2022年、キュナードはロイヤル・シェイクスピア・カンパニー(以下、RSC)と初のパートナーシップを結び、キュナードの旗艦船「クイーン・メリー2」の船内での演劇の上演をはじめとした様々な取り組みを実施することを発表いたしました。
Photo by Topher McGrillis © RSC
今回のパートナーシップは今後3年間となり、下記期間での特別プログラムの実施が決定しています。
・2022年5月29日~8月12日
・2022年9月15日~11月13日
上記期間中、
『海のように果てしなく(Boundless as the Sea)』または
『ミス・リトルウッド (Miss Littlewood) 』いずれかの演目をご覧いただくことができる他、クイーン・メリー2にご乗船のゲストの皆様だけの特別プログラムをお楽しみいただけます。
イメージ映像はこちら:
1)演劇の上演
船内のシアター「ロイヤル・コート・シアター」にて、シェイクスピア作品だけでなく、シェイクスピアと同時代の作家や、幅広い年代の著名な作家による魅力的な演劇を創造しているRSCによるオリジナルの演劇上演をお楽しみいただけます。
この度上演する作品のひとつである「ミス・リトルウッド*」はRSC作品の中でも高い評価を得ており、この作品を船上で上演するのはキュナードが初となります。
*演劇界で最も遊び心があり、先鋭的な人物の生涯を描いたサム・ケニョンによるミュージカル
ミス・リトルウッド上演イメージ
Photo by Topher McGrillis © RSC
2)ワークショップ
キャストが講師となり、彼らの演技を学べるワークショップを開催いたします。また、「シェイクスピア・テール(シェイクスピアの物語)」では、俳優がお気に入りのソネット(14行からなるヨーロッパ叙情詩の一形式)やスピーチを披露し、参加者からの質問に答えるという、俳優やキャストを身近に感じられるイベントも開催いたします。
ワークショップイメージ
Photo credit Sam Allard © RSC
4)デジタルジオラマ
巡回展「デジタルジオラマ:シェイクスピアのストラトフォードを巡る旅」を開催予定です。ゲストの皆様はデバイス(専用機器)を使い、シェイクスピア作品のワンシーンを目の前で体験することができます。
デジタルジオラマイメージ
Photo credit Louise Holgate © RSC
4)演劇映像の上映
船内のシアター「イルミネーションズ」で、「ハムレット(Hamlet)」「ヘンリー5世(Henry V)」「ウィンザーの陽気な女房たち(The Merry Wives of Windsor)」「お気に召すまま(As You Like it)」など、人気のRSC作品を上映いたします。
イルミネーションズ
キュナードのブランド・製品担当バイスプレジデントであるリー・パウエル(Lee Powell)は、次のように述べています。
『ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーをキュナードの旗艦船であるクイーン・メリー2にお迎えすることができ大変嬉しく思っております。現代演劇とシェイクスピア作品、両方において世界をリードするRSCによるユニークな上演をお客様へご提供できることは素晴らしい機会であり、お楽しみいただけると確信しています。』
RSCの芸術監督代理であるエリカ・ホワイマン(Erica Whyman)は、次のように述べています。
『RSCはキュナードと協力し、クイーン・メリー2のお客様へ私たちの上演をお届けできること、そして現役で演劇に携わるアーティスト達を身近に感じていただくことや、RSCの劇作家について知っていただけるユニークな機会を得られた事にとても興奮しています。RSCは観客の皆様の想像力を刺激し、視野が広がるような体験をご提供しております。加えて、シェイクスピアの劇は私たちに新しく驚くべき世界を想像させてくれるので、この度のパートナーシップには素晴らしい相乗効果があると確信しております。ジュリエットがロミオへの愛を語る『海のように果てしなく(Boundless as the Sea)』は、シェイクスピアが“愛とロマンスを探求するあらゆる方法”を紹介する心温まる作品です。また、楽しく風変わりで陽気な作品『ミス・リトルウッド (Miss Littlewood) 』を上演することができ、大変嬉しく思っております。これらは私たちにとってもエキサイティングな新しい試みであり、船上で皆様にお会いできますことを楽しみにしております。』
ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー(以下、RSC)は、ストラトフォード・アポン・エイボンを拠点にする世界的な劇団です。世界レベルの劇を手掛け、シェイクスピアとその同時代の作家の作品を上演するとともに、現代作家により手掛けられたオリジナル作品も上演しています。
◆キュナードについて
キュナードは、いつまでも心に残る体験を提供することで知られている、英国のラグジュアリー・クルーズ・ラインです。1840年以来、北大西洋での客船運航において常にリードし、2020年には創業180周年を迎えました。約2世紀に渡り、大西洋航路のパイオニアであり、世界のクルーズ・ラインをリードし続けています。
キュナードでは、洗練された食事、厳選されたエンターテインメント、優れたサービスなどを体験していただけます。5ツ星クラスのレストラン、ルームサービス、ゲストスピーカーによる講演、ライブラリー、映画に至るまで、ゲストの皆さまにいつまでも心に残る体験をしていただけるよう、きめ細やかなサービスを提供しています。
キュナードは現在、クイーン・メリー2、クイーン・エリザベス、クイーン・ヴィクトリアの3隻を保有し、ヨーロッパ、カリブ海、アラスカ、アジア、オーストラリア方面に就航しています。2017年には、4隻目の客船が就航することを発表しました。この投資により、キュナードはさらなる世界戦略を強化、1998年以来となる4隻同時就航を予定しています。キュナードは、イギリス・サウサンプトンにあるカーニバル・ハウスに拠点を置き、1998年よりカーニバル・コーポレーションの傘下に入っています。
◆キュナード日本語関連サイト
日本語ホームページ:
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◆キュナード新型コロナウイルス感染症への取り組み
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