三井不動産株式会社(本社:東京都中央区 代表取締役社長:菰田正信、以下「三井不動産」)は、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(以下、「JAXA」)と連携・協力して、日本企業と海外企業との宇宙領域における連携推進や、非宇宙領域からの宇宙領域参入促進等を目的としたグローバルビジネスマッチングプログラム「X-NIHONBASHI Global Hub」を開始します。
本プログラムは、三井不動産として、「JAXA宇宙イノベーションパートナーシップ(J-SPARC)プログラム」における共創活動(2021年2月15日付リリース)の一環である「マッチング機会の提供」の第一号案件であり、三井不動産にとっては街づくりを通じた宇宙関連領域におけるビジネス活性化促進プロジェクト「X-NIHONBASHI(クロス・ニホンバシ)」と位置づけるものです。
X-NIHONBASHI Global Hub 概念図
本プログラムでは、2021年の活動として、世界的に著名なアメリカ航空宇宙局エイムズ研究
センター(以下、NASA Ames)と協同し、年間を通してプログラムを共創します。
米国コロラド州で開催される世界最大級の宇宙ビジネス商談会であるSpace Symposiumに合わせ、日米企業間のリアルマッチングイベントをカリフォルニア州NASA Amesの拠点で、NASA Ames、JAXA、X-NIHONBASHI(三井不動産)で共催(2021年8月開催予定)します。加えて、日本橋におけるプレイベントやアフターイベントを組み合わせ、年間を通して一連のプログラムとして開催することで、良質かつ効果的な機会を共創、江戸時代に五街道の起
点であった日本橋から、世界と繋がるビジネスマッチングプログラムを提供します。
X-NIHONBASHI Global Hub’21 メインビジュアル
■X-NIHONBASHI Global Hub’21 プログラム概要
✓1st event B2B Forum for space innovation Kickoff Session
・開催時期 2021年3月5日(金)9:00-11:00
・開催方法 オンライン(英→日同時通訳付)
・内 容
「宇宙ビジネス業界における日米連携の未来」をメインテーマに掲げ、日本のグローバルアナリストによる宇宙ビジネスにおける日米市場の現状、グローバルパートナーシップ可能性についてのインプットセッションや、日米連携を経験している日米両国の企業、国際経験豊富なNASAおよびJAXAの登壇者をお迎えし、プレゼンテーション、ディスカッションを行います。
成功や苦労した事例、案件締結までの具体的なプロセス、その中で学んだポイント、今後の日米連携発展に向けた展望等について、経験者ならではの視点を深堀り、日米宇宙連携の今を理解頂けるコンテンツを提供します。
・申込URL
https://www.x-nihonbashi.com/event-info/b2b-forum-for-space-innovation-kickoff-session
✓2nd event Global Partnerships
・開催時期 2021年4月16日(金)18:00-21:00
・開催方法 日本橋におけるリアルFace to Faceイベント
・開催場所 COREDO室町テラス3階 室町三井ホール&カンファレンス
・内 容
宇宙開発や、海外市場を含む宇宙ビジネスへの参画を検討している日本企業向けに、宇宙ビジネスの最新ホットトピックにおける、米国を中心としたグローバルパートナーシップの現状について考察します。NASA、JAXAをはじめ、既に米国へ進出している日本有数のベンチャー企業をお招きし、宇宙ビジネスへの新規参入や海外市場への大きな足掛かりとなるコンテンツを提供します。
合わせてリアルネットワーキングを予定しています。
✓3rd event B2B Forum for space innovation
・開催時期 2021年8月(予定)
・開催方法 米国カリフォルニア州NASA Ames Research CenterにおけるリアルFace to Faceイベント
・内 容
カリフォルニア州NASA Amesの拠点でのエクスクルーシブな日米企業のリアルFace to Faceイベントを、世界最大級の宇宙ビジネス商談会であるSpace Symposiumに合わせて開催。
主要な海外宇宙プレイヤーと一度にマッチングできる機会を提供します。
✓4th event Global Partnerships Success Stories
・開催時期 2021年12月(予定)
・開催方法 日本橋におけるリアルFace to Faceイベント(室町三井ホール&カンファレンス)
・内 容
新たに宇宙業界に参入した企業やグローバルマッチングを実現した企業にフォーカスし、成功要因を考察します。加えて8月に実施するNASA AmesでのリアルFace to FaceイベントとSpace Symposiumの総括を通し21年の宇宙ビジネスを俯瞰できるコンテンツを提供します。
合わせてリアルネットワーキングを予定しています。
※いずれも現時点での予定であり、新型コロナ感染症等の影響により、内容、時期は変更となる場合がございます。
■X-NIHONBASHI
「X-NIHONBASHI」は、日本橋の街において、三井不動産が推進する、「場」の提供と「機会」の創出を通じて宇宙関連領域のビジネス拡大に貢献し、そこに集まる産・学・官の多様なプレイヤーとの共創活動を推進することで、地上においてもイノベーションを起こしていくという一連のプロジェクトです。
三井不動産は「日本橋再生計画第3ステージ」における戦略カテゴリーである「宇宙」領域の取組を進める中で、2020年12月に宇宙ビジネスを促進する新たな「場」、共創や情報発信の拠点として、日本橋三井タワーに「X-NIHONBASHI TOWER」を開設し、「X-NIHONBASHI」を本格的に始動させました。さらに、本プログラム「X-NIHONBASHI Global Hub」を「X-NIHONBASHI」の一環と位置付け、「機会」創出における象徴的な事業の一つとして推進します。
X-NIHONBASHIプロジェクト 概略図
■JAXA宇宙イノベーションパートナーシップ(J-SPARC)プログラム
「JAXA宇宙イノベーションパートナーシップ(J-SPARC)」とは、宇宙ビジネスを目指す民間事業者等とJAXAとの対話から始まり、事業化に向けた双方のコミットメントを得て、共同で事業コンセプト検討や出口志向の技術開発・実証等を行い、新しい事業を創出するプログラムです。2018年5月から始動し、新規マーケット創出活動や異分野糾合のための場づくりなど、事業化促進に資する活動を含めて約20のプロジェクトを現在進めています。
J-SPARC 公式ウェブサイト https://aerospacebiz.jaxa.jp/solution/j-sparc/
■三井不動産グループのSDGsへの貢献について
三井不動産グループは、「共生・共存」「多様な価値観の連繋」「持続可能な社会の実現」の理念のもと、人と地球がともに豊かになる社会を目指し、環境(E)・社会(S)・ガバナンス(G)を意識した事業推進、すなわちESG経営を推進しております。当社グループのESG経営をさらに加速させていくことで、日本政府が提唱する「Society 5.0」の実現や、「SDGs」の達成に大きく貢献できるものと考えています。
*なお、本リリースの取り組みは、SDGs(持続可能な開発目標)における2つの目標に貢献しています。
https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/esg_csr/
目標9 産業と技術革新の基盤をつくろう
目標17 パートナーシップで目標を達成しよう
ご参考資料のご案内「X-NIHONBASHI Project Book」
以下よりPDFデータをダウンロードくださいませ。
http://www.x-nihonbashi.com/pdf/X-NIHONBASHI_book_202012.pdf