江戸川大学(千葉県流山市)情報教育研究所は8月1日、「第9回情報教育研究会 in 江戸川大学」をオンラインで開催した。今回のテーマは、来年度から始まる新学習指導要領「情報I・II」の実施に向けて必要となる準備について。全国の高等学校の管理職、指導主事、教科「情報」担当者に加え、小・中学校の教員、教員を目指す大学生など多数の参加があり、大盛況のうちに終了した。
この研究会は、次世代を担う若者の情報活用能力・問題解決力の育成について、近隣の高等学校や中学校などで情報教育に携わる教員とともに考えるために、毎年開催しているもの。
今回は昨年度に続き、オンラインで開催。来年度より開始される新学習指導要領「情報 I・II」に向けてどのような準備をする必要があるのかをテーマとして、まずは東京工業大学の松田稔樹教授(江戸川大学情報教育研究所客員教授)、大橋真也教諭(千葉県立千葉中学校・千葉高等学校)、能城茂雄教諭(東京都立三鷹中等教育学校)が、それぞれ講演を行った。
続いて情報教育の実践事例について、後藤貴裕教諭(東京学芸大学附属高等学校)、近藤千香教諭(東京工業大学附属科学技術高等学校)小川諒大教諭(昭和女子大附属昭和中学校・高等学校)が発表。また、情報教育研究所からは玉田和恵教授、山口敏和准教授、小原裕二講師、松尾由美講師の4名が、「高大連携を視野に入れた価値創出を目指すICT問題解決力の育成」について、江戸川大学での取り組みの報告を行った。
さらに、中学生の技術・家庭科(技術分野「D:情報の技術」)において、現在どのような学びが行われているのかについて、堀真也氏(東京書籍株式会社編集局総合科編集部)と岡村洋平氏(開隆堂出版株式会社編集第三部)が詳細な説明を行った。
参加者からは「それぞれの先生方が真摯に取り組む姿に感銘を受けた」「来年度から始まる情報 I に向けて、何をすべきか、大変参考になった」「来年以降も是非参加したい」などの感想が寄せられた。
<参考リンク>
■江戸川大学情報教育研究所
https://www.edogawa-u.ac.jp/facility/info_research/
■メディアコミュニケーション学部情報文化学科
https://www.edogawa-u.ac.jp/colleges/d_informatics/
(参考記事)
・江戸川大学が8月17日に「第8回情報教育研究会」をオンラインで開催 -- テーマは「データサイエンスをどう扱うか」(2020.07.15)
https://www.u-presscenter.jp/article/post-44021.html
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【リリース発信元】 大学プレスセンター
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