清泉女子大学地球市民学科の学生が「サスティナブルな未来を実現する2100年の結婚式を考えるプロジェクト」を実施 -- 株式会社ウエディングパークなどとの産学連携による取り組み



清泉女子大学(東京都品川区)文学部地球市民学科の安斎徹ゼミナールでは、株式会社ウエディングパーク、株式会社読売広告社、株式会社読広クロスコムと連携して「サスティナブルな未来を実現する2100年の結婚式を考えるプロジェクト」を実施した。これは、ウエディングパーク社が行っている、結婚・結婚式のイマを知り、ミライを創り体験していくプロジェクト「Wedding Park 2100 ミライケッコンシキ構想」に連動した取り組み。安斎ゼミの学生らは、サスティナブルな視点も加味した未来の結婚式を考える試みに挑戦した。




■プロジェクトの概要
 「結婚を、もっと幸せにしよう。」という経営理念を掲げる株式会社ウエディングパークでは、コロナ禍で社会生活が一変する中で、結婚や結婚式の本当の価値を見つめ直し、これからの時代に本当に必要な結婚式の在り方を考える「Wedding Park 2100 ミライケッコンシキ構想」プロジェクトを立ち上げている。
 このたび安斎ゼミでは、同プロジェクトに連動した取り組みとして、サスティナブルな視点も加味した未来の結婚式を考える試みに挑戦した。

■プロジェクトの推移
 はじめに、今年9月15日、株式会社読広クロスコム執行役員の三宅玲子氏から同プロジェクトの概要と進め方について、株式会社ウエディングパークのブランドマネージャーである菊地亜希氏から自身のキャリアと同社の概要、結婚式の歴史と現状、「Wedding Park 2100 ミライケッコンシキ構想」について、株式会社読広クロスコムのプランナーである鈴木真琴氏から自身のライフチャートについて、それぞれ話があった。学生らはまた、自分自身について知るためのワークショップや「未来妄想すごろく」作りに取り組んだ。
 9月21日には、三宅氏による「これからのテクノロジー」に関する講義や「未来妄想すごろく」の発表会に加え、個人の活動やチームを1本の木に見立てて、未来に向けた自分の立ち位置を確認する「Talk Tree WORKSHOP(C)」を受講。
 10月1日には、港区白金台にある八芳園を訪問。株式会社八芳園執行役員の関本敬祐氏から、伝統文化の継承とともに未来を見据えたサスティナブルな活動にも取り組んでいる同園の概要説明があり、披露宴会場やチャペルなどの見学後、実際の結婚式のプランを考えるワークショップを受講した。学生らはブライダルプロデューサーのサポートも受けながら、顧客のニーズを汲み取ってプランを作り上げていく楽しさと難しさを体感した。
 10月19日には三宅氏のファシリテーションの下、これまでの学びを振り返るとともに、ディスカッションを行った。

■最終発表会
 11月16日に、これまでの集大成となる最終発表会を実施。ゼミ生は3つのグループに分かれて発表した。
 Aグループは、現在の結婚式の課題を解決する具体的なアイデアと未来のテクノロジーが織り込まれた、変幻自在のプレゼンテーションにより聴き手を魅了した。
 Bグループは、結婚の本質的価値にフォーカスし、コミュニケーションを通して気軽に感謝や愛を伝えることのできる日として「Well-Being Day」という祝日を作るという斬新なアイデアを披露。
 Cグループは、地球滅亡後の2100年に宇宙視点でサスティナブルな結婚式を挙げるという、スケールの大きな提案を行った。

 2ヵ月にわたるプロジェクトを終えて、ウエディングパーク社の菊地氏は「どのグループの発表も視点・アイデアともに大変素晴らしく、これから結婚する世代の皆様の結婚式への感覚もよくわかった。当事者以外にとってはどうしても遠い話題になりがちな『結婚』や『結婚式』というテーマに対し、真剣に、楽しそうに取り組んでくれた学生に感謝の気持ちでいっぱいである」とコメント。
 読売広告社の木村浩太氏は「5回にわたるプロジェクトを通じて、地球市民学科の学生の学ぶ意欲に大変刺激を受けた。実際のプレゼンテーションも拝聴し、これまで何度も『2100年の結婚式』を考えてきた身としても、学生のアイデア/プレゼンテーション力に大変驚かされた」と語った。
 また、読広クロスコム社の三宅氏は「今回のプロジェクトを皆さんと一緒にできて本当に楽しかった。多岐にわたるテーマが含まれていて大変難しいテーマであったが、それを最後まで投げ出さず一生懸命取り組み、丁寧に仕上げてくれて感謝している。学生のプレゼンテーションには感動を覚えた」と振り返った。


■学生のコメント
・このプロジェクトは、どこか遠い存在だと思っていた結婚式について、さまざまな角度から深く考える機会になった。これまでの考え方や価値観が変わったように感じる。
・とにかく学びの多いプロジェクトだった。2100年の結婚式という考えたことのないテーマであったこと、他のプロジェクトと並行して作業を進めたこと、チームで取り組んだことなど、全てにおいて勉強になった。
・このプロジェクトを通して、自分一人が満足感や充実感を持ってチームに貢献するだけではなく、チームの誰一人取り残さないで作業を進めることも大切なのだということを実感した。
・複数案件に取り組む中、最大限の力を発揮でき、最終発表も聞いていてワクワクした。今後の糧にしたい。
・未知の世界に無限の可能性を見出しつつも、実現性や新規性を含めるのが難しかったが、やり遂げることができた。
・自由でゼロから始める企画は難しく、全てを自分たちで考える苦労を実感した。幸せの象徴である結婚式の魅力と必要性、また現在行われているサスティナブルな取り組みを学ぶことができてよかった。
・案件が重なり大変だったが、その分終わった時の達成感や嬉しさは格別だった。




●関連サイト
・株式会社ウエディングパーク
 https://www.weddingpark.net/

・Wedding Park 2100
 https://2100.weddingpark.net/

・八芳園
 https://www.happo-en.com/



・TEAM HAPPO-EN SASTINABLE ACTION
 https://www.happo-en.com/csr/sustainable_action/


▼本件に関する問い合わせ先
入試・広報部 広報課
宮澤 弥生
TEL:03-3447-5551
FAX:03-5421-3469


【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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清泉女子大学
ホームページ
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