佐賀城本丸歴史館では、幕末・明治期に活躍した佐賀の偉人たちの足跡を広く知っていただくため、佐賀の偉人をシリーズで紹介する「佐賀偉人伝」を出版しています。今回は、第11冊目として『草場佩川』を書籍と電子書籍で同時刊行します。
多久の東原庠舎(とうげんしょうしゃ)で学んだ草場佩川は、二十代半ばにして朝鮮通信使の応接に関わり、その詩文や書画は通信使たちから絶賛されます。のちには弘道館の教授として、あるいは文人として全国に名をとどろかせました。
江戸時代の為政者や教育者たちは漢詩に自らの志を吐露しました。より親密な東アジア間の関係が必要とされる現代にあって、漢詩による美しい心の交流をたどっていきます。
この機会に、幕末・明治期に激動の日本で活躍した佐賀の偉人たちの志に、ぜひ触れてみてください。
記
1 書籍について
・規格/価格
A5判、112ページ/1,000円(税込)
・主な取扱店
お近くの書店または佐賀城本丸歴史館
・発売開始日
12月10日(火曜日)
2 電子書籍について
・対象端末
iPad・パソコン・iPhone・アンドロイド
・価格
800円(税込)
・取扱先
シナノブック(iPad・パソコン・iPhone・アンドロイドすべて)
※「佐賀偉人伝」ホームページ(
http://sagajou.jp/sagaijinden/ )から、購入入先までご案内しています。
・発売開始日
12月10日(火曜日)
【著者講演会】
・日時
12月14日(土曜日) 13時30分 ~ 15時00分
・場所
佐賀城本丸歴史館 外御書院
・講師
高橋博巳(金城学院大学教授)
・申込
当日受付、参加無料
【参考】「佐賀偉人伝」出版全体計画
・事業期間
平成22年度~平成26年度
・対象人物
佐賀の七賢人を中心に15人程度
・体裁
A5判 112頁
・価格
1,000円(税込)
・既刊
『鍋島直正』『大隈重信』『岡田三郎助』『平山醇左衛門』『島義勇』『大木喬任』『江藤新平』『佐野常民』『納富介次郎』
※電子書籍(800円(税込))でも販売しています。