冬は腎臓の病気が進行しやすいといわれる季節です。冬が腎臓に悪い影響を及ぼす理由には、つぎのようなことがあげられます。
その1:血圧が高くなる
その2:むくみが出やすくなる
その3:心臓の病気(心筋梗塞)、脳の血管の病気(脳出血)が出やすい
その4:かぜやインフルエンザにかかりやすくなる
家庭で血圧をはかっている方は気づかれていると思いますが、夏場に比べますと、冬場では血圧が高くなります。高血圧になる原因には、冬場には血管が収縮することや、汗など水分が蒸発することが少なくなることなどが、関係しています。さらに高血圧から、脳出血や心筋梗塞を合併しやすくなります。
むくみがひどくなりますと、足のむくみだけではなく、心臓や肺にも水分がたまり、心不全・肺水腫といって息苦しくなり、入院が必要となる場合もあるのです。
また、腎臓病の方は免疫能が低下(細菌に対しての抵抗力が弱く、感染を合併しやすい)しているために、かぜやインフルエンザにかかりやすく、高齢の方では肺炎を合併しやすくなります。
年末年始は忘年会や新年会など、外食が多くなる季節でもあります。お鍋やおせち料理は塩分やカリウム、さらに水分などが多いので、腎臓病の方は工夫して食べることが必要です。
では、これら冬場の敵から腎臓をまもるために、どのような点に注意して過ごすとよいのでしょうか?以下、腎臓サポート協会のホームページにて詳しく解説しておりますので、ぜひご覧ください。
http://www.kidneydirections.ne.jp/support/soramame/school/no42.html
※この記事は、会報誌『そらまめ通信 Vol.42』からの抜粋です。
▼会報誌「そらまめ通信」のご紹介
http://www.kidneydirections.ne.jp/support/soramame/index.html
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【本件に関するお問い合わせ先】
NPO法人 腎臓サポート協会
info@jin-support.org