ものつくり大学(埼玉県行田市)は、技能を磨く若き学生たちを支援しています。第16回若年者ものづくり競技大会が、2021年8月4日(水)~5日(木)にわたり愛媛県にて開催されました。全国から15職種、選手330名が出場し、本学からも4名(旋盤職種1名、フライス盤職種1名、木材加工職種1名、建築大工職種1名)の学生が出場し、うち2名(旋盤職種1名、建築大工職種1名)が入賞しました。入賞学生2名の大会感想と今後の意気込みを聞いてみました。
第16回若年者ものづくり競技大会が、2021年8月4日(水)~5日(木)にわたり愛媛県にて開催されました。全国から15職種、選手330名が出場し、ものつくり大学(埼玉県行田市)からは4名(旋盤職種1名、フライス盤職種1名、木材加工職種1名、建築大工職種1名)の学生が出場し、うち2名(旋盤職種1名、建築大工職種1名)が入賞しました。
旋盤職種銅賞を受賞した総合機械学科2年の井出直希さん、建築大工職種敢闘賞を受賞した建設学科2年の平田桐也さんは、9月9日に赤松学長を表敬訪問し、学長からメダルと賞状を授与され、大会の報告を行いました。
平田さんは「大会前は課題完成への不安もありましたが、当日は順調に行き過ぎてかえってモレがないかとか心配でした。それでも一言でいえば楽しかったです」と大会の感想を述べれば、井出さんは「前年大会が中止になり、すぐ上の大会経験者のアドバイスを受けられなかったので、練習は辛かったです。先生にマンツーマンで指導していただいて課題に挑戦したかいもあり、達成感はありました」と語ってくれました。
また今後について、平田さんは「技能五輪出場は迷っています。これから研究室配属や卒業制作に係るなど、楽しいことはたくさんあると思います。木材加工の楽しさを極めたくて、ものつくり大学に入学したので、あと2年、そこは迷わず楽しさを突き詰めてみたい」、井出さんは「多くの人と接して経験を積んで、将来は指導者の道に進みたいと思っています。まずは後輩への指導ですね」と力強く結んでくれました。
赤松学長からは「好きなことを好きにやる、楽しいからやるということも大事だが、加工のレベルを上げるなど、自らにハードルを課して学んでいくと力がつく。また指導者へは卒業後に進学する選択肢もあるので、じっくり考えてみてください」とアドバイス。学生2名は真剣な表情で学長の言葉に聞き入っていました。
■第16回若年者ものづくり競技大会 結果
【銅賞】 旋盤職種 総合機械学科2年 井出 直希(長野 佐久平総合技術高校)
【敢闘賞】 建築大工職種 建設学科2年 平田 桐也(宮崎 延岡高校)
■出場選手一覧
【旋盤職種】
総合機械学科2年 井出 直希(長野 佐久平総合技術高校)
【フライス盤職種】
総合機械学科2年 小林 蒼(宮城 工業高校)
【木材加工職種】
建設学科1年 森上 雄介(東京 聖学院高校)
【建築大工職種】
建設学科2年 平田 桐也(宮崎 延岡高校)
(関連URL)
■ 若年者ものづくり競技大会ホームページ ■
https://www.javada.or.jp/jyakunen20/index.html
▼本件に関する問い合わせ先
ものつくり大学 広報地域交流係
TEL:048-564-3906
メール:koho@iot.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター
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