UNITY・Game Studiosなどモバイルゲーム業界の世界的権威が登壇
モバイルアプリ収益化のためのビジネス・ソリューションをグローバルで展開するironSource(アイロンソース、以下「ironSource」)は、世界の著名ゲームメディアであるDeconstructor of Fun(ディコンストラクター・ファン)、および日本のゲームビジネスメディアSocial Game Info(ソーシャルゲームインフォ)と共同で、モバイルゲーム業界向けのグローバル・オンラインカンファレンス「LevelUP+2021」日本版を7月8日(木)に開催しました。
「LevelUP+2021」日本版の様子
開催背景
アプリマーケティングにおいては2021年4月にリリースされたiOS14.5以降でATT(App Tracking Transparency、アプリトラッキングの透明性)のフレームワークが実装されたことでIDFA(Identifier for Advertisers、広告識別子)の使用が制限され、これまで主流であった「ターゲティング(追跡型)広告」や「トラッキングに基づいたコンバージョン計測」等が困難となりました。アプリ内広告により収益を得ているモバイルアプリ開発者や、ユーザー獲得を実施している広告主にとっては、これまでとは異なるアプローチにて新たな広告収益およびユーザー獲得の最適化を模索する必要があります。
特に日本では、モバイルOSにおけるiOS(iPhone)のシェアが約6.5割と多く、グローバル全体の約2.5割の約2倍以上※となっており、広告主、アドテクノロジーベンダー、アプリ開発者を含めた業界全体への影響は避けられません。そのような状況を踏まえ、本イベントの日本版では「ポストIDFA時代」をキーワードに、モバイルゲーム業界の有識者よりアプリマーケティングにおける世界の最新の取り組みをシェアしました。
※引用:StatCounter Global Stats Mobile Operating System Market Share (May 2021)https://gs.statcounter.com/
カンファレンス概要
主催者であるironSource Japan合同株式会社 ジェネラルマネージャーの峯 秀一郎氏より、コロナ禍がもたらしたモバイル市場への影響や、IDFA利用制限発表以降のデジタル広告業界の対応やデータトレンドを、ゲーム開発エンジンを提供するUnity CMO(最高マーケティング責任者)のクライヴ・ダウニー(Clive Downie)氏より変化の激しいモバイルゲーム業界における新たな機会についてお話したほか、ironSource チーフデザインオフィサーのダン・グリーンバーグ(Dan Greenberg)、Luna Labs チーフプロダクトオフィサーのアダム・スティーブンズ(Adam Stevens)氏からポストIDFA時代の広告クリエイティブ戦略や注意点について語りました。
また、基本プレイ無料やAAAのゲーム開発を得意とする注目スタートアップSavages Game StudiosのCEO(最高経営責任者)であり、世界で人気のモバイルゲーム開発ブログ&ポッドキャスト「Deconstructor of Fun」を立ち上げたMichail Katkoff氏や、多数の受賞歴を持つマルチプレイヤーオンラインバトルアリーナ『Vainglory』(ベイングローリー)で知られるSuper Evil Megacorpを含むパネルディスカッションにて、ポストIDFA時代にいかにしてゲームアプリをグロースさせるか、ユーザー獲得のためのマーケティングチームをどのように構築するかについてディスカッションを行いました。
今後の展開
ironSourceは、モバイルアプリ収益化のためのビジネス・ソリューションをグローバルで展開しています。モバイルアプリエコノミーの最先端を行くプラットフォームとして、ユーザー獲得を通じた顧客の成長、収益化、分析、広告クリエイティブの制作・管理、パブリッシング等のサポートをしており、モバイルアプリ開発者のビジネス課題に対応するための包括的で大規模な運用ソリューションを提供しています。ironSourceは今後も、さまざまな取り組みを通じて、日本のモバイルゲーム開発者が最新のグローバル業界トレンドを学べる機会を創出するとともに、モバイルゲーム業界の発展を支援してまいります。
■ironSourceについて
ironSource(アイロンソース)はモバイルアプリプラットフォームをモバイルコンテンツ制作者に提供し、アプリ事業での成功を支援しています。
アプリデベロッパーは、ironSourceのプラットフォーム上で提供する様々なソフトウェアを利用し、ユーザーの規模拡大やエンゲージメントの向上、コンテンツのマネタイズ、ビジネスパフォーマンスの分析と最適化を行うことが可能です。それにより、開発したアプリをスケーラブルなビジネスへと導き、さらなる成長を促進しています。また電気通信事業者に向けて、デバイス上で高いユーザーエンゲージメントを導くソリューションを提供しています。ユーザーに関連するアプリやレコメンドに基づいたサービスを組み込むことで、デバイスのライフサイクルを通じて、ユーザーにより豊かなデバイス体験をもたらすことができます。
アプリ事業において包括的なビジネスプラットフォームを提供することで、ironSourceの顧客、つまりアプリデベロッパーは優れたアプリやユーザー体験の提供に専念することができる一方、アプリ事業におけるビジネスの側面はironSourceがお手伝いします。詳しくは
https://www.is.com/ まで。