ネットワンシステムズ、デジタルトランスフォーメーションの加速を支援するコンテナプラットフォームのテスト環境を提供開始

 ネットワンシステムズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:竹下 隆史)は、お客様のデジタルトランスフォーメーション(DX)の加速に貢献するマルチクラウド検証施設「Lab as a Service(LaaS)」にて、新たにコンテナプラットフォームのテスト環境を提供するサービスを開始しました。

 DXを実現する中で、「最適な技術の選択」、「機能や運用性の実証」、「技術の活用方針検討」が重要視されています。しかし、システムは複雑化し、適切な環境整備や技術スキル向上には時間を要する傾向にあります。特に、アプリケーション開発やインフラ構築では、俊敏性と柔軟性がより一層求められ、それらを実現するためのコンテナテクノロジーの重要性が高まっています。

■サービスの特長
 今回開始するサービスの最大の特長は、持続的な検証環境を提供し、マルチクラウド環境での管理運用を実現していることです。LaaSに事前準備されたコンテナプラットフォームへリモートでアクセスすることで、お客様はテスト環境を持つことなく、簡単にテストを開始することが可能となります。

1.お客様の持続的な検証環境を提供し、DX推進に最適な技術を選択
LaaSで検証した構成情報を再活用可能なコンテナファイルとして保持することができるため、テスト実施時の環境をいつでも再構成することができます。これにより、お客様自身がテスト用のコンテナ基盤を保持することなく、過去に実施した構成をLaaS上で再現し、検証目的(設計、導入、運用)に応じたテストを迅速に実施することで、DX推進に最適な技術を選択することが可能です。

2.マルチクラウド環境での管理運用により機能や運用性を実証
LaaSのオンプレミスを含むマルチクラウド環境上で稼働するコンテナプラットフォームは、異なるクラウド環境においても同一操作で管理運用を行うことが可能です。これにより、お客様は単一のクラウドに縛られることなく、クラウド毎の特性を生かしたテストを行い、柔軟な設計や管理運用を実証できます。

3.多様な機能拡張コンポーネントにより技術の活用方針を検討
LaaSのコンテナプラットフォームには、「オーケストレーション」「ストレージ」「ロードバランサ」「モニタリング」「セキュリティ」といった様々な機能拡張用のコンポーネントが含まれています。本環境を活用することで、スケーラビリティや冗長性、包括的な統合管理の手法確認、および改善に向けた設計方針の策定検討を実施することができます。

コンテナプラットフォームの主な構成製品
- コンテナオーケストレーション:Red Hat OpenShift、VMware Cloud Foundation™
- コンテナストレージ (CSIドライバー):NetApp® Trident™
- コンテナロードバランサ:VMware NSX® Advanced Load Balancer™
- コンテナモニタリング:Datadog
- コンテナセキュリティ:Prisma Cloud




 ネットワンシステムズは、お客様がDXを実現するために、継続的な技術獲得を可能とし、迅速な意思決定を実現するテクノロジーのテスト環境として、サービスをさらに向上させ、お客様とともに新たな価値を共創していきます。

■各社のコメント
レッドハット株式会社 副社長執行役員 パートナー・アライアンス営業統括本部長 兼 事業戦略室
金古 毅 様
「ネットワンシステムズ様は、アドバンスド・ビジネス・パートナーとして、Red Hat Enterprise LinuxをはじめRed Hat OpenShiftやRed Hat Ansible Automation Platformなど当社の商品を幅広く販売していただいています。また、パートナー企業のコンテナ関連サービス提供を支援するOpenShift Partner Empowerment Projectへのご参加と、Red Hatのテクノロジーのリソースと専門知識を提供するコンサルティングプログラムをご導入いただいています。それらの成果を『Lab as a Service』でご活用いただくことにより、お客様のデジタルトランスフォーメーション(DX)の加速に貢献できると確信しております。」

パロアルトネットワークス株式会社 代表取締役会長兼社長 アリイ・ヒロシ 様
「この度、ネットワンシステムズ様のマルチクラウド検証施設『Lab as a Service』に弊社のクラウドネイティブセキュリティプラットフォームPrisma Cloudを採用いただいたことを嬉しく思います。Prisma Cloudは、コンテナ環境のセキュリティを高めるための、コンテナワークロードを監視・保護する『CWP(Cloud Workload Protection)』やデータセキュリティ、IAMセキュリティ、クラウドの設定・入力ミスを防ぐ『CSPM(Cloud Security Posture Management)』といった機能を備えています。ネットワンシステムズ様の今回の取り組みを通じ、最新のテクノロジーを活用した日本企業のDX促進に貢献したいと考えております。」

ネットワンシステムズ株式会社について
ネットワンシステムズ株式会社は、お客様が利用するビジネスアプリケーションを、ネットワーク技術を駆使し、プライベートクラウド/パブリッククラウドを包括してセキュアに支える「クラウドシステム」を提供する企業です。そのために、常に世界の最先端技術動向を見極め、その組み合わせを検証して具現化するとともに、実際に自社内で実践することで利活用ノウハウも併せてお届けしています。

※記載されている社名や製品名は、各社の商標または登録商標です
※Red Hat、Red Hat Enterprise、Red Hat logo、Ansible、およびOpenShiftは、米国およびその他の国におけるRed Hat, Inc.およびその子会社の商標または登録商標です。Linux®は、米国およびその他の国におけるLinus Torvaldsの登録商標です
※Palo Alto Networks,PrismaおよびPalo Alto Networksロゴは米国およびその他の国地域におけるPalo Alto Networksの登録商標または商標です。本書に記述されているその他すべての商標、商号、サービスマークは、各所有者に帰属します
※VMware、VMware Cloud Foundation、VMware NSX Advanced Load Balancerは、VMware, Inc.またはその子会社の米国および各国での商標または登録商標です
※NetApp、Tridentは、NetApp, Inc.の登録商標または商標です
※Datadog は、米国 Datadog, Inc. の米国及びその他の国における登録商標または商標です


※本文に一部誤りがございましたので、発表時のものより修正しました (11月16日)
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コンテナプラットフォームの主な構成製品
誤:コンテナオーケストレーション:Red Hat OpenShift、VMware Cloud Foundation™ with Tanzu
正:コンテナオーケストレーション:Red Hat OpenShift、VMware Cloud Foundation™

誤:コンテナモニタリング:Datadog Monitoring
正:コンテナモニタリング:Datadog
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この企業の情報

組織名
ネットワンシステムズ株式会社
ホームページ
http://www.netone.co.jp/
代表者
竹下 隆史
資本金
1,227,900 万円
上場
東証プライム
所在地
〒100-7025 東京都千代田区丸の内2-7-2JPタワー
連絡先
03-6256-0600

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