ものつくり大学(埼玉県行田市)、埼玉純真短期大学(埼玉県羽生市)が共同研究プロジェクトとして両大学の専門を活かした3棟のキッズハウスを制作しました。完成したキッズハウスは、埼玉純真短期大学内に設置され、2022年3月10日(木)に披露されました。両大学の共同研究プロジェクトは2019年度、2020年度に続き3回目となります。両大学は、教育の質向上や地域貢献の推進をしていきたいという思いから、2つの連携協力協定を結んでいます。
ものつくり大学(埼玉県行田市)と埼玉純真短期大学(埼玉県羽生市)では、両大学の学生が協働し、3棟のキッズハウス(滑り台のあるキッズハウス、お絵描きウォールのあるキッズハウス、ボルダリングウォールのあるキッズハウス)を制作しました。2020年度に引き続き、埼玉純真短期大学施設内の元プールエリア改装プロジェクトの一環である共同研究プロジェクトとして、両大学の専門を活かし、実施したものです。
2022年3月10日(木)、埼玉純真短期大学においてキッズハウスの完成披露が行われました。両大学の学長、教職員、学生等関係者が出席し、学長、指導教員からの挨拶や、学生の共同研究発表が行われました。
○埼玉純真短期大学藤田学長 挨拶
「本プロジェクトは継続的な研究が行われてきている。両大学の先輩から後輩へ受け継がれて続いてきたプロジェクトが、今後も長く続いてほしい。」
○ものつくり大学赤松学長 挨拶
「両大学の特長を活かしてプロジェクトが進んでいる。両大学の学生が、今までにない視点を経験できたと思う。今回、制作したキッズハウスを末永く使っていただき、次の世代に引き継いでプロジェクトを進めてほしい。」
○ものつくり大学建設学科佐々木教授(当プロジェクトの指導教員) 挨拶
「ものつくり大学の学生は建物の勉強をしているが、今回のプロジェクトでペイントのアイデア等、子どもを対象としたものを学ぶことができた。両大学の学生が一緒に作業をする中で、普段の授業とは違う事が学べたと思う。」
キッズハウスは、3歳~5歳の幼児を対象とし、埼玉純真短期大学を訪れた幼児・児童が実際に使用します。
建築やインテリアを学ぶものつくり大学の学生と、幼児保育・教育を学ぶ埼玉純真短期大学の学生が3チームに分かれて、アイデアやデザインについて話し合い、幼児・児童に楽しく遊んでもらう事を考え、「滑り台のあるキッズハウス」、「お絵描きウォールのあるキッズハウス」、「ボルダリングウォールのあるキッズハウス」を制作することを決定。幼児・児童がキッズハウスで怪我をしないよう開口部を丸くし、屋根に頭をぶつけないようにする等の配慮をし、図面作成や試作を経て、3棟が完成しました。
木材はものつくり大学の学生が手加工し、塗料にはミルク原料の安心安全なものを使用して、塗装は両大学の学生が協働で行いました。
なお、ものつくり大学と埼玉純真短期大学は、2018年に「埼玉純真短期大学、平成国際大学及びものつくり大学の連携協力協定」を締結しています。
また、2020年11月には、「3市(行田市、加須市及び羽生市)、1商工会議所(行田商工会議所)、3商工会(加須市商工会、羽生市商工会及び南河原商工会)、3大学(埼玉純真短期大学、平成国際大学及びものつくり大学)の連携協力協定」を締結しました。
https://www.iot.ac.jp/news_all/20210224_3/
今後も、教育の質向上や地域貢献の推進に取り組みます。
▼本件に関する問い合わせ先
ものつくり大学 広報地域交流係
TEL:048-564-3906
メール:koho@iot.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター
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