立教大学文学部(学部長:河野 哲也)人文研究センターでは、3月11日(金)、公開シンポジウム「『文学』×テクノロジーの挑戦~宝箱〈江戸川乱歩〉をひらく~」をオンライン(Zoom)にて開催します。
2021~22年度文学部人文研究センタープロジェクト「人文学資料の情報メディア化に関する新たな手法開発と適用」(代表:野中健一文学部教授)では、事例研究に旧江戸川乱歩邸・資料を用いて、情報メディアの活用、デジタルヒューマニティーズ、オープンサイエンスの観点から、アーカイビング、バーチャル・ミュージアム制作、新たな作品分析手法の開発、データベース構築などを協働して進め、従来の作品・作家研究から、家庭人、生活者として、家族や地域を含めた新たな乱歩世界の資料化と分析解明につなげてきました。このプロジェクトに携わった者ら各々の専門分野の視点から論ずることにより、人文学における情報メディア活用・デジタル化の可能性と課題について考えます。
【イベント概要】
・日時 3月11日(金)13:00〜17:00 形式 Zoom ウェビナー形式 参加費 無料
・テーマと主な発表者
「3D 乱歩邸みてまわりの構築」岩井 将行氏(東京電機大学未来科学部教授)
「乱歩の生きた家と暮らしを誌す」野中 健一(本学文学部教授)
「乱歩邸建築の再評価と平井家の生活史」 石榑 督和氏(関西学院大学建築学部准教授)
「文学作品分析のためにテキストマイニング―GITAI の開発―」安武 凌氏(東京電機大学未来科学研究科大学院生)
「『黄金仮面』を読む―共起ネットワーク GITAI の実践例―」塩井 祥子氏(早稲田大学文学研究科大学院生)
「乱歩 GISマップの作成―」小泉 諒氏(神奈川大学人間科学部准教授)
「文学作品分析のためのデータ収集 ―乱歩の食・嗜好品―」「乱歩の旅を辿る―映像に見る今昔対比―」
丹羽 みさと(本学江戸川乱歩記念大衆文化研究センター助教)
「乱歩物品資料撮影とデータベース構築」末永 芽久氏(本学文学部3年次)
「映像を効果的にみせるための BGMづくり―乱歩の生きた世界へいざなう―」望月敬子氏(ケルト音楽演奏家)
「いろどり乱歩 Web の構築―可変的データベースとの連携と人への注目―」
鳴海 秀人氏(東京電機大学未来科学研究科大学院生)
・コメント
小松 史生子氏(金城大学文学部教授)
山本 和明氏(国文学研究資料館教授)
平井 憲太郎氏(株式会社エリエイ代表取締役、江戸川乱歩ご令孫)
伊藤 昌毅氏(東京大学大学院情報理工学系研究科准教授)
小牧 龍太(本学学校・社会教育講座司書課程特任准教授)
・タイムスケジュール 別紙参照
以上
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メール:koho@rikkyo.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター
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