Confluent、リアルタイムデータストリームを利用する組織の収益と顧客満足度が高いと発表



〜 ITとエンジニアのリーダーを対象としたグローバル調査
『Business Impact of Data Streaming: State of Data in Motion Report 2022』
を実施 〜


  • 4社のうち3社がリアルタイムデータストリームにアクセスできないことで顧客を失う
  • 80%以上の企業が対応スピードが高いビジネスプロセスと顧客体験向上においてリアルタイムデータストリームが重要と回答
  • 68%が2022年度収益目標達成にはオンプレミスとクラウド環境のリアルタイム同期が重要と回答

Data in Motion(動き続けるデータ)のリアルタイム活用を実現するためのデータストリーミングプラットフォームを提供するConfluent(本社:マウンテンビュー、NASDAQ:CFLT、以下Confluent)は、6カ国のITとエンジニアのリーダー1,950名を対象とした調査『State of Data in Motion Report 2022』の結果から、97%の企業がリアルタイムデータストリーミングの利用を始めていることを発表しました。
リアルタイムストリーミングから生み出される膨大なデータを活用するという動きが、更なる拡張を見せているだけではなく、今日のデジタルファーストの世界で成功するための最も重要なテクノロジーの1つになっています。本調査から、企業が顧客に対して優れたサービスを提供し、その顧客を維持し、魅了し続けるためにも、Data in Motionの利活用はすでに重要な要件というだけではなく、将来に向けてその重要性はさらに高まると言えます。

Walgreens Boots AllianceのVice President, Global IT, Integration and Intelligent AutomationであるYaël Gomez氏は、次のように述べています。「リアルタイムデータストリームは、当社のお客様にサービスを提供する上で、ビジネス活動の中核になりつつあります。次々と生み出されるデータの質を高められれば、顧客サービスの品質向上へと転化させられます。ワクチン接種や検査への登録もやりやすくなり、オンライン販売や対応などでの差別化も可能になります。これまで組織全体で取り組んで来たITの先進化は、オムニチャネルエクスペリエンスを一層シームレスなものにしました」

State of Data in Motion概要
本調査から、今日のデータストリーミング市場にみる成長動向として、リアルタイムデータは、すでに従業員の働き方から企業と顧客のエンゲージメント、商品の提供に至るまで、あらゆる事項に大きな影響を与えていることが読み解けます。しかし、この影響を有効活用する点では、まだ難しさがあるようです。データが取得される場所や保存先の多様化に加え、そこから得られるデータ量が限りなく増え続けるため、その取扱いに困難さがあるようです。

ConfluentのPresident of Field OperationsであるErica Schultzは、次のように述べています。「データは、すでにビジネスの成功に欠かせない最重要資源の1つになっています。当社が提唱する『Data in Motion』とは、リアルタイムデータストリームによるデータインフラストラクチャーの先進化を意味しています。データの連続した動きを捕らえ、処理し、ワークフローの成果を高めることで自動化を進め、その結果としてリアルタイム分析を可能にし、顧客エクスペリエンスのデジタル化と差別化を前進させます。このテクノロジーは、デジタルファーストとなった世界の競争に企業が勝ち残るために必須となるものです」

本調査は、テクノロジーリーダーによるData in Motionの実体験に着目した、業界初となるグローバル調査です。リーダーたちが体感したメリット、活用の拡大に際して直面した課題、成功を目指す際にリアルタイムデータストリーミングが最終的に果たす役割として、注目すべき事項を紹介しています。

調査に見る主な結果:
  • Data in Motionは、顧客とのエンゲージメントを高め最終収益を向上
    • リアルタイムデータストリームに関して、リーダー(97%)が一定の活用をすでに始めていました。その中で幅広い活用を実現していたリーダー(66%)は、収益の向上を達成していました。
    • リアルタイムデータを幅広く活用しているリーダー(63%)は、2020年から2021年の間に(世界的なコロナ禍にもかかわらず)10%以上の年間収益向上を果たしました。
    • ITリーダー10人のうち8人は、顧客エクスペリエンス向上にリアルタイムデータストリームが大変あるいは限りない、または重要であると回答しました。
  • リアルタイムデータストリーミングは必要であるが、適切なテクノロジーが不可欠
    • ITリーダー(60%)は、より多くのリアルタイムデータを活用する上で最大の課題は、複数のソースからデータを統合することであると回答しました。これは、予算不足を課題に挙げた回答者のおよそ2倍となりました。
    • ITリーダー(76%)は、異なるアプリケーションからリアルタイムデータをタイムリーに統合することは、組織内の重要プロセスのために必要だと回答しました。しかし、実際にそれらデータをタイムリーに統合することは困難であると40%が回答しています。
    • 68%の企業は、リアルタイムアプリケーションの作成に必要なデータを見つけることは、そもそも難しいと回答しています。
  • クラウドでの成功にはクラウド間のセキュアなデータストリーミングが必須
    • 一部のデータをクラウドに保持し、残りをオンプレミス環境に保持するハイブリッドクラウド環境でのオペレーションについて「活用体制は万全」と答えた企業は39%に留まりました。
    • マルチクラウドが一般的になるなか、ITリーダー(32%)は、クラウドストレージ間でデータを有機的に同期させる困難に直面しています。
    • オンプレミス環境のみで業務を行っている企業の69%は、クラウドへの移行を躊躇する最大の理由として、データの確実な保護、データセキュリティ管理の主導権を失う不安、ハッキングへの脅威といったセキュリティ上の懸念を挙げています。

調査概要
『State of Data in Motion』調査レポートの全文は下記のURLからご覧ください。ConfluentのField Operation担当プレジデントであるErika Schultzのブログ(英語)もご覧ください。このブログでは、主な調査結果に対する見解と「Data in Motion」を始めるにあたってのヒントを述べています。

本レポートは、Lawless Research社が2022年1月から3月に実施した調査に基づいています。調査対象国は、米国、英国、フランス、ドイツ、オーストラリア、シンガポールのITとエンジニアのリーダー1,950名からの回答を含んでいます。また、従業員数500名以上の企業のフルタイム従業員への15分間のブラインド方式調査の結果を集計したものです。

参考リンク
Confluentについて
Confluentは、Data in Motion(動き続けるデータ)の処理に特化した新しいデータインフラストラクチャーのパイオニアです。クラウドネイティブなプラットフォームであるConfluentは、複数ソースからのリアルタイムデータを組織全体への継続的な提供と処理を実現するインテリジェントなソリューションです。このプラットフォームを活用することで、リッチなデジタルフロントエンドの顧客体験を提供すると同時に、洗練されたリアルタイムのソフトウェアドリブンのバックエンド運用を実現するといった新たなビジネス要件への対応を可能にします。詳細については、 https://www.confluent.io/ja-jp/ をご確認下さい。

Confluentおよび関連名称は、Confluent, Inc.の商標または登録商標です。

Apache (R) および Apache Kafka (R) は、米国および/またはその他の諸国における Apache Software Foundation の登録商標または商標です。これらの使用は、Apache Software Foundation による承認を示唆するものではありません。その他のすべての商標は、それぞれの所有者に帰属します。


【報道関係者からのお問合せ先】
Confluent PR Office(プラップジャパン)
担当:マートライ 、沖山、冨安
Confluent@prap.co.jp

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組織名
Confluent Japan
ホームページ
https://www.confluent.io/ja-jp/
代表者
勝俣 正起
上場
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