青山学院大学経営学部のボランティア団体SBSL(School of Business Student Leaders:経営学部学生リーダーズ) の「セルビアプロジェクト」はセルビア共和国大使館と協力して、その魅力を発信することを目的に活動を行っている。SBSLは、松原食品株式会社が商品化するセルビア料理「ムチュカリッツァ」の商品企画に携わることで、セルビア共和国の魅力を伝えたいという思いから、大使館の監修により本場のレシピを再現したセルビア料理「ムチュカリッツァ」を、2022年6月2日(木)より3日間数量限定で青山キャンパスの17号館学生食堂で販売する。
青山学院大学経営学部のボランティア団体SBSL(School of Business Student Leaders:経営学部学生リーダーズ) は、経営学部の1~3年生の有志で構成される団体で、オープンキャンパスや経営学部新入生向けのイベント「フレンドシップミーティング」の企画・運営を中心に活動を行っている。その中の「セルビアプロジェクト」では、セルビア共和国大使館と協力して、その魅力を発信することを目的に活動している。
SBSLの初代リーダーである松原食品株式会社の奈良原一平さんを介して、2021年4月にセルビア共和国大使館へ訪問したことから「セルビアプロジェクト」が発足した。松原食品では、世界の郷土料理の商品化に取り組んでおり、松原食品が商品化するセルビア料理「ムチュカリッツァ」の商品企画に携わることで、SBSLでもセルビア共和国の魅力を伝えたいという思いから本企画がスタートした。
本企画では食文化の体験を通して、多くの学生にその魅力を伝えたいと考え、セルビア料理「ムチュカリッツァ」の学食提供に至った。
魅力を発信するために、まずは、プロジェクトメンバー自身がセルビア共和国の文化について調べ、時には大使館関係者の方にも助言をいただきながら、学びを進めた。大使館に訪問した際も、大使から貴重なお話をうかがうことができ、食はもちろん、日常の生活様式やスポーツなど、セルビア共和国の文化や特色を知ることで、プロジェクトメンバーの視野が広がった。
そして、大使アシスタントのティヤナさんの監修により、本場のレシピを再現し、煮込み時間やお肉の大きさ、辛さなど、家庭の味に近づけた本格的な「ムチュカリッツァ」が完成し、学食販売に至った。
セルビア料理「ムチュカリッツァ」は2022年6月2日(木)・3日(金)・6日(月)の3日間、数量限定で青山キャンパスの17号館学生食堂「イチナナ」のみで販売する。※好評の場合は販売期間を延長予定。
セルビアプロジェクトマネージャーの谷兼朋実さん(経営学部 経営学科3年生)は、次のように語る。
「 食を通してセルビア共和国の魅力を伝えたいという目標を達成するため、約1年をかけて本企画を進めてきました。
大使館との協力企画は、前例がないうえコロナ禍という困難な状況の中でスタートしました。メンバーと何度も話し合いを重ね、先生方や大使館関係者の方にも手助けをいただきながら、本企画を進めました。
大使館を最初に訪問したのは昨年2021年4月で、そこから大使館の方々と本企画について打ち合わせを重ねてきましたが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、対面での打ち合わせやイベントの実施が困難になるなど、思うように進めることができませんでした。しかし、2022年度は大学も授業は原則対面授業となり、対面での打ち合わせ等も再開し、ようやく企画をスムーズに進めることができ、安堵しています。
学生にセルビアの魅力を伝えるために対面での企画実施にこだわってきました。セルビア料理「ムチュカリッツァ」を通して、セルビアの魅力が伝われば嬉しいですし、この企画を通してより多くの学生にセルビアの魅力を伝えられるよう、これからも精進していきたいと思います。」
《SBSLセルビアプロジェクトメンバー》
マネージャー:経営学科3年 谷兼朋実さん
サブマネージャー:経営学科3年 橋詰ゆなさん
メンバー:経営学科4年 富山香奈さん、マーケティング学科3年 稲垣薫さん、マーケティング学科3年 渡邉光里加さん、経営学科2年 内田歩さん、経営学科2年 坂本陽菜さん
▼取材に関する問い合わせ先
青山学院大学 政策・企画部 大学広報課
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