学校法人神奈川大学と一般社団法人横浜みなとみらい21は6月30日、横浜市の神奈川大学みなとみらいキャンパスで包括連携協定の締結式を開きました



学校法人神奈川大学(兼子 良夫理事長・学長)と、一般社団法人横浜みなとみらい21(坂和 伸賢代表理事)は、包括連携協定を締結しました。両法人の特色を生かしたパートナーシップを深め、さらなる相乗効果を生む各種事業を展開します。締結式で本学の兼子理事長・学長は「両法人の特色を生かしたパートナーシップを深め、質の高い都市環境の維持・向上を図り、活力あふれる『国際文化都市・横浜』発展の一翼を担う貢献ができればと、思いを新たにしております」とあいさつしました。坂和代表理事は「まちづくり、環境、イノベーションなど多岐にわたり活動が展開され、社会課題の解決や地域活性化に少しでも寄与できれば」と話しました。




協定概要
【目的】
みなとみらい21地区(以下、MM地区という。)は街開きから30年以上経過し、多様な企業や施設の集積により、特徴ある街並み・公共的空間を有する活力ある街が完成しつつあります。この未来型都市で地域全体のエリアマネジメントを行う一般社団法人横浜みなとみらい21と、本年4月にMM地区に新キャンパスをオープンし、MM地区全体をキャンパスと捉えた「街ごとキャンパス」構想にて、未来志向の人材養成に注力する学校法人神奈川大学は、次世代人材の育成ならびに魅力あふれる国際都市としてのMM地区のさらなる活性化を図り、社会の発展に寄与することを目的に、包括連携協定を締結します。
両法人の特色を生かしたパートナーシップを深め、さらなる相乗効果を生む各種事業を展開します。本協定の一環として、一般社団法人横浜みなとみらい21は、神奈川大学みなとみらいキャンパスの一角に、オープンイノベーションなどの活動場所を設置し、両法人の人材交流を日常化させることで、連携による活動の継続性、実効性を高めていきます。


【具体的な取組】
締結後の当面の取り組みは以下の通りです。さらに今後、両法人間で定期的に協議を重ね、次世代人材の育成やMM地区の街づくりに資する取り組みを活性化していきます。

(1) 教育全般に係る支援・協力に関すること。
MM地区内の企業と連携したインターンシップ、企業の課題解決に取り組むPBL(0Project Based Learning)、ゲストスピーカーによる講義など、学生と企業の相互理解を深める機会の創出

(2) 共同研究等の充実に係る支援・協力に関すること。
MM地区の企業間ネットワークを活用し、企業と神奈川大学の学生及び研究者との交流を促進し、共同研究等を推進

(3) 街づくり活性化に係る支援・協力に関すること。
MM地区を「街ごとキャンパス」と捉え、豊かに整備された公共空間において、学生・教員が就業者や住民と連携し、教育・研究に関する各種イベント、SDGs推進の観点から社会課題解決を目的とした実証実験等を展開
MM地区の防災・減災、危機管理の強化に向けた連携
MM地区の緑花推進や水環境向上・生物多様性の保全等、環境対策に貢献する取り組みが展開される街を目指したイベントや美化活動における連携
街が一体となった音楽活動やイベントを広く展開する「ミュージックシティ」の取り組み等での連携

(4)イノベーションのまちづくりの推進に関すること。
企業の研究開発拠点やスタートアップ企業等と連携したMM地区等の社会課題解決を図る産学連携の推進
アントレプレナー(※1)育成を目的とした公開講座の共同開催。第一段として、神奈川大学長の兼子が塾長を務める「イノベーション塾」を今年9月より開始
イノベーション創発を目的とした学生及び研究者とMM地区の企業等との交流の促進
以上の取組は本年8月以降に活動を開始する「横浜未来機構(※2)」と連携し実施
※1 アントレプレナー:事業家や起業家のこと。ゼロから事業を起こす意味合いが強く、ビジネスアイデアとテクノロジーで新しい市場を切り開く人物
※2 横浜未来機構:横浜から世界に貢献するイノベーションを生み出す環境を構築する「産学官民」の連携団体 https://yoxo.city.yokohama.lg.jp/organization/

(5) リカレント教育の推進に関すること。
神奈川大学が展開する「生涯学習・エクステンション講座」と、一般社団法人横浜みなとみらい21が展開する「みなとみらいかもめSCHOOL」が連携し、それぞれの事業の独自性を維持しながらMM地区内の就業者等をはじめとした社会人等向けの共同教育講座の開催
※リカレント教育:社会人になってからも、学校などの教育機関に戻り、学習し、また社会へ出ていくということを生涯続けることができる教育システム

(6) MICE事業の推進・協力に関すること。
MM地区への来街者の回遊性を高める施策の共同開発
MICE関連イベントにおいて、国内外の方々のコミュニケーション促進を狙い、神奈川大学の教員又は学生が通訳ボランティアとして参画
※MICE:Meeting(会議・研修・セミナー)、Incentive tour(報奨・招待旅行)、Convention/Conference(大会・学会・国際会議)、Exhibition/Event(展示会・見本市、イベント)などの頭文字のことで、多くの集客交流が見込まれるイベントの総称

【お問い合わせ先】
神奈川大学 社会連携センター  市川・栗山 ☎ 045-664-3710
横浜みなとみらい21 企画調整部  古木・大橋 ☎ 045-682-4404




▼本件に関する問い合わせ先
広報部
TEL:045-481-5661


【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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組織名
神奈川大学
ホームページ
https://www.kanagawa-u.ac.jp/
代表者
小熊 誠
上場
非上場
所在地
〒221-8686 神奈川県横浜市神奈川区六角橋3-27-1

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