学校法人東洋大学(東京都文京区/理事長:安齋隆)は、2021年3月9日(火)、和歌山県紀の川市(市長:中村愼司)および株式会社和環(和歌山県和歌山市/代表取締役社長:土屋典子)と、熱中症対策商品の開発による地域産業の創出を目指す「地域産業創出に向けた連携協定」を締結しました。
東洋大学 生体医工学研究センター(センター長:加藤和則)は、果樹に含まれる成分の有効活用について研究を進めており、全国有数の果樹産地である同市との協力を模索し、2021年2月9日(火)に紀の川市と「紀の川市と学校法人東洋大学との包括連携に関する協定」を締結しました。
この協定に基づく具体的な連携事業として、熱中症対策商品の開発による地域産業の創出事業を開始することに伴い、このたび、「地域産業創出に向けた連携協定」を締結しました。
本協定に基づき、株式会社和環と熱中症対策商品の共同開発を進めるとともに、紀の川市と幅広い協力関係の基盤を構築することにより、豊かで活力ある地域社会の形成と発展への貢献や、教育・研究の振興及び人材の育成につながることが期待されます。
「地域産業創出に向けた連携協定」の主な内容は次の通りです。
(1)熱中症対策成分の効果実証研究に関すること。
(2)熱中症対策成分を含む加工商品の開発支援に関すること。
(3)創出商品による販売スキーム開発に関すること。
(4)モデル事業に関する情報発信や多様な関係者とのネットワーク構築に関すること。
なお、本協定は、新型コロナウイルス感染防止の観点から対面での調印式は執り行わず、学校法人東洋大学 理事長 安齋隆、紀の川市 市長 中村愼司、株式会社和環 代表取締役社長 土屋典子の三者による書面交換により締結しました。
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