Confluent、「Confluent Platform for Apache Flink® 」を提供開始 オンプレミスにおける高性能なストリーム処理の管理とセキュリティ確保を簡素化

  • Confluent Manager for Apache Flink はオンプレミスの Kubernetes 環境においてクラウドのような管理体験を提供
  • WarpStream Orbit は Bring Your Own Cloud の導入を合理化しより簡単で失敗のない移行を実現

本資料は2024年12月10日に米国で発表されたプレスリリースの抄訳版です。
https://www.confluent.io/ja-jp/press-release/new-confluent-platform-for-apache-flink-simplifies-stream-processing-on-premises/

米国カリフォルニア州マウンテンビュー - 2024年12月10日 - データストリーミングのパイオニアである Confluent, Inc. (https://www.confluent.io/ja-jp/)(本社:カリフォルニア州マウンテンビュー、NASDAQ:CFLT、以下Confluent) は、Confluent Platform for Apache Flink® の一般提供を発表しました。Confluent Platform for Apache Flink® により、エンタープライズレベルのセキュリティ機能を追加されるだけでなく、オンプレミスの Apache Flink ワークロードをより簡単に管理・拡張できます。Confluent は、クラウドとオンプレミスのワークロード向けにストリーム処理を併せ持つデータストリーミングを提供する唯一の企業であり、企業によるデータの一層迅速な価値への転換を支援します。さらに Confluent は、WarpStream の「BYOC(Bring Your Own Cloud)」展開モデルへの移行を容易にする WarpStream Orbit を発表しました。

Confluent のチーフプロダクトオフィサーであるショーン・クローズ(Shaun Clowes)は次のように述べています。「ストリーム処理は、魔法が起こる場所です。ストリーム処理によって、リアルタイムデータは、現代のビジネスを推進するために必須となる、顧客体験やオペレーションのデータに昇華されます。今回の発表により、いかなる組織でも Apache Flink を利用することができ、拡張、セキュリティの確保、管理が容易になり、制限なくイノベーションを実現することが可能になります」

ストリーム処理(https://www.confluent.io/ja-jp/learn/stream-processing/)は、企業が意思決定、不正検出、パーソナライズされた顧客体験などのために、リアルタイムで大量のデータを分析し、対応することを可能にします。Apache Flink は、その驚異的なパフォーマンス、堅牢な状態管理、複雑なリアルタイム分析を大規模に処理できる柔軟性を持つことから、企業向けストリーム処理ソリューションのデファクトスタンダードとして台頭してきました。しかしながら、Flink の自己管理においては、複雑な分散システムの設定、運用、拡張、セキュリティの確保が必要なため、チームは 多くの困難に直面しています。オンプレミスのワークロードを持つ組織には、プライベートインフラストラクチャ内でクラウドネイティブな技術の柔軟性と利便性を提供するソリューションが必要です。

オンプレミスにおけるワークロードのストリーム処理を拡張、保護、簡素化

Confluent Platform for Apache Flink(https://www.confluent.io/ja-jp/blog/introducing-confluent-platform-7-8/)の一般提供により、企業は世界有数の Apache Kafka® と Flink の専門家による長期的なサポートを受けながら、オンプレミスのワークロードを大規模に管理できるようになります。Confluent Platform のエンタープライズグレードの Flink ディストリビューションとコントロールプレーンにより、以下のことが可能になります。
  • ライフサイクル管理を合理化:デプロイメントと拡張を簡素化し、自動化、効率的なリソース割り当てを強化することによりライフサイクル管理を合理化
  • 統合セキュリティモデルの確立:すべてのシステムで統一されたアクセス制御と一貫したセキュリティポリシーを提供
  • Flink と Kafka の統合サポートとガイダンスの提供によりリスクを最小限に抑制:データストリーミング業界の最先端の専門家が Flink と Kafka の統合サポートとガイダンスを提供
世界中の多くの企業が、Confluent Platform for Apache Flink を使用してデータを処理・分析し、成功を収めています。例えば、フォーチュン 50に選ばれた 通信事業者のお客様は、ネットワークパフォーマンスの処理と分析、一貫性を持ちパーソナライズされた顧客体験の提供、脅威検出を目的としたネットワーク可視化のために、リアルタイム分析において Confluent Platform を使用しています。Confluent Platform の Flink サービスを活用することで、この通信事業者は数千万ドルを節約し、解約件数を大幅に減らすことで、全体的な利益率を向上させました。

Confluent Platform for Apache Flink の新機能である Confluent Manager for Apache Flink (CMF) (https://www.confluent.io/ja-jp/blog/introducing-confluent-platform-7-8/)により、Flink のデプロイ、更新、拡張をクラウド上と同様にオンプレミス上でも容易に実現できます。Confluent Manager for Apache Flink は以下を可能にします。
  • シンプルな管理:大規模な Flink デプロイメントを Kubernetes により合理化し、リソース管理と拡張を一層効率化
  • コラボレーションの強化:Confluent エコシステム全体の管理の一元化を実現。CMF は一貫性を促進し、プロセスを最適化することで、チーム間のコラボレーションを促進
  • セキュリティの向上:堅牢なセキュリティメカニズムにより、セキュリティ管理を簡素化し、組織のポリシーへの準拠を確保
IDC のAIおよびオートメーション担当シニアリサーチディレクターであるシャリ・ラバ(Shari Lava)氏は、次のように述べています。「企業は、ワークロードがデプロイされている場所であればどこにおいても、Flink により容易にアクセスし、かつ安全に運用しやすくする必要があります。企業は、Flink の深い専門知識と、ビルトインコネクタ、自動化された運用、強力なカスタマーサクセスとサポートなどの機能を併せ持ち、Time-to-Value を加速し、Flink アプリケーションの本番稼動を容易に実現できる製品を選択すべきです。Flink と Kafka のような別のコンポーネントにまたがって統合されたコントロールプレーンを提供するソリューションは、より多くの企業がリアルタイムデータの活用と効果的な管理を実現する上で重要な役割を果たします」

コスト削減とディザスタリカバリ機能で WarpStream への移行を加速

WarpStream の BYOC デプロイメントモデルは、大規模なワークロードと緩やかなレイテンシー要件を持ち、独自の仮想プライベートクラウド(VPC)の利用を検討しているお客様に選ばれるモデルです。オープンソースの Kafka から BYOC モデルへの移行は、さまざまな Kafka 環境に対応し、時間やコスト、データ品質の問題を増大させるカスタムソリューションを構築する必要があるため、これまで困難かつ手のかかる作業だと考えられてきました。WarpStream Orbit(https://www.warpstream.com/blog/kafka-replication-without-the-offset-gaps)は、オープンソース Kafka や Kafka 互換サービスなどの既存ワークロードから WarpStream クラスタへの移行を、これまでになく簡素化します。お客様は、WarpStream へのシームレスな移行、コスト削減のための階層型ストレージによる既存の Kafka クラスタの最適化、高スループットでレイテンシーの緩やかなワークロードのためのディザスタリカバリの設定を実現することが可能です。

その他のリソース 当社のロードマップは将来変更される可能性があるため、ここで言及されている機能は変更される可能性があり、期限内に提供されない、または全く提供されない可能性があります。本情報は、いかなる機能を提供することを約束するものではなく、お客様は現在利用可能な機能に基づいてご購入を決定してください。

Confluent について

Confluent のデータストリーミングプラットフォームは、あらゆる場所から絶え間なく生成され、常に進化する躍動的なデータ(Data in Motion)に対する連続的なストリーム処理を行う新たなデータインフラストラクチャの分野を開拓しています。Confluent のクラウドネイティブなプラットフォーム製品はストリーム処理基盤として、復数のソースからのリアルタイムデータを有機的かつインテリジェントな接続を実現することで、組織全体としての瞬時な対応を可能にします。Confluent のプラットフォームは、組織がリッチでデジタルなフロントエンドのカスタマーエクスペリエンスを提供するだけではなく、洗練されたリアルタイムのソフトウェア主導のバックエンドオペレーションへの移行も支援しています。
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Confluent と Confluent に関連するロゴマークは Confluent, Inc. の商標または登録商標です。

Apache® および Apache Kafka® は、 Apache Software Foundation の登録商標または商標です。これらの商標の使用は、Apache Software Foundation による保証を意味するものではありません。その他の商標は、各著作権者に帰属します。

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組織名
Confluent Japan
ホームページ
https://www.confluent.io/ja-jp/
代表者
勝俣 正起
上場
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