ロボットとコミュニケーションするには?「あいまい」が導く人間らしさと可能性。 -- 追手門学院大学のニュース発信サイト「OTEMON VIEW」に掲載



学校法人追手門学院(大阪市中央区、理事長:川原俊明)はこのたび、運営する追手門学院大学の特設サイト「OTEMON VIEW」に「ロボットとコミュニケーションするには?『あいまい』が導く人間らしさと可能性」と題した記事を掲載した。人工知能や自然言語処理を専門とする心理学部心理学科の井佐原均教授が、人間らしい言語コミュニケーションのカギを握る「あいまいさ」について解説。人間とロボットが言葉による円滑なコミュニケーションをとるためにポイントとなる「あいまい」な言葉の理解について語る。




 私たちは人と話すとき、言葉を省略したり、2人だからこそ分かる言葉を用いたりするなど、相手との関係に合わせた(空気をよんだ)コミュニケーションを意識することなく行っている。つまり、言葉の使い方が「あいまい」であっても相手との関係次第で意図が伝わったり、伝わらなかったりするのが人間らしい言語コミュニケーションの特徴の一つであるといえる。

 人工知能(AI)技術の急速な進歩により、ウェブサイトで使える外国語の翻訳機能の性能が日々向上しているものの、各個人が発する「あいまい」な言葉を、相手の意図をよんで正確に翻訳できるまでには至っていない。将来的にそこをクリアしたとき、誰もが国や言語を越えてコミュニケーションをとることができ、さらには人間とロボットが言葉による円滑なコミュニケーションをとることも可能になると考えられる。

 今回の記事では、「言語コミュニケーション」、中でも「自然言語処理」を専門としている心理学部心理学科 人工知能・認知科学専攻の井佐原均教授が、人間らしい言語コミュニケーションのカギを握る「あいまいさ」を解説する。記事の主なポイントは下記の通り。

【ポイント】
■言語コミュニケーションとはなにか
 ○テキストから意味を理解する自然言語処理技術
 ○第二次世界大戦時からあった研究
■AIによる自然言語処理の現在地
 ○完璧に近づく翻訳処理。一方で残された課題は?
 ○AIによって進展を遂げた対話型システム
 ○介護現場での活用。会話のパターンを学習する!?
■「あいまい」表現は会得できるか?
 ○人間味のあるコミュニケーションの実現のために
 ○個人ごとの好みや考えに対応する

※記事本文は下記URLを参照。
 https://newsmedia.otemon.ac.jp/2209/

●「OTEMON VIEW」
 学校法人追手門学院が大学公式ホームページに開設している特設サイト。「ニュースの面白さは、見方次第。」をコンセプトに、日々移り変わる世の中の出来事を同大の教員らが教育・研究成果などの専門的知見に基づいて読み解いた記事を掲載している。
 ・URL: https://newsmedia.otemon.ac.jp/


▼本件に関する問い合わせ先
追手門学院 広報課
谷ノ内・仲西
住所:〒567-0008 大阪府茨木市西安威2-1-15
TEL:072-641-9590
メール:koho@otemon.ac.jp


【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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