分かりやすい本体デザイン体系を実現し、住宅外観と合わせやすい木目カラーを設定
2050年カーボンニュートラルの達成に向けて、世界各国や日本では脱炭素化の取り組みが加速しています。環境省によると住宅を含む家庭部門のCO2削減目標は66%(2013年度比)と他の部門に比べて最も高い数値が設定され、住宅の高性能化による省エネルギー化は重要な施策の一つと位置付けられています。住まいの中でも、特に窓や玄関ドア・引戸など開口部からの熱の流出はおよそ6割と大きく、開口部を高性能化することで、CO2削減に大きく貢献できます。
※詳細:
https://newsroom.lixil.com/ja/2022011701
そこでLIXILでは、2022年3月期に実施したすべての窓シリーズの刷新をはじめ、さまざまな商品・サービスを通じて、住宅の高性能化を推進しています。
「玄関引戸JS」は、従来品(最大3.49W/㎡K)よりも断熱性能を向上させ熱貫流率・最大2.81W/㎡K
※1を実現しました。ガラスは、断熱性と採光性に優れた[Low-Eガラス
※2]、断熱性はもちろん防犯面や外からの気になる視線を考慮した[Low-E安全合わせガラス(乳白)
※2]、スタンダードな複層ガラス[標準ガラス]の3種類から用途に合わせてお選びいただけます。
また、デザインにおいては、アルミカラー2色(シャイングレー・オータムブラウン)のほかに、木目カラー4色(ディープエルム・ナギヒノキ・チェリーウッド・クリエモカ)を設定し、伝統的な日本の素材やエッセンスを取り入れた意匠が、シンプルで洗練された佇まいを演出します。特に、セレクトカラーとして設定したディープエルム色は、神代楡(ニレ)の端正な木目の表情と灰褐色系の深みのある色合いを再現し、玄関まわりに重厚感をもたらします。
さらに、引戸本体のデザイン体系を見直し、14機種からお好みに合わせてお選びいただけます。どのデザインをお選びいただいてもガラス面が大きく確保されているため、暗くなりがちな玄関を明るく演出できます。ランマの付いたタイプを選べば、より室内の奥まで光を採り込めます。
LIXILは今後も、TOSTEMブランドを通じて、住宅の高性能化を推進し、人々の暮らし、ひいては社会全体が豊かで快適になるよう貢献していきます。
※1 Low-Eガラス仕様の場合(但し、21P型・28P型・29P型を除く)
※2 2022年5月発売予定