エコラボ、フィリピン最大の地熱発電企業の再エネ発電を支援し、持続可能なオペレーションを実現

水処理プログラム導入により、機械の洗浄作業を75%削減し生産性も40%向上


水、衛生、感染防止のソリューションとサービスの世界的リーダーであるエコラボは、「2021年度サステナビリティ進捗レポート」を発表しました。本レポートでは、お客さまとのパートナーシップを通じて得られたサステナビリティ面およびオペレーション面での成果を事例とともに紹介しています。

エコラボは人々と地球、そしてビジネスの健全性を守るため、お客さまのパフォーマンスと業務効率を向上させ、環境への影響を最小限にする取り組みを支援しています。当社がお客さまと共に生み出した測定可能なプラスの効果は、エコラボのeROI成果として可視化しています。2021年、当社とお客さまとのパートナーシップを通じて達成した主な成果は次のとおりです。
  • eROIプロジェクトにより世界全体で年間7億5,000億ドル以上を削減
  • 2,150億ガロン(7億4,300万人分の年間飲料水に相当)の水を節約
  • 45兆BTUのエネルギーを節約
  • 8,400万ポンドの廃棄物を削減
  • 360万トンの温室効果ガス排出量を削減
※eROI:指数関数的投資利益率
eROIとは、エコラボのソリューションとサービスを通じてお客さまにもたらされたベネフィットと総価値を測定して数値化するエコラボ独自のプロセスです。生産性やパフォーマンスの向上、オペレーションコストの削減・効率化、そしてサステナビリティの観点から、企業責任の目標を達成し、世界にポジティブな影響を与える重要な成果をお客さまの投資利益として数値化します。eROIはお客さまの企業目標に対する推進状況の把握をサポートするだけでなく、エコラボのアプローチを可視化して実証する手段でもあります。
https://ja-jp.ecolab.com/expertise-and-innovation/exponential-value-eroi

顕著な成果を挙げたエコラボとお客さまとの取り組みの中から、今回はフィリピン最大のエネルギー開発企業EDCへの支援事例をご紹介します。

<ケーススタディ>フィリピン最大の地熱発電企業EDCの再生可能エネルギー発電を支援し、持続可能なオペレーションを実現


地熱発電は、地球の溶けた核の熱を利用し、地下深くから熱水を汲み上げて蒸気を生成することで電力を生成する持続可能かつ信頼性の高い再生可能なエネルギー源です。フィリピンのEnergy Development Corporation(EDC)は、蒸気の探索、利用、持続可能な発電に関連する専門知識を有する世界最大の垂直統合型地熱発電企業です。EDCでは、オペレーションを最適化しながら環境フットプリントを削減する新しいテクノロジーを採用することにより、サステナビリティの向上に取り組んでいます。
EDCの発電所の一つで、シリカや硫化鉄などの鉱物の沈殿によるスケールや腐食で汚損が発生しており、対策を講じなければ地熱発電の年間出力が65%減少してしまうという危機に直面していました。操業中断の事態を避けるため、同社では年に2回、2万ドルの費用をかけて手作業でスケールの除去を行う必要がありました。

このような状況を受け、エコラボの水処理事業部門であるナルコウォーターでは、蓄積したスケールと腐食のリスクを予測するためのデジタルモデリングツールGeomizerを用いたシミュレーションに基づいてスケール抑制プログラムを導入しました。地熱スケールモデリングツールに許取得済みのシリカ抑制プログラムも活用することで、硫化鉄の分散と制御を行い、シリカの蓄積を抑制しました。

ナルコウォーターの水処理プログラムにより、導入後4カ月でスケーリングの作業を年間70%削減し、それに伴う生産量の減少を回避することに成功しました。また、ダウンタイムの削減、化学薬品の使用量の最小化、機械的なパイプライン洗浄間隔を年2回から2年に1回に延長することができました。

EDC Subsurface Group/Geothermal ResourceのErlindo Angcoy氏は「EDCとナルコウォーターおよびエコラボのパートナーシップは、両チームが持つ強みの相乗効果によって、安全かつ持続的な地熱発電の操業に向け、複雑ではあるものの価値のある課題に継続的に取り組むことができました」とコメントしています。

EDCが達成したインパクト(年間)
  • 年間380万ドルに相当する総価値を実現
  • 機械の洗浄作業を75%削減し、315,000ドルを節約、従業員の安全性リスクも大幅に軽減
  • 生産性を40%向上
  • 200兆BTUのクリーンエネルギーを生産
  • 温室効果ガス排出量を78,000トン削減
EDCが活用したソリューション
  • ナルコウォーター Geomizerモデリングソフトウェア
  • ナルコウォーター Geomizer地熱スケールモデリングツール
  • ナルコウォーター スケール抑制プログラム

2021 Corporate Responsibility Report(英語)
https://ja-jp.ecolab.com/corporate-responsibility/sustainability-reporting-resources
「2030 Impact Goals」および2021年の進捗状況
https://ja-jp.ecolab.com/corporate-responsibility/sustainability-progress-report


エコラボについて
エコラボは、水、衛生、感染防止のソリューションとサービスのグローバルリーダーです。300万カ所に及ぶお客さまの現場で信頼されるパートナーとして、人々と地球、ビジネスの健全性を守る取り組みを支援します。世界170カ国以上の食品、ヘルスケア、ホスピタリティ、産業分野のお客さまに、科学に基づくソリューション、データ活用によるインサイト、世界レベルのサービスの提供を通じて、食品安全の促進、清潔で安全な環境の維持、水・エネルギー使用の最適化、オペレーション効率とサステナビリティの向上を実現します。年間の売上高は130億ドル、従業員数は約47,000人です。詳しくは www.ecolab.com をご覧ください。

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この企業の情報

組織名
エコラボ合同会社
ホームページ
https://www.ecolab.com/
代表者
下元 紳志
資本金
28,450 万円
上場
非上場
所在地
〒104-6137 東京都中央区晴海1-8-11晴海トリトンスクエアY棟
連絡先
03-4236-6700