大会ビジョンである“多様性と調和”や“復興オリンピック・パラリンピック”で大会の成功に貢献
株式会社LIXILは、今年開催された東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会のゴールドパートナー(住宅設備部材&水回り備品)として、東京2020大会ビジョンに掲げられている「多様性と調和」や、大きなコンセプトの1つである「復興オリンピック・パラリンピック」の実現に向けて尽力し様々な活動に取り組みました。「おもいやりと、おもてなしで、未来を変えよう。」をスローガンに行った主な活動は以下の通りとなります。
1.共生社会への実現に向けた取り組み
LIXIL は、コーポレート・レスポンシビリティ(CR)戦略の重要課題のひとつに、「多様性の尊重」を挙げており、東京2020大会ビジョンで掲げられていた「多様性と調和」と目指すものを一致しています。東京 2020 パラリンピック競技大会は、大会開催を契機に共生社会の実現を目指しており、ユニバーサルデザインのものづくりに注力してきた会社としてLIXIL が推進してきた多様性の理解を深める活動も、想いを同じくするものです。また、私たちが東京2020パラリンピック競技大会の開催に向けて、子どもたちが多様性への理解を深めるために行ってきた「ユニバーサル・ラン<スポーツ義足体験授業>」は、地域社会における未来世代への活動として継続されます。
■子どもたちが多様性への理解を深めたユニバーサル・ラン<スポーツ義足体験授業>
小学生向けに「スポーツ義足の体験」と義足への知識を深める「座学」の両方を通じて、実際に義足を使いこなすことの難しさを体感したり、義足使用者のリアルな経験談に触れながら、多様性への理解を深める体験型授業です。これまで全国238校、17,063人の子供たちが体験し、参加児童を対象としたアンケートで9割強が東京2020パラリンピック競技大会を応援したいと回答しました。
(詳細は
https://newsrelease.lixil.co.jp/news/pdf/2020012901.pdf )
■LIXIL社員 長島理がバドミントン男子シングルス(WH1)で5位入賞
LIXILの社員である長島理(ながしま おさむ)が、東京2020パラリンピック競技大会バドミントン競技 男子シングルスWH1に出場し、5位入賞をはたしました。長島は、当社のTechnology Innovation本部に所属し業務と両立しながら、国内外の大会で数多くのメダルを獲得してきました。LIXILでは、バドミントンが東京2020パラリンピック競技大会の正式種目に決定してから従業員が一体となり大会出場に向けて応援してきました。(詳細は
https://www.lixil.co.jp/s/sports/inhouseathlete/nagashima.html )
■東京2020パラリンピック聖火リレーの成功に貢献
LIXIL は、東京 2020パラリンピック聖⽕リレー(開催期間:8月17日~8月24日)において唯一のプレゼンティングパートナーとして「おもいやりと、おもてなしの、光をひろげよう。」をコンセプトとした活動に取り組みました。聖火リレーランナーの募集・選出から、ANZEN漫才(みやぞん・あらぽん)の応援団長就任、聖火リレーの“コンボイ車両”によるランナー応援、セレモニー会場でのイベント開催などにより東京2020パラリンピック聖火リレーの成功に貢献しました。現地での聖火リレー応援は制限されましたが、デジタルでランナーを応援し、その応援メッセージをデジタルの炎として聖火とする「エールの火」キャンペーンを実施しました。(詳細はこちら)
またINAXライブミュージアムで行われた、パラリンピック聖火フェスティバル 常滑市集火式・採火式では、LIXILの4拠点(下妻工場、常滑東工場、榎戸工場、やきもの工房)から採火された”LIXILの火”を”常滑焼の火”とともに吉岡徳仁さんがデザインした「桜の集火台」に点火しました。
2.「復興オリンピック・パラリンピック」への貢献
東京2020大会の大きなコンセプトの1つである「復興オリンピック・パラリンピック」の実現に向けて、役目を終えた東日本大震災の被災地における仮設住宅の窓などを “回収” し “再生” する取り組みを行いました。再生されたアルミ素材を提供することで、東京2020大会を象徴する様々なシーンで活用され、たくさんの想いを形にして残し未来へとつなぎました。