キナクシス、Planning.AI で高度なサプライチェーン分析における 飛躍的な進歩を発表

ひとつのプランニング上で、ヒューリスティックと最適化プランニングを機械学習を用いて自動的に融合
俊敏性を加速し、解析スピードと精度を両立





2022年5月9日(月)現地時間 オタワおよびサンディエゴ発 - 不確実な市場の変動に応じた迅速かつ最適な意志決定を支援するKinaxis Inc.(TSX:KXS、以下キナクシス)の日本法人であるキナクシス・ジャパン株式会社(本社:東京都港区、日本法人社長:金子敏也、以下キナクシス・ジャパン)は、サプライチェーンイノベーターの年次カンファレンスとして米国で開催した Kinexions 22(https://www.kinexions.com/event/9b16d53a-d62a-42c9-9573-79bffb40ad77/websitePage:eb55aaef-f7c8-4942-9cba-9dfc3bf1037c?RefId=pressrelease)(#ReadyTogether)において、新たな分析アプローチとして Planning.AI を導入し、サプライチェーンプランニングにおける高度な分析を飛躍的に進歩させることを発表しました。

キナクシスが提供する世界唯一のコンカレントプランニング(同時並列計画)プラットフォーム RapidResponse® に実装される Planning.AI は、ヒューリスティック、最適化、機械学習の最適な組み合わせを自動的に検出のうえ融合させることで、高精度な解答を最短時間で算出するものです。これにより、サプライチェーンプランニングに取り組む企業はもはや、異なるプランニングアルゴリズムを選択する際に生じる、スピードや精度といったトレードオフの管理が不要となります。Planning.AIは、1つの問題を解決する際に複数の分析アプローチを利用する機能を提供し、解決可能なサプライチェーンに関わる問題の領域を広げ、確保が難しいデータサイエンティストや分析の専門家の必要性を排除することで、ビジネス価値のさらなる向上を推進します。

今日の複雑なサプライチェーンプランニングの課題に適用させるため、Planning.AIはまず当該問題にヒューリスティックを適用し、その結果をオプティマイザーまたはソルバーで実行します。これにより、オプティマイザーが解決すべき範囲が大幅に狭まり、必要な精度を確保しながら、解答を得るまでの時間が大幅に短縮されます。デマンドプランニングでは、Planning.AIは機械学習を利用して社内外の膨大なデータからインサイトを導き、必要に応じて追加の分析アプローチを利用して短期的および長期的視野での感知と予測を向上させます。データのサイロ化を排除し、需要と供給のバランスをリアルタイムかつ継続的にとり、What-Ifシナリオ管理を可能にするキナクシス独自のコンカレントプランニング手法と組み合わせることで、Planning.AIは、企業が市場の混乱に対して迅速かつ正確に対応できるようにします。

キナクシスのCEOであるJohn Sicard(ジョン・シカード)は、以下のように述べています。「サプライチェーンのプランナーやリーダーは、正確な判断と迅速な判断のいずれかを選択しなければならないという困難な状況に置かれることが頻繁に起こります。Planning.AIは、複数の高度な分析アプローチを用いて迅速かつ正確な意思決定を可能にすることで、このような状況を解消します。この最新かつ飛躍的な進歩を果たした手法は、当社の革新的なコンカレントプランニング技法に基づいており、サプライチェーンの俊敏性と回復力に本格的な変革をもたらすことができます」

Planning.AIが追加されることで、キナクシスのお客様は、プランニングプロセスを成熟させ、エンドツーエンドのサプライチェーン全体で次のレベルへとビジネスを引き上げる、拡張機能という新しいカテゴリーの高度なアプリケーションを利用できるようになります。Planning.AIを利用する最初の拡張機能として2種類が用意されます。

・Demand.AI
機械学習ベースの感知と予測を利用してデマンドおよびサプライプランを向上させ、全プランニングに わたるインサイトを提供するために、内部データと外部からの信号を取り入れることで需要の真の姿を描き出します。

・Supply.AI
複数の分析アプローチ活用から、より広範囲のビジネス問題を解決し、コスト、収益、納期、キャパシティなどのトレードオフのバランスを取り去ることで、サプライチェーンにおけるコスト削減を可能にします。

CelesticaのSCMプロセスおよびアプリケーションコンサルタント、Mary Simpkins(マリー・シンプキンズ)氏は、以下のように述べています。「Planning.AIには、予測される手持ち在庫を利用して構築可能な製品の最適な組み合わせを迅速かつ正確な決定を算出することで、お客様へのより良いサポートに貢献することを期待しています。これにより、お客様の余剰および廃棄資材を削減させることで、RapidResponseでのプランニングの柔軟性を大幅に向上させることができます」

2021年にキナクシスは、需要と供給のインテリジェンス信号を一元化し、企業がリスクベースのアラートを識別して対策を講じ、デジタルサプライチェーンのインテリジェント制御を拡張の実現に向け Command & Control Center を正式にローンチしました。Demand.AIとSupply.AIは、これらのインテリジェンス信号を利用して、プランナーの意思決定をさらに補強および自動化させるものです。また、キナクシスはCommand & Control Centerのデジタルプロセス自動化機能を大幅に強化しました。企業は、ワークフローの自動化をドラッグアンドドロップの直感的な操作によって迅速かつ容易にセットアップできるようになります。コードの調整は1行も必要ありません。

Planning.AIとキナクシスの新しいSupply.AIおよびDemand.AI拡張機能の詳細については、https://www.kinaxis.com/en/analytics をご覧ください。

キナクシスについて
絶えず変化を続ける市場や不確実性に対応するためには、俊敏な対応が必要です。キナクシスのプラットフォームは、統合事業計画およびデジタルサプライチェーンにおいて、迅速かつ信頼性の高い意思決定を可能にします。より良い計画の実行と人々の生活の向上が可能になることで、世界に変化をもたらすと確信しています。これまでに蓄積してきた知性にAIとコンカレントプランニング(同時並列計画)を組み合わせることで、当社は多くの革新的な企業から信頼を獲得しています。将来のあらゆるシナリオを想定した事業計画の立案には、リスクと機会の監視ならびに変化への柔軟な対応が求められます。当社のクラウドベースのプラットフォームは拡張性が高く、業界において実証済みのアプリケーションを多数実装しています。顧客が市場変化をいち早く把握し、より迅速な対応をすることが可能になることで、損失削減にも大きく貢献しています。キナクシスに関する情報はWeb(https://www.kinaxis.com/ja)、LinkedIn(https://www.linkedin.com/company/kinaxis/)、Twitter(https://twitter.com/kinaxis)、Facebook(https://ja-jp.facebook.com/Kinaxis/)をご覧下さい。

免責事項
本資料の特定事項には、適用証券法に定められている「将来予想に関する記述」が含まれています。「将来予想に関する記述」には、キナクシス(Kinaxis®)の成長機会および見込み利益、ならびに製品およびサービスへの需要に加え、業界の競合他社比較による製品およびサービスの相対的な位置付けに関する当社の見解を含む特定予測ならびにリスクおよび不確定要素が内在しています。「将来予想に関する記述」はその将来動向を保証するものではなく、当社の実際の経営成績、業績、実績、または事業展開状況としての事実とこれらの記載内容が著しく異なる、または可能性が含まれる場合があります。「将来予想に関する記述」に関するリスク要因については、当社がカナダの証券規制当局に提出している公式報告文書に記載されています。キナクシスは法律で明示的に要求される場合を除き、新しい情報、将来の出来事、その他の結果に関わらず「将来予想に関する記述」の訂正あるいは更新を行う義務を一切負いません。

【本プレスリリースに関するお問い合わせ先】
キナクシスPR事務局(プラップジャパン)担当:八代、冨安
kinaxis@prap.co.jp

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この企業の情報

組織名
キナクシス・ジャパン株式会社
ホームページ
https://www.kinaxis.com/ja
代表者
金子 敏也
資本金
50,000 万円
上場
海外市場
所在地
〒107-0052 東京都港区赤坂4丁目2番6号 住友不動産新赤坂ビル9階
連絡先
03-6260-1880

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