金沢大学ではこのたび、事務室のフリーアドレス化を実現した。これは、働き方改革と感染症対策を念頭に若手事務職員が企画したもの。感染症対策を意識したデスク配置を取り入れ、部署をまたいだ打合せなどの業務を効率化した。なお、国立大学法人における事務室のフリーアドレス化は初めて(金沢大学調べ)となる。
フリーアドレスとは、座席位置の固定をなくし,そのときの業務に合わせて自由に座席位置を変化させること。「コロナ禍でもコミュニケーションを活性化したい」「テレワークをもっとやりやすくしたい」といった発想をきっかけに、若手事務職員自らが企画・立案し、実現した。
さらに、金沢大学では電子決裁を導入。書類の印刷を大幅に削減し、従来から取り組んでいるペーパーレス化をより強く推進することで、テレワークで対応可能な業務範囲を広げるとともに、経費の削減、環境負荷の低減にも寄与することが期待される。
同大はこれからも、既成概念に捉われることなく、柔軟な考え方で教育研究のサポートに取り組んでいくとしている。
なお、フリーアドレス化の様子については、動画でも公開している。
●【若手職員チャレンジ】はじめての「フリーアドレス化」#1 ドラマ編
https://www.youtube.com/watch?v=N-iZf8OAeCM
●【若手職員チャレンジ】はじめての「フリーアドレス化」#2 リポート編
https://www.youtube.com/watch?v=HsnklX7Lp9E
監督・編集:KSPS(金沢大学学生プロモーションスタッフ)
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