新しいレポートでは、水使用量と温室効果ガス排出量を2030年までに50%、2050年までに100%削減するための進捗を強調
※本資料は、エコラボ米国本社が2021年6月8日(現地時間)に発表したニュースリリースを翻訳したものです。英語原文と翻訳の内容・解釈が異なる場合には原文が優先します。
水、衛生、感染防止のソリューションとサービスの世界的リーダーであるエコラボは、「Partners for Greater Purpose: Leading in a Changing World(より大きな目標に向けて共に取り組むパートナー:変化する世界をリードする)」と題した「2020年コーポレートサステナビリティレポート」(https://www.ecolab.com/CSR)を発表しました。本レポートでは、「2030 Impact Goals」(https://www.ecolab.com/corporate-responsibility/2030-impact-goals)に向けたエコラボの進捗状況と、環境面およびオペレーション面での成果を促進させるための大手企業との取り組みに焦点を当てています。
エコラボの社長兼CEOであるChristophe Beckは、「常に進化し続けるこの世界では、企業はより高い回復力と責任を念頭に置いて事業を行う必要があります。エコラボの最新のサステナビリティレポートは、お客さまやコミュニティとのパートナーシップから自社の事業運営方法に至るまで、サステナビリティが当社のすべての活動にいかに組み込まれているかを示しています」と述べています。
2020年、エコラボはお客さまを次のように支援しました。
- 7億1,200万人が必要とする飲料水に相当する2,060億ガロンの水を節約
- 13億人に安全な食品を提供
- 660億人の手を清潔にする
- 180万人を感染症から守る
- 350万トンの温室効果ガス排出を防ぐ
本レポートでは、水、エネルギー、温室効果ガス排出量、廃棄物、コストを削減しながらオペレーション効率を向上させるためにエコラボと共に取り組むお客さまの事例を紹介しています。注目すべき事例は以下の通りです。
- 世界的なホテル企業であるWyndhamは、エコラボと提携して年間1億6,000万ガロンの水を節約しました
- インドを拠点とする鉄鋼会社Tata Steelは、鉄鋼の生産プロセスの効率を高め、原材料の使用量を削減しました
- ミネソタ州のGillette Children's Hospitalは、エコラボの手指衛生プログラムを通じて衛生のコンプライアンスを向上させました
- インドネシアを拠点とする石油化学会社Chandra Asriは、水とエネルギーの使用、廃棄物の生成や温室効果ガスの排出を削減し、450万ドルを削減しました