当社の連結子会社である富士レビオ株式会社(代表取締役社長:藤田 健、本社:東京都新宿区、以下「富士レビオ」)は、2021年9月10日より、体外診断用医薬品「ルミパルス β-アミロイド1-42 」および「ルミパルス β-アミロイド1-40」(以下「本試薬」)の販売を開始しますのでお知らせします。
本試薬は、富士レビオが提供する全自動化学発光酵素免疫測定システムである「ルミパルス G1200」および「ルミパルス G600Ⅱ」で使用する専用試薬で、それぞれ脳脊髄液中の「β-アミロイド1-42」および「β-アミロイド1-40」を測定します。また、その比率を評価することで、アルツハイマー病の特徴のひとつとされる脳内アミロイドβの蓄積状態の把握の補助として用いられます。
「ルミパルス G1200」および「ルミパルス G600Ⅱ」は、全国1,000を超える病院や臨床検査センターなどの医療機関で稼働していることから、本検査の速やかな普及が期待されます。これにより、より多くの方が本検査を受ける機会を得ることで、アルツハイマー病への理解が深まる可能性があるものと考えています。
なお、脳脊髄液中の「181位リン酸化タウ蛋白」の測定試薬についても、2021年8月18日に日本での製造販売認証を取得しており、上市準備が整い次第、速やかに販売を開始する予定です。
以上
【製品概要】
一般的名称 β-アミロイドキット(83032000)
製品名 ルミパルス β-アミロイド1-42、ルミパルス β-アミロイド1-40
(製造販売承認番号30300EZX00063000、30300EZX00062000)
対象市場 日本
製造販売元 富士レビオ株式会社
【参考:製品情報 】