日本学生支援機構に先進的事例として取り上げられた成城大学「ピアサポーター」の活動も活発化
成城大学(東京都世田谷区 学長:杉本 義行)は、学生同士が助け合い・学びあう「サポーター制度」を充実させています。
現在、「ピアサポーター」「国際交流サポーター」「キャリアサポーター」「ライブラリーサポーター」「バリアフリーサポーター」の5団体が活動中です。中でもピアサポーターは独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)による、学生支援に関する先進的な取り組みを行う大学への実地調査(令和3年度)の対象校となり、他大学等への参考事例として紹介されました。
ピアサポーターは2017年に発足し、履修方法やレポートの書き方など、大学生活の中心となる「学習」に関する困りごとを学生の立場でサポートする学生団体です。サポートするメンバーはコーチングやファシリテーションの研修を受け、教えるのではなく、共に考え、共に成長するというスタンスで相談者の悩みに応えます。
2022年度の新学期からは全面的に面接(対面)授業が再開され、昨年度はオンラインで実施したピアサポーターによる「時間割相談」も対面とオンラインの併用にて行われました。時間割の組み方に不安を感じる新入生に加え、2年次以上の学生にも対応し、4月3日から7日の5日間で延べ500名超の学生の相談に対応しました。
日本学生支援機構の調査では、コロナ禍においてもオンラインツールの活用などを自発的に提案し、活動を継続し続けたピアサポーターの姿勢について注目がなされており、またそれを支える教職員の柔軟な体制についても評価されました。「自学自習」を旨とする成城大学の自由な校風が学生たちの自主性を成長させています。「時間割相談」に対応したピアサポーター等には、大学からオープンバッジを発行しました。
日本学生支援機構の調査報告についてはこちら
https://www.seijo.ac.jp/news/jtmo420000013hxs.html
◆オープンバッジとは
デジタルバッジの1種で、強固なセキュリティーシステムで偽造・改ざんを防いだ、国際技術標準規格のデジタル証明書です。画像に埋め込まれた「メタデータ」で、保有する資格や学習の成果をオンラインで簡単に共有・送信・公開できます。オープンバッジを電子メール署名や履歴書に貼り付けたり、ソーシャルメディア(Twitter、Instagram などの SNS)、ウェブサイトといったさまざまなプラットフォームに載せてアピールすることが可能です。就職活動にも活用できます。
海外では既に普及しており、日本でも導入する大学や企業が急速に増えつつあります。
▼本件に関する問い合わせ先
成城学園企画広報部 企画広報課
住所:東京都世田谷区成城6-1-20
TEL:03-3482-1092
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【リリース発信元】 大学プレスセンター
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