東京都市大学の津村耕司准教授らによる観測提案がNASA(アメリカ航空宇宙局)のジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の第1期観測に採択 -- 「宇宙の明るさ」を高精度で観測



 東京都市大学(東京都世田谷区、学長:三木千壽)理工学部自然科学科の津村耕司准教授(総合研究所宇宙科学研究センター長)が代表を務める研究グループが提案した天文観測計画がこのたび、アメリカ航空宇宙局(NASA)が中心となって開発している次世代大型宇宙望遠鏡「ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(以下、JWST)」の第1期観測(Cycle-1)に採択された。津村准教授らは、「宇宙の明るさ」を特殊な方法で観測することを提案。これにより、星形成の歴史を探ることができると期待される。JWSTは今年10月打ち上げ予定。






 JWSTは、口径6.5mの巨大な宇宙望遠鏡で、天文学の世界で数々の大発見をしてきたハッブル宇宙望遠鏡の後継機とされるもの。JWSTが無事に打ち上げられ、観測が開始されれば、人類の宇宙に対する理解を大幅に進歩させる数々の大発見がなされると期待されている。
 JWSTでの観測機会を獲得するため、世界中の天文学者が観測提案を提出したなか、津村准教授らの提案した''Absolute Brightness Measurement of the Extragalactic Background Light Using Galilean Satellites Eclipse Occultations'' (GO 2134)は高い評価を受け、第1期観測(Cycle-1)の一つとして採択された。
 同准教授らの提案は、「宇宙の明るさ(専門的には「宇宙赤外線背景放射」という)」を、特殊な方法で観測するというもの。「宇宙の明るさ」を観測するにおいて、最大の障壁は手前の「太陽系の明るさ(専門的には「黄道光」という)」が明るすぎ、高精度な観測が困難だという点にある。そこで、「ガリレオ衛星食」という天文現象を巧みに利用した特殊な観測を行うことで、手前の「太陽系の明るさ」の影響を受けない史上初の「宇宙の明るさ」の検出を試みる。「宇宙の明るさ」を高精度で観測することで、宇宙の歴史においてまだ人類が知らない星形成の歴史を探ることができる可能性があると考えられる。
 この観測を成功させることで、人類の宇宙に対する理解をさらに一歩前進させられることが期待される。


・NASAによる発表
https://www.stsci.edu/contents/news/jwst/2021/stsci-announces-the-jwst-cycle-1-general-observer-program (英語)

・採択された観測提案
https://www.stsci.edu/jwst/science-execution/program-information?id=2134 (英語)




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メール:toshidai-pr@tcu.ac.jp


【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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