ケーブル保護管エフレックス(R)に埋設・露出の両用タイプ登場

~地中から地上へ一気通貫の施工を実現し、工事の簡略化・省力化に貢献~

● 埋設と露出施工の2つのJIS規格に適用する電線・ケーブル保護管「エフレックススルー(TM)」を発売
● 地中(埋設)から地上(露出)へ一気通貫の施工が可能となり、工事の簡略化・省力化を実現
● 電線ケーブル用可とう保護管のトップメーカとして、再エネや5G・6Gなど電力通信インフラの整備に貢献

 古河電気工業株式会社(本社:東京都千代田区大手町2丁目6番4号、代表取締役社長:小林敬一)と古河樹脂加工株式会社(本社:千葉県千葉市美浜区新港195番地、代表取締役社長:久保田哲治)は、地中埋設用ケーブル保護管エフレックス(R)シリーズの新ラインナップとして、埋設と露出施工の両方が可能な波付合成樹脂可とう管「エフレックススルー(TM)」を8月1日から発売しました。

■背景
 昨今、建設業界では生産年齢人口の減少や加速する高齢化を受け、建設現場の生産性を向上させる資材へのニーズが高まっています。2024年4月には、働き方改革関連法案における時間外労働の上限規制で建設業界の猶予期間が終了することから、より一層の施工省力化が求められています。これらの課題を解決すべく、当社では施工省力化を実現する製品を開発しています。

■内容
 地中埋設用ケーブル保護管エフレックス(R)シリーズのラインナップとして、埋設管(JIS C3653付属書1 管路式の管)でありながら露出施工(JIS C8411の規格)にも適用したエフレックススルー(TM)(φ22、φ28)を開発・発売しました。従来の波付管の構造を最適化し、曲げ易さと耐候性を実現しています。これまでエフレックス(R)は電力および通信ケーブル専用でしたが、エフレックススルー(TM)はこれらのケーブルに加えて絶縁電線の保護管としても施工できます。また、従来は地中から建物や街灯にケーブルを引き込む工程ではエフレックス(R)からエフレックスジョイントで屋外露出用のプラフレキ(R)に変換する必要がありましたが、このような施工の際にエフレックススルー(TM)を用いることで異種管接続の手間が省けることから、工事の省力化が期待できます。


エフレックススルー(TM)φ22


エフレックススルー(TM)施工イメージ

製品仕様


 再生可能エネルギー事業や次世代通信網5Gおよび6Gの普及に向けた通信アンテナ基地局等のインフラ事業、ならびに国土強靭化事業における工事の省力化の実現に貢献していきます。
 今後も当社は長きに渡り培ってきた埋設管・露出管の技術開発に取り組み、電線ケーブル用可とう保護管のトップメーカとして、真に豊かで持続可能な社会の実現に貢献するという基本理念のもと、これらの社会課題に対応する信頼性の高い製品を提案してまいります。

地中埋設用ケーブル保護管エフレックス(R)
 当社が国内で初めて発売した樹脂製波付ケーブル保護管で、地中埋設に耐える強度を持ちながら、軽量で曲げやすく、施工性にも優れています。1967年の発売以来、公共事業をはじめ様々な工事で幅広く採用されています。

地中埋設用ケーブル保護管 エフレックス(R)シリーズ
https://www.furukawa.co.jp/eflex/

『エフレックス』『プラフレキ』は日本における古河電気工業株式会社の登録商標です。
『エフレックススルー』は古河電気工業株式会社が商標登録出願中です。

■古河電工グループのSDGsへの取り組み
当社グループは、国連で採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」を念頭に置き、2030年をターゲットとした「古河電工グループ ビジョン2030」を策定して、「地球環境を守り、安全・安心・快適な生活を実現するため、情報/エネルギー/モビリティが融合した社会基盤を創る。」に向けた取り組みを進めています。ビジョン2030の達成に向けて、中長期的な企業価値向上を目指すESG経営をOpen,Agile,Innovativeに推進し、SDGsの達成に貢献します。

古河電工グループのSDGsへの取り組み
https://furukawaelectric.disclosure.site/ja/themes/182

■製品に関するお問い合わせ先
お問い合わせフォーム
https://www.furukawa.co.jp/srm/form/index.php?id=foam

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この企業の情報

組織名
古河電気工業株式会社
ホームページ
https://www.furukawa.co.jp/
代表者
小林 敬一
資本金
6,939,500 万円
上場
(旧)東証1部
所在地
〒100-8322 東京都千代田区大手町2丁目6番4号常盤橋タワー
連絡先
03-6281-8500

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