティング、ファイナンスなどを英語で学び、3年次秋学期からTUJ編入を目指します。昭和女子大学では「経営学士」、TUJではGeneral Studies Major(教養学科)、Economics(経済学)コンセントレーションの「BA(学士)」を取得します。
このプログラムは、TUJとの大学間協定により、原則として昭和女子大学5年間の授業料で両大学の学位を取得できます。コロナ禍で海外渡航制限がある中、世田谷の昭和女子大学の敷地内にあるTUJで米大学の授業を履修、学位取得できるメリットがあります。
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