オリックス株式会社(本社:東京都港区、社長:井上 亮)は、第6回「オリックス 働くパパママ川柳」の受賞作品(19作品)を決定しましたので、お知らせします。
「オリックス 働くパパママ川柳」は、働きながらの子育てに奮闘するパパとママ、家族の日常をテーマとする公募川柳です。2017年から開催し、第6回を迎えた今回は、2022年1月7日から2月11日までの約1カ月間で、日本全国にお住まいの幅広い世代の皆さまから、4万7,188作品をご応募いただきました。
今回も尾藤 川柳氏(十六代目川柳、川柳公論社主宰)、田中 裕二氏(タレント「爆笑問題」)、浜田 敬子氏(ジャーナリスト)に特別審査員としてご参加いただき、厳正な選考によって受賞作品を決定しました。大賞には、「残りもの」というネガティブに捉えられがちなものを、「SDGsへの貢献」という大きな視点でポジティブに切り替えた一句が選ばれました。
さらに今回は、より多様な視点から「今、共感できる句」を選定したいという思いで、「みんなで選ぶ共感賞」を新設。ご自身が共感した句に投票いただいた方の中から、抽選で20名様にAmazonギフト券2万円分をプレゼントします。5月31日まで投票を受け付けていますので、ぜひご参加ください。
オリックスグループはこれからも、働くパパママや家族の日常を多様な視点から切り取った「オリックス 働くパパママ川柳」を通して、仕事や家族との向き合い方を前向きに考えるきっかけを提供していきます。
◆受賞作品
大賞(1句)
賞金:20万円
副賞:オリックスグループが運営する4施設から選べる「1泊2食付きホテル宿泊券」(1組2名様分)
毎食が SDGs 子の残り 要冷蔵(24歳・女性 / 福岡県)
パパママ目線賞(6句)
賞品:「ダイソン Dyson Supersonic Ionic ヘアドライヤー」
聞く力 おしゃべり娘に 鍛えられ 鋼鉄のケネディ(49歳・男性 / 千葉県)
テレワーク こっそり覗く リトルボス にじのいろ(44歳・女性 / 宮崎県)
コロナ禍で 増えたミッション 多すぎる ひなた(40歳・女性 / 山口県)
ミュートして 家事に舵切る 会議中 ペースかめ(37歳・男性 / 大阪府)
育休で 心のへその緒 できたパパ もちまる(28歳・女性 / 東京都)
副反応 妻と娘は 無反応 ワクチン希望(33歳・男性 / 愛知県)
子ども目線賞(1句)
賞品:「ブルーノ ホットプレート グランデサイズ」
恋をする きっかけさえも なくされる シュンシュン(12歳・男性 / 神奈川県)
じぃじばぁば目線賞(1句)
賞品:「ダスキン 選んで使えるおそうじギフトカード 2万円分」
手に負えぬ 孫は寝顔で 恩返し カワセミ君(74歳・男性 / 愛知県)
優秀賞(10句)
賞品:「Amazonギフト券 1万円分」
手は出さず 口出す夫 うっせぇわ 甘えん坊将軍(36歳・男性 / 静岡県)
ウーバーで 持続可能な ママの家事 おゆみ(37歳・女性 / 埼玉県)
キャパ超えた ママにもギガを 追加して! 香のん(57歳・女性 / 東京都)
子がお菓子 こっそりくれる テレワーク クマオヤジ(45歳・男性 / 山口県)
第2波で 産まれた我が子 5波で立つ こぶじーさん(35歳・男性 / 愛知県)
いつの間に 小さなママの レシピ増え 玉犬(母)(41歳・女性 / 千葉県)
働いた! 金メダルより 金曜日 ちっぴー(37歳・女性 / 埼玉県)
ママ友の マウント決まる パパの家事 ひろP(50歳・女性 / 神奈川県)
みなマスク はぐれる息子 ママ探し りゅうママ(35歳・女性 / 岩手県)
「高い高い」 じぃじぃパソコン 持ち上げる リリー&ロージー(61歳・男性 / 神奈川県)
※このほか、「オリックス 働くパパママ川柳」受賞句発表ページ
(https://www.orix.co.jp/grp/move_on/entry/orix-senryu/vol6/result.html)では、受賞作品(19作品)に加え、個性豊かな佳作20作品などを掲載しています。
◆抽選で20名様にAmazonギフト券が当たる!「みんなで選ぶ共感賞」
近年、社会や働き方が大きく変化する中で、仕事と子育てへの向き合い方や家族の形はますます多様化しています。そこで、よりさまざまな視点から「今、共感できる句」を選定したいという思いで、「みんなで選ぶ共感賞」を新たに開設しました。
第6回の受賞作品と佳作の合計39句の中から、「みんなで選ぶ共感賞」を3句選定します。ご自身が共感した句に投票いただいた方の中から、抽選で20名様にAmazonギフト券2万円分をプレゼントしますので、以下リンクよりぜひご参加ください。
「第6回 オリックス 働くパパママ川柳 みんなで選ぶ共感賞」投票ページ
https://www.orix.co.jp/grp/move_on/entry/orix-senryu/vol6/kyokan.html
◆特別審査員のメッセージ
尾藤 川柳氏(十六代目川柳、川柳公論社主宰)
パパママ目線はもちろん、最近は、育児に参加しているじぃじばぁば目線の句も多く寄せられるようになりました。川柳は、そのとき起きている事象を捉え、社会を反映するものだと考えています。コロナ禍で、家族が協力し、工夫しながら子育てをしている様子が伝わってくる作品も多く、まさに時代を感じた第6回となりました。
田中 裕二氏(タレント「爆笑問題」)
大賞の作品に関しては、「まさに今朝のうちの状況」でした。世界情勢は不安定だし、コロナ禍はなかなか収束しませんが、パパママ、じぃじばぁばが前向きに子育てをしていることがわかる作品が多く、元気をもらいました。時代をよむという意味では、漫才と川柳は似たところがあると思っています。僕も子育て中なので「あるある!」とうなずいてしまう作品が多かったです。
浜田 敬子氏(ジャーナリスト)
これまでは「パパが何もできなくて、ママがブチ切れる」というようなシチュエーションの作品が多かったのですが、この2年間で、パパが子育てに主体的に参加している様子を表現した句が多数寄せられるようになりました。コロナ禍で在宅勤務が増え、当たり前に育児に参加しているパパが増えていること、育児の大変さを「知恵で乗り切る」工夫で、少しでも楽しさに変えようとしている方が増えていることを感じました。
◆「オリックス 働くパパママ川柳」概要
・テーマ
働きながらの子育ては、パパもママも朝から晩までフル稼働。慌ただしい毎日だからこそ生まれる感謝の気持ちや、笑いのネタ、ちょっとグチってみたいことを17音の川柳で自由に表現してください。
・応募方法
郵便はがき、インターネット(パソコン・スマートフォン)
・応募期間
2022年1月7日〜2月11日
・選考
「オリックス 働くパパママ川柳」運営事務局、特別審査員
〈特別審査員〉
尾藤 川柳氏(十六代目川柳、川柳公論社主宰)
田中 裕二氏(タレント「爆笑問題」)
浜田 敬子氏(ジャーナリスト)
◆応募傾向の分析
第6回「オリックス 働くパパママ川柳」には4万7,188作品が寄せられました。特に応募が多かったのは30代から40代で、総作品数の半数近くを占めています。応募期間中には新型コロナウイルスのオミクロン株の感染が拡大し、保育園の休園や学校・学級閉鎖が行われるなど、厳しい環境で仕事と子育てに取り組むパパママが多かったことが推察されます。そうした中で、周囲への感謝の気持ちや笑いのネタ、誰かに聞いてほしいグチなど、さまざまな感情が込められた多様な句をご応募いただきました。
<男女の応募作品数>
<年代別の応募作品数>
※上記グラフの作品数には年齢未表記の応募を含まないため、合計応募作品数との乖離があります。