研究者と来場者が一緒に「未来」をつくるアクティブラボ     『 知脳を○○する-脳をみて、脳をつくる研究者たち』

乃村工藝社が成果発信と来場参加の仕組みづくりを総合支援・技術協力

日本科学未来館ビジョナリーラボ第2期展示 「知脳を○○(まるまる)する-脳をみて、脳をつくる研究者たち」は、東京大学国際高等研究所ニューロインテリジェンス国際研究機構(略称:IRCN)の研究成果を世界に発信する空間です。
IRCNと未来館、乃村工藝社の協働で企画制作し、“展示だけではない、研究者と来場者が一緒に未来をつくるアクティブラボ”を目指しています。

今回の展示では、「知脳=ニューロインテリジェンス」というヒト脳とAIの研究を融合させ、究極の問い「知性とは何か」に迫る研究者たちの現在進行形を示すものです。普段、暮らしの中でなかなか接することのない基礎研究を展示化する新たな試みです。「知脳」研究のデータ収集に来場者も参加し、そのデータが示す結果について意見を述べ、共に「知脳」という概念をつくるコミュニティの形成を目指しています。

乃村工藝社は今回の展示にあたり、研究者のワークショップから全体ビジョンの整理、展示の企画、設計、デザイン、施工といった総合的な支援および技術協力(アウトリーチのための”ノムラメソッド”活用※)をおこなっています。

【当社の主な担当内容】
●ビジョンの『見える化』
研究結果を展示するにあたり、展示企画のみならずIRCN組織のビジョンを見える化するため、ワークショップを実施しました。全く分野の異なる研究者が一同に会し、オンラインも活用しながら展示要件の整理をおこないました。20~30名の研究者が十数回に渡るワークショップに参加し、ビジョンをブラッシュアップ、共有することでより明確なビジョンの構築ができました。

●研究の『体験展示化』
今回の展示では、通常研究室でおこなわれる各種の治験や実験を展示の中で「体験化」します。
人間の脳に特有の“予測する”という性質が引き起こす「錯視体験」や、箱をいろいろなものに見立てる「映像体験」、AI ピアノを通して弾きぐせを一瞬で解析して自分らしい演奏を再現する「音楽体験」など、普段意識することのない自分の「脳」の驚くべき力について実感できる展示を制作しました。

●知脳の『社会実装化』
「社会実装」とは、実際に社会で使われる有用な商品やサービスや活動へ組込んでいくアプローチのことです。
今回の例ではAI とファッションデザイナーがコラボレーションした実物のドレスや、新しいAI 技術を使った「AIと予測するゲーム」など、AIと人間社会の未来の関係性を体感できるアプローチを試みています。


【乃村工藝社 当プロジェクト主要メンバー】
統括ディレクション:渡邉 創
展示企画・構成:阿部 麗実、深尾 望
空間及び体験デザイン:鈴木 敦、堀越 さやか
設計:(株)ノムラデュオ 飯田 信行、田島 凌
制作・施工:(株)ノムラデュオ 丹保 良一、今泉 良成、原直瑠
プロジェクトマネジメント:武田 博宣、新井 智、榎本 俊


※アウトリーチのための“ノムラメソッド”について
展示づくりの企画・制作で培ったノウハウや経験値を活かし、先端研究の成果やそのプロセスを、より広く、より深く、より多くのひとへ、伝え、共有してもらうための先端研究のアウトリーチのための“メソッド”を体系化することが今回のプロジェクトの大きなミッションでした。

“ノムラメソッド”と名付けたこの実践プロセスの特徴は、❶インナーコミュニケーションの活性化 ❷先端研究の目的や意義の共有化 ❸アウトリーチ活動を通してのコミュニティ形成 ❹コミュニティでのデータ収集を含めた協働、によるスパイラルアップです。

❶ インナーコミュニケーションの活性化
研究のビジョンを研究者がワークショップを通じて再認識、再定義することこそがインナーコミュニケーションの活性化になります。
外向きに自分たちが何者か、自分たちが何を目的に研究しているのかを真剣に発信することで、漠然としていた研究目的を明確化していくことになります。今回この過程は組織の長たる機構長への各研究者の期待感の整理とも言えました。

❷ 先端研究の目的や意義の共有化
この過程でも多くのワークショップを重ねます。今回は若手研究者の思いをベースにIRCNとは何かを機構長へ問いかけました。機構長もその思いを受け止めて、IRCNの目的をより踏み込んだ、明確な言葉として発信していただけるようになったことが大きな成果となりました。そして、「❸アウトリーチ活動を通してのコミュニティ形成」を今回の目的と整理できたことも重要なステップでした。

❸ アウトリーチ活動を通してのコミュニティ形成
ビジョナリ―ラボ展示の大きな特徴は、展示内部でおこなわれる公開実験を通しての研究参加です。来場者には現在進行形の研究に治験者として参加して、より深い興味喚起へつなげ、未来の研究者へ思いをつないでいきます。

❹ コミュニティでのデータ収集を含めた協働によるスパイラルアップ
このステージはこれからおこなわれる未来館「ビジョナリ―ラボ」での活動と発信、およびデータ収集になります。社会貢献できる研究成果になるように、より多くコミュニティに参加いただける方が増えることを期待しています。

本件に関するお問合わせ先
株式会社乃村工藝社 ビジネスプロデュース本部 広報部 山崎
TEL:03 -5962 -4361 MAIL:prs@nomura-g.jp

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この企業の情報

組織名
株式会社乃村工藝社
ホームページ
http://www.nomurakougei.co.jp/
代表者
榎本 修次
資本金
649,700 万円
上場
東証1部
所在地
〒135-8622 東京都港区台場2丁目3番4号
連絡先
03-5962-1171

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