日本チーズアートフロマジェ協会との共催オンラインセミナーを開催
コンテチーズ生産者協会(CIGC:フランス、ポリニー市)は、9月10日(木)、日本でのプロモーション活動の一環として、日本チーズアートフロマジェ協会との共催で
「チーズアートで伝えるコンテチーズの魅力」と題したオンラインセミナーを計50名の消費者やフロマジェ(チーズの専門家)を対象に開催しました。
講師は、日本チーズアートフロマジェ協会、副理事長、
村瀬美幸氏。世界最優秀フロマジェコンクール2013で優勝に輝いた実力者です。
「コンテ」は、フランスを代表する熟成ハードチーズ。ナッツや柑橘系フルーツなど、熟成期間や季節等によってひとつひとつ異なる限りなく豊かな風味が特長です。そのまま食べて美味しいコンテですが、セミナーでは、より美味しく食べるためのチーズアートを駆使した美しいプラトー作り、そしてコンテならではの濃厚チーズトーストを紹介しました。
村瀬氏がコンテについて説明した後、下記の2種類のコンテの比較テイスティングを行いました。
2019年10月製造
約1年前に作られたコンテ。ミルク感が残り、塩味は穏やかで、芋や栗のようなほくほく感があり、口の中でなめらかに溶けます。
2019年3月製造
約1年半前に作られたコンテ。しゃりしゃりとしたアミノ酸の結晶を感じ、噛み応えがあり、香ばしく味わい深いコンテです。
そしてコンテのチーズプラトー2種の実演を行いました。トマトや葡萄、ナッツやハーブ、ドライフルーツなどコンテと相性の良い副食材を綺麗に盛り付け、食欲をそそる美しいプレートが完成しました。
次にコンテのチーズトースト2種を紹介しました。
1.コンテのチーズトースト、胡桃、蜂蜜トッピング
香ばしいコンテと胡桃の風味が良く合います。また蜂蜜の甘味とコンテの塩味が飽きのこないバゲットで作るチーズトーストです。おやつにもお薦め。
2.コンテのチーズトースト、ハム&マッシュルーム
ポイントはパンとハムの間にコンテを挟むこと。そうすることでハムがパンに接着し食べやすくなります。さらにコンテをたっぷり乗せマッシュルームもトッピングして焼くことで濃厚な旨味を感じる一品になりました。
村瀬氏は「コンテは、朝食やランチ、お酒のおつまみにと様々なシチュエーションで召し上がっていただけるチーズです。飲み物も、スパークリングワインや木樽熟成した白ワイン、コクのある日本酒などの他、ほうじ茶、煎茶、アイスティー、コーヒーなど色々なものと合うので、ご自身のお好みで楽しんでみてください。」とコメントしました。
コンテチーズ生産者協会は、より多くの日本の皆さんにコンテの美味しさを知っていただくため、今後もこのようなオンラインセミナーや協会公式のFacebookやInstagramなどを通じて、コンテやコンテのチーズトーストをアピールしてゆきます。
「コンテ」は、フランス東部、フランシュ・コンテ地方で職人が丹精をこめて作っている熟成ハードチーズ。添加物を一切使わない、自然そのままの味わいと豊かな風味が魅力で、フランス産AOP(原産地呼称保護)チーズの中で最大の生産量を誇ります。フランスでは朝食からおやつ、料理やワインのおつまみにと、子供から大人まで広く親しまれており、日本でもチーズ愛好家の間で大変人気があります。
- 本件に関するお問合わせ先
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コンテチーズ生産者協会 日本連絡事務所
株式会社 旭エージェンシー内
info@comte.jp