パブリックトイレのメンテナンス業務をDX刷新するIoTサービス「LIXIL Toilet Cloud」提供開始

株式会社LIXIL(以下、LIXIL)は、パブリックトイレのメンテナンス業務をDX刷新する新IoTサービス「LIXIL Toilet Cloud」の提供を、2022年3月9日より開始いたします。



パブリックトイレは、多くの施設において使用頻度が高く汚れやすいため、施設管理者にとってメンテナンス負荷のかかる設備です。清潔で快適なトイレ空間を維持するために、日々の清掃やつまり・不具合などの修理、メンテナンス業務に多大な工数・コストがかけられています。加えて、清掃作業を行うための外注費は人材不足などを背景に、年々増加傾向にあります。さらに、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大に伴う行動様式の変容により、施設利用状況も日々変動する中で、快適で清潔なトイレのメンテナンスを効率的に行うことは、施設管理者が抱える喫緊の課題となっています。

そこでLIXILは、トイレメーカーとして、施設管理者が抱えるトイレのメンテナンスに関する困りごとを解決すべく、LIXILのIoT技術を活用した新サービス「LIXIL Toilet Cloud」を開発しました。このサービスでは、LIXILの自社開発AIがトイレの利用状況をモニタリングし、施設特性を踏まえた最適な清掃業務プロセスをリアルタイムで設計、指示出しをします。これにより清掃のムダ・ムラを削減し、日々の清掃業務プロセスを最適化できます。実際に、自社オフィスビルや西日本旅客鉄道株式会社をはじめ、さまざまな施設での共同実証実験を行い、その効果が確認されています。

また、本サービスはAIによる清掃業務プロセスの最適化に加え、日々の清掃ではアプローチできない汚れ・つまり・においの原因をプロの技術で落とす排水管洗浄サービス、トイレの器具トラブルに対処する点検サービス、定額制修理サービスも提供します。これらにより、施設管理者が抱えるトイレ管理にまつわるトラブルを幅広くLIXILにお任せいただける内容になっています。

LIXIL執行役専務 マーケティング・デジタル・IT 担当 兼 Chief Digital Officer 金澤 祐悟のコメント
「LIXILは、次世代の住まいと暮らしを支える IoT 製品の開発、デジタル技術の活用によるショールームでのオンライン接客の実現など、商品とサービスの両面から顧客志向を実践しています。この「LIXIL Toilet Cloud」は、トイレメーカーとして培った技術・ノウハウと最新のIoT技術を組み合わせたサービスです。LIXILは今後、このサービスを各施設に展開することで、施設管理者の快適で清潔なトイレ空間の実現に貢献していきます。」

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この企業の情報

組織名
株式会社 LIXIL
ホームページ
https://www.lixil.co.jp/
代表者
瀬戸 欣哉
資本金
68,418,000 万円
上場
(旧)東証1部
所在地
〒136-8535 東京都江東区大島2-1-1
連絡先
03-6706-7020

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